EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

6枚組ボックスの1枚目を好意的にとらえる

2014-05-31 15:49:54 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
6枚組ボックスの1枚目を
好意的にとらえる



ELPマークのPの下部が見えない
ジャケットオリジナルデザインの上部もややカットされています



底の方に少し見えた

6枚組ボックスに関してのとらえ方は、
人それぞれだと思います。

当初、私は、
オリジナルジャケットの観音開きの再現が、
何らかの形で為されているのではないかと、
期待していたのですが、
それは全く見あたりませんでした。

ボックスと言っても、重箱仕様ではなく、横入れ仕様。

アナログ盤を収納している見開きジャケットは、
内ジャケットの向かって右側に、
4枚のCD紙ジャケットを入れるポケットのようなものがついています。

これはプロモ映像で見る事ができます。

アナログジャケットサイズのカラーブックレットは、
見開きジャケットからは別個に独立しています。

外箱か収納物のどれか(CD紙ジャケット、LPジャケット)に、
観音開き仕様を施すのかと思っておりましたが、
それもありませんでした。

「観音開きなくして、頭脳改革なし!」

と言いたいところですが、

考えてみれば、日本のファンにとっては、
ビクターエンタテイメントさんが、何度も紙ジャケットCDで再現してくださっているので、
そんなにコダワルものではないかも知れませんし、
他国の紙ジャケットに同じものを望んでも、
逆にクォリティが落ちたりする事もあるでしょうね。

CD1枚目の内容は、
アルバムオリジナルヴァージョンで、
誰もが良く知っている音が入っています。

では、このCD1枚目の紙ジャケットをどうとらえるかというと、

頭脳改革のアナログ盤時代は、
日本以外の国では、年月を経るにつれて、
観音開き仕様が、普通のシングルジャケットに変化していった流れがあるわけです。

そのシングルジャケットの復刻だと考えれば、

「頭脳改革アナログ盤、シングルジャケットヴァージョン」、
ミニチュア復刻!世界初!

となるわけですね。

そう解釈すると、これはこれで、新たなる試みとして為された事かも知れません。

(ま、単なるコジツケではあります。)

以上。

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WORKS Volume1 1996年 castle盤

2014-05-30 17:44:21 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
WORKS Volume1
1996年 castle盤



ジャケットブックレット
ワークスのプラケースのジャケットは、
Volume1やELPマークの位置が、
アナログ盤ジャケットと異なるものもあります
これもその一つ


このシリーズの変遷を追ってきているわけですが、

「Ladies and Gentlemen 」で先行きが危ぶまれた感じがありました。

「WORKS Volume1」の場合、アナログ盤2枚組が、
そのままCD盤2枚組になるわけですが、
CD盤に、内ジャケットの写真を用いたりすると、
3人の写真を凝縮して詰め込んだりしなくてはいけなくなります。

しかし、そのような積極果敢なチャレンジは全くなくて、
大雑把に見ると、
「Ladies and Gentlemen 」のCD盤と何ら変わるところがありません。

色違いのELPマークを印刷してあるだけです。


DISC ONE
黒地に灰色



DISC TWO
灰色地に黒


しかし、「WORKS Volume1」は、もともとシンプルな、
白黒トーンのみのジャケットなので、
何が出てきても許せてしまうのが不思議と言えば不思議。

アナログジャケットのマークがエンボス仕様という事で、
CD盤に関して、マークを強調したデザインにするという考え方は、
妥当なようにも思います。

そう解釈すると、
シンプルとはいえ、
あながちCD盤のアートワークが失速したと言い切る事もできないわけですね。

以上。

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Tarkus & Other Love Stories 2012年

2014-05-29 13:38:10 | 他のミュージシャンによるタルカス演奏関連
Tarkus & Other Love Stories 
2012年




このCDは一昨年ぐらい前に発売されたものですね。
John Wolf Brennan という男性のピアニスト、
Esther Fluckigerという女性のピアニストがおりまして、

この二人のユニット名が、
「Teinkeys」といいます。
どうやら、ジャズ系のようです。

John Wolf Brennanは英国出身でスイス在住、
Esther Fluckigerもスイス在住、

両者ともそれぞれのCDをリリースしているところまでは、
何とか解りました。
特に、John Wolf Brennanはそのアルバム数は数10枚にわたっていますね。

このアルバムでは、主にピアノ、オルガン、アコーディオンが使用されていており、
それは素人が聞いても解る音です。
シンセサイザーは使われていません。

「タルカス」が入っているという事で、求めてみた次第。

「タルカス」のジャンルを超えたミュージシャンによる、
それぞれのヴァージョンは、本ブログで取り上げ済みのものを含めて、
日本国内アーティストによるものは、何点か存在しますよね。

