goo blog サービス終了のお知らせ 

EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

PLATINUM BEST EL&P その2

2024-10-31 16:44:13 | EL&Pのベスト盤等
PLATINUM BEST EL&P その2

プラチナムベスト2CDの収録曲ですが、
アルバムリリース順に収録されているのは、
収録曲リストをみるとわかります。

但し、これまでの似たようなベストと異なるのは、
オリジナルアルバムに収録されている曲の順序を変更せずに、
収録されているというのがあります。

[Disc1]

1.未開人[4:31]
2.石をとれ[12:30]
3.ナイフ・エッジ[5:08]
4.ラッキー・マン[4:40]

5.噴火(エマーソン、レイク&パーマー)/ストーンズ・オブ・イヤーズ(エマーソン、レイク&パーマー)/アイコノクラスト(エマーソン、レイク&パーマー)/ミサ聖祭(エマーソン、レイク&パーマー)/マンティコア(エマーソン、レイク&パーマー)/戦場(エマーソン、レイク&パーマー)/アクアタルカス(エマーソン、レイク&パーマー)[20:42]

6.プロムナード(エマーソン、レイク&パーマー)/バーバ・ヤーガの小屋(エマーソン、レイク&パーマー)/バーバ・ヤーガの呪い(エマーソン、レイク&パーマー)/バーバ・ヤーガの小屋(エマーソン、レイク&パーマー)/キエフの大門(エマーソン、レイク&パーマー)/ジ・エンド(エマーソン、レイク&パーマー)[14:38]

[Disc2]

1.ホウダウン[3:45]
2.トリロジー[8:50]
3.聖地エルサレム[2:47]
4.スティル…ユー・ターン・ミー・オン[2:55]

5.第1印象(エマーソン、レイク&パーマー)/第2印象(エマーソン、レイク&パーマー)/第3印象(エマーソン、レイク&パーマー)[29:48]

6.庶民のファンファーレ[9:44]
7.海賊[13:21]
8.夢みるクリスマス[3:21]
9.キャナリオ[3:58]

EL&PのベストCDがリリースされる時に、
ほぼ、例外なく、グレッグ・レイクの「夢見るクリスマス」が、
CDの最後とか途中に収録される場合が多いのですが、
このCDにおいても、DISC2の最後から2番目に、
収録されていました。

「夢見るクリスマス」には、
このブログでも取り上げているように、
本人歌唱でも様々なヴァージョンがあります。

そして、
ベストCDに収録するに際して、
多くの場合、シングルレコードとして、
最初にリリースされたヴァージョンを用いているケースがほとんどです。

と・こ・ろが、

このプレミアムベスト2CDに収録されていたのは、
「作品第二番」に収録されていたヴァージョンでした。

「だから、どうした!」

と言われる方もいるのでしょうが、
この「作品第二番」に収録されていたヴァージョンを収録することにより、
「レディーズ&ジェントルメン」と「ELP・イン・コンサート」以外の、
70年代の全てのアルバムの曲のどれかを、
アルバムリリース順とアルバム収録順を踏まえて制作し、
前例のないベスト2CDが出来上がった事になるわけです。

これは、3CDにしたら、
「ピアノ・インプロヴィゼイション」と「ピーター・ガン」
に、90年代のアルバム収録曲を加えると、
さらに申し分のないベストCDと言えるかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

BLACK MOON ロング・ボックス(トールケース)入り

2024-10-28 14:31:20 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
BLACK   MOON ロング・ボックス(トールケース)入り

10年ぐらい前に少し書いたのですが、
このロング・ボックスに入ったCDを、
1989年に2タイトルほど埼玉県の書店で入手した事がありました。

1つは、当時、EL&Pでは、唯一のベストアルバムとして発売されていた、
「ベスト・オブ・EL&P」。

このブログで数度取り上げている、
浮世絵ジャケットのアルバムですね。

もう1つは、ジョン・ウェットンの、

「KINGS ROAD 1972-1980」。

というタイトルのベストCDでした。
これはアナログ盤も出ていたようです。

この2つのロング・ボックスは、
引っ越しの際に、
捨てずに秋田まで運ぶことができたのですが、
知らないうちに亡き父に廃棄されておりました。



正面
バンド名の色は米国盤のCDジャケット



裏面



シュリンク上シール



別室でよくやっている、
CDケースとの比較からおおよその大きさをみる

このロング・ボックスですが、
LPからCDへ移行する端境期に、
LPを陳列していた棚(箱)をそのままにして、
CDを陳列して販売するために、
米国等の海外で制作されていたもののようです。

ロング・ボックスそのものは、
日本製のものというのは、
ほとんど存在していないと思われます。

箱を触った感じですが、
ペラ紙ではないにせよ、
薄目の紙製なので、
重ねて置いたりするとつぶれやすいモノだと思います。

デジパックの大型の品物とかが、
外見上は似ていますが、
似て非なる品物ですね。



ボックス上部



ボックス側面



ボックス下部

結局、EL&Pのロング・ボックスは、
一つも手元に無くなった状態だったのですが、
2年くらい前に、
ロング・ボックス未開封の品物が、
ヤフオクに出品されておりましたので、
札を入れて入手できました。

LPジャケットで見かける、
ドリルホールもしっかりとありました。



ドリルホール部
穴あけ時に発生した粉末がシュリンク内に付着

この「BLACK   MOON」のロング・ボックスの箱のみが、
出品されているのさえ見た事がなかったので、
「BLACK   MOON」のリリース時には、
まだ、ロング・ボックスが制作されていたのだという事がわかったわけです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「Toyah」が歌う「I Believe in Father Christmas」について