そのため新たな驚きといったものは特にないわけですが、
海外のクラシック系、ジャズ系のアーティストによって、
「タルカス」が演奏され、CD化までこぎ着けている製品に関しては、
あまり知りません。

で、CDプレイヤーで聞いてみますと、
タルカスが数分間演奏されていますね。
国府弘子のヴァージョンと同じぐらいの長さです。

タルカス以外のプログレ系の曲が何点か取り上げられており、
5大バンドのものではない、全くの想定外の音を、何十年ぶりに聞く事ができて、
それが、とても良かったりするものですから、驚きました。

「Think of me with Kindness」

この曲が入っているアルバムをCDで買い直しをしていなかったので、
本当に久々でしたね。

これだけでも、儲けものだったのですが、
再度、聞いたことのあるメロディーが、ラストの曲として、
取り上げられておりました。

これは、かなり嬉しい不意打ち!

この曲をさらりと取り上げて、ラストに持ってくるあたりのセンスにしびれました。

それは、アルバム「タルカス」に収録されている、
組曲「タルカス」の次に収録されているピアノの音から始まる曲でした。

全般的には「Love Stories」というタイトルから想像される、
情緒的でメロディアスな曲は少なくて、
打ち付けるようなピアノ音だったり、
情感的なムードを感じさせないピアノ音が多い感じです。

以上。

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6枚組ボックスCDの2枚目を聴く

2014-05-28 16:16:35 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
6枚組ボックスCDの2枚目を聴く


LP、CD等収納用見開きジャケットの裏側に、
CD盤紙ジャケットを載せた状態
メデューサのジャケットも、
何度も見ているとクセになります



メデューサ裏側

ざっと見た感じでは、発表済みの音源も含めているものの、
このボックスの存在意義を指し示しているのが、
このCDの2枚目だと思われます。

いきなり第3印象のカラオケからスタートというのも、
何とも心地よいものです。

EL&Pがこのような音源を問題なくリリースできるのは、
カラオケといっても、3人が演奏しているからですね。

ヴォーカリストがヴォーカルしか担当していないバンドであれば、
カラオケヴァージョンでは、その存在が消えてしまいます。
ヴォーカリストの器量によっては、収録不可というケースも発生する事も考えられますよね。

今までは考えた事もなかったけど、
3ピースバンドの強みとして、
バッキングトラックヴァージョンを問題なくリリースしやすいという点がある事が解ったわ。

また、このカラオケ第3印象は、
2008年のリリースのカラオケ音源の時は、あまり気が付かなかったけど、
今回は、ベースラインがヴォーカル入りのものと比べて、聞き取りやすい。

エマーソン、レイク&パーマーの曲は、ベースラインが聞き取りにくいものもありますので、
ベースの音が素人にもしっかりと聞こえるのは嬉しい事です。

それから、シングル曲の「BRAIN SALAD SURGERY」のカラオケ。

発表済のものはヴォーカル入りで、ヴォーカルが入ってくるまでのインストが長い曲なのですが、
このカラオケを聴くと、とってつけたヴォーカルという感じがしないでもないですすね。
これはカラオケを聴く事でそのように感じる事ができました。
加えて、キースのフレーズがヴォーカル入りのものとやや異なっている箇所もあるので、
それもちょっとした味わいと言えます。

そして、本CDの目玉とも言うべき「第3印象」が再び登場。

またまた第3印象ですが、こちらの方は、同じカラオケでも、まだ練り込まれていない状態。
曲全般としては、ほぼ完成しているのですが、突き抜けるようなシンセがないのと、
最後にヴォーカルが入ってくるところのメロディーの展開が微妙に異なります。

第3印象に始まって、第3印象で終わる。

退屈させない曲順の流れでした。

以上。

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ガリバー旅行記 CD 2002年リリース

2014-05-27 15:04:48 | Keith Emerson THE NICE関連
ガリバー旅行記 CD
2002年リリース




このCDの日本語解説には、
内容には直接的には全く関係がないのですが、
まず、マンフレッド・マンの名前が出てきます。

マンフレッド・マンと言われても、
英国ロックへの追求が全く足りておらず、
私が所持しているアナログ盤は、入学の手続きに東京に赴いた時に、
輸入盤店で仕入れた「The Roaring Silence」だけですね。

このアルバムに入っている「光に目もくらみ」が大ヒットしていたのは、
ELP四部作リリースの少し前ぐらいでしたので、
その3年後ぐらいに求めたのであると思います。

この時のマンフレッド・マンのバンドの名称は、
「マンフレッド・マンズ・アース・バンド」だったのですが、
この名称はマンフレッド・マンの名を冠した、幾つかあるバンド名の一つのようです。

今日取り上げた、
このサントラCDに関わっている、マイク・ダボという方は、
そのマンフレッド・マンのバンドのヴォーカリストを務めていた時期がありました。
バンドに在籍していた1969年に、
このマイク・ダボが主演した「ガリバー旅行記」というミュージカルがあったそうです。

その時にそのミュージカルのサントラアルバムがリリースされるまでの経緯が、
日本語解説で事細かに記されています。

サントラがリリースされて間もなく、入手困難盤になってしまう元々の出来事の発端に、
当時の英国音楽シーンの中で、とても力を持っていたらしい、
マンフレッド・マンも関わっていたという生々しい記述もありますね。

その入手困難アナログ盤をCD化したというマニアックな品物というわけです。

そして、サントラの中には、ザ・ナイスの「アメリカ」が収録されています。

しかし、これはどうやら、ミュージカルの演出用の効果を上げるために使用したみたいで、
収録されているのは、「アメリカ」のスローな前奏、おおよそ60秒のみ。

あっという間に終わります。

マイク・ダボ本人による曲がサントラの大部分を占めているのですが、
他にはスモール・フェイセズの曲もあるようです。
但し、その曲も「アメリカ」同様、大幅にカットされているかどうかまでは解りません。

1969年におけるザ・ナイスは、
当時の英国では先進的なバンドとして認識されて、
バンド後期には英国チャートに確かな足跡を残しているので、
Immediateレーベルの関連もあって、その曲の一部が使用されたようです。

以上。

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恐怖の頭脳改革 スーパー・デラックス・エディション 6枚組 到着

2014-05-26 09:19:24 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
恐怖の頭脳改革 
スーパー・デラックス・エディション
 6枚組 到着


プロモ映像まで登場した「恐怖の頭脳改革 スーパー・デラックス・エディション」。

英国からとうとう我が家にも届きました。

秋田が遠いのではなく、
英国には発売されてから頼んだので、
24日に到着したというわけですね。


概観


背部


開口部
強制密封でゆがみ


エマーソン、レイク&パーマーとしては、
一つのアルバムタイトルに絞った6枚組を、
アナログアルバムサイズの入れ物にまとめて封入して販売するのは初めてであると思います。

このような企画は何年も前にお目見えしても良かったのでしょうが、
現在のロック界での微妙な需要と人気が、
この企画の実現を遅らせてしまったのではないかと考えるものです。

とりあえず、今日は、
プロモ映像からはつかみ取る事ができなかった封入の様子に照射してみます。

マンティコアのマークが描かれたペーパースリーブ入りのDVDは一体どこから出現したかという事ですが、
プロモ映像では、瞬間移動のように、いきなり出現するわけです。

プロモ映像では、
ダブルジャケット風見開きインナー内側の、
向かって右側のポケット部にCD群が差し込まれているのは目視できましたが、
DVDも見開きインナー内側の右側か左側のどちらかに差し込まれているのではないかという推測をされている方もいました。

しかし、右側にも左側にもDVDの差し込みポケットは存在しませんでした。

ひとまず、LPが入っている箇所から、LPと歌詞付きポスターを抜いてみました。

「ん。DVDがないぞ!」

と一瞬思ったのですが、

LPを抜いた箇所に何やら踏みとどまっているブツを発見。

そうです。


ダブルジャケット風インナーの、
アナログLP盤封入箇所に入っていた品物群

ペーパースリーブ入りDVDは、LPと同じ箇所に、
何の固定もされずに、ただ入れ込まれていただけなのです。

封入物が隙間無く収納できるケース仕様にして、
DVDが配送時にアチコチに動くような隙間を除去したと思われます。

ま、
これだと「始めにDVDありき」になりますので、
とことんコンパクトな仕様を目指して制作した結果、
たまたまそうなったという事なのでしょう。

オフィシャルサイトの写真では、
ブックレットがハードカバーに見えたけど、
それも、この貫かれたコンパクト仕様の前では、
単なる妄想に過ぎませんでした。

以上。

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ファーストアルバムプラケース仕様のCD盤について

2014-05-24 09:30:24 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ファーストアルバム
プラケース仕様のCD盤について