2024-10-24 15:20:17 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
「Toyah」が歌う「I Believe in Father Christmas」について

「Toyah」が歌う「I Believe in Father Christmas」に関しては、
YouTubeでも聴くことができると思います。

ただ、このブログでは、できるだけ商品化されたモノを取り上げたいと思っているので、「I Believe in Father Christmas」が収録されているアルバムをずっと探していたのですが、現時点で、
発見する事ができているのは2種類ほどになります。

但し、いずれの中古盤も安価ではありません。

1つは、

「Live & More」

というタイトルですね。
これはオフィシャルな製品かはわかりかねます。



ジャケット(通販サイトより)

もう1つは、
良く知られているタイトルかも知れませんが、

「MAYHEM」

こちらの方は、1985年の作品のようです。



ジャケット(通販サイトより)

これに加えて、
2012年には「I Believe in Father Christmas」のシングルレコードが、
英国で発売されていたようです。

(このシングルレコードに関しては、
10年ちょっと前のリリースだったわけですが、
全く調べが足りませんでしたね。
父が末期ガンで自宅療養していた時期なので、
それどころではなかったとも言えますが。)



ジャケット(通販サイトより)

この「I Believe in Father Christmas」のシングルレコードですが、
リイシュー盤が発売される事になったようで、
先月末に英国でプレオーダーが始まっており、
12月6日に発売予定との事。



ジャケット(オフィシャルサイトより頂戴しました)
オリジナルジャケットと表情が異なっています
カラーヴァイナルのようです

これに加えて、「Love Is The Law」というリイシューアルバムが、
アナログ盤とCDで、       
「Cherry Red」から11月8日に再リリース予定なのですが、
CDの方は、「2CD+DVD」という仕様で、
DISC2の1曲目に「I Believe in Father Christmas」が収録されるようですね。

あまり高くなければ、
今回のシングルレコードのリイシュー盤を入手してみたいと思っています。

現時点で「Toyah」のオフィシャルサイトや、
「Cherry Red」で注文できるようですが、
大手通販サイトでは、今のところ発見できませんでした。

ご縁があれば、手元にくる事もあるかと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

UNIVERSALA ALBUMO KOLIZIO(コリズィオ)

2024-10-22 16:27:49 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
UNIVERSALA ALBUMO   KOLIZIO(コリズィオ)

1ケ月ほど更新できませんでした。

この間、否応なしに忙しくなる事態が勃発しまして、
10月の初めに一週間ほど勤務先からお休みを頂戴しました。

時々このブログに出てきた母の突然の他界です。

まだまだ、やるべき事は終わっていないのですが、
私の生存報告もかねて、
少しだけ書いてみたいと思います。

この「UNIVERSALA ALBUMO」のCD、
国内盤は出ていないようなのですが、
通販サイトでは、
アルバムタイトルを、

「ユニバーサル・アルバム」

と称しています。



デジパックジャケット表側

今年の7月にリリースされた、
フィンランドのブラスアンサンブル「KOLIZIO(コリズィオ)」によるアルバムです。

通販サイトでは、
ウニオンさんも含めて、
キングインターナショナルによる紹介が、
掲載されており、

メンバー6人と担当楽器は、

ユッカ・エスコラ(トランペット、フリューゲルホルン)
パシ・ピリネン(トランペット、フリューゲルホルン)
アンッティ・リッサネン(トロンボーン)
ヴァルッテリ・マルムヴィルタ(トロンボーン)
ユッカ・ミュリュス(バリトン・ホルン)
セルジオ・カロリーノ(テューバ)

となっています。

コピペしただけで、
誰がどうだとかは、
全くわからないのですけどね。

収録曲は、全10曲で、
その中に、「Fanfare For The Common Man」

が収録されており、
それだけであれば、
コープランドの曲を演奏したのであろうという事になるのでしょうが、
ジャケットを見てみると、
どうやら、EL&Pの演奏したヴァージョンを編曲して演奏しているような記載がありました。



デジパックジャケット裏側
収録曲記載

確かに聴いてみると、
冒頭のファンファーレの後に演奏される、
反復するメロディーを踏襲したような演奏になっていました。

キースのソロのところとかは、
同様のメロディーを奏でているわけではありませんが、
同様でないところがキース精神(?)の踏襲なのかも知れません。

クラシックの演奏者とか、
ジャズの演奏者とか、
「タルカス」を演奏してアルバムに収録したのは、
このブログでもいくつか取り上げてきておりますが、
「Fanfare For The Common Man」をこのような形で、
取り上げてアルバムに収録するというのは、
あまり聞いた事がありません。

その点においては、
かなり新鮮味がありましたね。

(私が知らないだけかも知れませんけど。)

サイトの説明によると、
このブラスアンサンブルは、

「クラシカルの伝統とジャズ音楽を統合することにより、新しい視点からのブラス演奏を創ることをめざして結成されました。
「ベートーヴェンとブルックナーを織りまぜ、ジャズの即興で飾りつける。ビーチボーイズの『古典』をシベリウスと同化させる」

とあります。

この説明からすると、
織り交ぜて飾り付けて演奏するのが、
このブラスアンサンブルの目的の1つでもあるようなので、
EL&Pが編曲した音楽に惹かれたという事が、
アルバム収録の理由だと思われます。

他の収録曲もどこかで耳にしたような音が多くありました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。