90年代になって、EL&Pの国内盤CDは、
発売元がワーナーからビクターエンタテイメントに移りました。

輸入盤もアトランティックからヴィクトリー・ミュージックへと移ったようです。

ワーナー時代のCD盤のデザインは、
ほぼ、アトランティックのものを流用していました。

プラケースの中に収納されているジャケットの紙のデザインなどもそうです。

CD盤をリリースするにあたって、
アナログ盤のジャケットデザインをベースとし、
タイトルが映えるような縮小、
タイトル文字の移動、
アナログ時代のジャケットを部分的にカットする等、
アルバムごとに様々な試みが行われていました。

アナログ盤時代も、お国ごとに、ジャケットが微妙に異なる事は、
このブログにおいて何度か述べてきており、
それも楽しみの一つではあるのですが、
復刻盤のジャケットで、あまりにも酷いものだけは、
遠慮無く批判もしています。

今回取り上げたファーストアルバムのプラケースCDに収納されているジャケットは、
ワーナーやアトランティックのプラケースCDのジャケットとは色合いが違っており、
これはワザとそうしたというよりも、アナログ盤時代から二種類の色が存在していたようなので、
違うものを選択したという事なのでしょう。

ビクターエンタテイメントとヴィクトリー・ミュージックは、
キースのインタビューによると、ブラック・ムーンリリース時には、ビクターエンタテイメントの傘下に、ヴィクトリー・ミュージックがあったようですが、
洋楽アーティストのアルバムに関しては、
ヴィクトリー・ミュージックが抱えているアーティストの製品が、
日本のビクターエンタテイメントで発売されるという事だったと思うので、

CD盤のデザインが同じ場合、ビクターエンタテイメントが流用したのではないかという見方も間違ってはいないでしょう。

ただ、このファーストアルバムのプラケースCD盤に関しては、
ジャケットの色とデザインはほぼ同じで、
CD盤の基本的なデザインも同じなのですが、
ベースとなる色が異なっていますね。


上 ヴィクトリー・ミュージック
下 ビクターエンタテイメント レンタルアップ品


このCD盤のデザインを全く同じ仕様にして、
ベースとなる色だけ微妙か大胆に変えるという遣り方は、
90年代に米国製と英国製の間でもあったようです。

それはまたの機会に取り上げます。

以上。

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ドキュメンタリー映像 「ウェルカム・バック」

2014-05-23 17:17:28 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
ドキュメンタリー映像 
「ウェルカム・バック」




パッケージの背にあたる部分は
カタカナ表記でした




コンサート会場では、ELPの事を
オジサン連中という声を耳にしました
随分と言いたいことを言うなと思ったわ


「ウェルカム・バック」がリリースされたのは、1993年だったようですね。

まだDVDが出ていなかった頃で、VHSとLDが発売されていたわけです。

EL&Pファンとしては待ちに待った映像作品でした。

それまでは、公式に製品化されていた映像作品は、
「アメコミが混ざった展覧会の絵」と「オムニバスシリーズ、ビート・クラブの映像」
のみだったように思います。

含まれている情報は、2000年代になってから発売されたDVD類に比してとてもわずかなものと言えますが、

国境を越えてEL&Pの姿を見るために集ってきたヨーロッパのファンへのインタビューが映し出されており、
この映像の中でそれが最も印象に残っているというのも面白いものです。

「EL&Pが好きでしょうがないのは、オレだけじゃなかったのだね。」

「この美しい外国の女性もEL&Pが一番好きなのか。まいったな。」

(別にまいっているわけではないのですけど。)

「オレが未だにEL&Pを愛し続けているのは、
オレがどこかオカシイからではないのだな。」

などと、共通のものを感じられてワクワクするわけです。

EL&Pの演奏時の映像の多くが、90年代になってからのものを使用しており、
前の年の生ライヴを鑑賞できたファンにとっては、
ややインパクトに欠けるのは否めない感じはありましたね。

インタビュー時の彼等を見ると、
70年代の雑誌に載っていた時に比して、明らかに年齢が増した感じもしましたし、
(当然)
グレッグの体型は、大まかには丸みを帯びているにせよ、
日々刻々と微妙に変化していっていると思われ、
この映像に収録するためのインタビューを録っていた時は、
歩くだけで大変なのではないかという様相でした。

しかし、後のハイヴォルテージに向けてのリハーサルの映像を見た時は、
この時の体重は、まだまだ軽かったのではないかと思われました。

このVHSを取り上げるにあたって、また、一通り見る事ができれば良かったのですが、
前半の部分だけ見る事ができたので、
印象に残っている事を思い出しながら書いてみた次第です。

その後の別会社からリリースされた同タイトルのDVDとの内容に違いがあるかまでは、
まだ精査できておりませんので、
またの機会に内容も含めて書くかと思います。

以上。

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ベースマガジン 1992年7月号

2014-05-22 16:22:19 | Greg Lake関連
ベースマガジン 
1992年7月号




グレッグ・レイクに関する情報というのは、
エマーソン、レイク&パウエル崩壊以降、
まったくと言ってよいほど、無かったように思います。

あまたの洋楽関係の音楽誌を手にとってつぶさに観察していれば、
なにがしかの情報が載っていたかも知れませんが、
特にエマーソン、レイク&パウエル崩壊以降は、
キーボードマガジンでキースの情報を追っていただけでした。

本号では、ブラック・ムーンをリリースして間もない頃のグレッグへのインタビューが、
掲載されていますね。
まだ、ワールドツアーの予定も組まれていない時期のインタビューです。

このインタビューを読むまでは、
あまり考えた事がなかったのですが、
グレッグ・レイクとロバート・フリップは、旧知の間柄であるとはいえ、
親しいのか親しくないのかは、全く解りませんでした。

普通に考えれば、バンドを脱退するというのは、
かっこよく言えば、音楽的方向性とか音楽に対する見解の相違等がありますが、
世俗的な表現としては、意見の対立から始まった「不仲」が原因というのがあるだろうと、
漠然と思っていましたし、
ピート・シンフィールドがクリムゾンを辞めさせられた話を読んだりした事で、
ロバート・フリップに対する印象って、私の中ではあまり良いものではありませんでした。

グレッグもピートからクリムゾンを辞める時の経緯は聞いていたでしょうからね。

また、1977年、EL&P特集のラジオ番組の中で、
グレッグへのインタビューが放映された時に、
ロバート・フリップがEL&Pの1977年のコンサートを見に来ていたという話が語られた事がありました。
但し、ロバートは、見に来ていただけで、楽屋までやってきたという表現はしていなかったのです。

そんな感じなので、グレッグ・レイクとロバート・フリップは、
私の中では、あくまでも旧知の人みたいな認識でした。

本号では、グレッグの口から、先日、ロバート・フリップと、
お茶とケーキを一緒にしたという話が語られています。
(ちなみにどんな話をしたかまでは書かれていません。)

あまり仲が良くなかったのが、あるいは時間の経過が仲を修復したのかまでは、
解りかねますが、
1992年の時点で、普通に会ってお茶をするほどの仲である事は解り、
とても意外な感じを受けたのを覚えています。

(ま、それまで私が知らなかっただけの事ですね。)

EL&Pにまつわるインタビューに関しては、
ブラック・ムーンリリース後という事で、
グレッグは、当然、肯定的な事しか述べていなかったので
読んだ当時としては、

「よかった。
これから、何枚もEL&Pがアルバムを制作してくれて、
そのアルバムがまた聴けるのだな」

と楽観的な考えに浸っていた事は確かですね。

以上。

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タルカス 紙ジャケットCD用 ミニチュア再現帯

2014-05-21 10:16:52 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
タルカス 紙ジャケットCD用 
ミニチュア再現帯




この再現帯が国内アナログ盤の最初のものかという事までは解りかねますが、
手にした当初は、この帯の仕様によって、
タルカスが、レコード会社が企画したシリーズの一つになっていた事が想像されました。

後日、当時の音楽雑誌の一つを手にした事により、事情が解りました。

それは、このブログでも取り上げたニューミュージックマガジン誌の増刊においてですね。

その広告の写真もその時に載せてみましたが、

レッド・ツェッペリン
ローリング・ストーンズ、
キング・クリムゾン、
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、
ジェイムス・テイラー、
ディープ・パープル

そして、
エマーソン、レイク&パーマーの

を7大アーティストと称して、
これらのアルバムを購入した方、抽選1000名に腕時計が当たるという企画です。

私が最初にタルカスを求めた時の帯のデザインと同じなのですが、
レコード会社の企画に該当するアルバムである事を明示するための四角いステッカー(?)が、
帯の上に無造作に貼られていたと見る事ができます。

ご覧の通り、この貼り方では、アルバムタイトルもすんなりと解るものではありません。

ファーストアナログアルバムの花帯の再現を取り上げた事がありますが、
それは帯に「花」の部分を貼っているわけではなく、
「花」の部分を含めて印刷し、1枚ものとして形をカットしていました。

この「タルカス帯」はそれに準じたりする事なく、
基本となる帯に、別の紙(四角い形状のステッカーのような紙)を貼っているわけですね。

当時の一般的な帯の再現にとどまらず、
レコード会社が企画したものを織り込んだ状態まで再現しているわけですから、
実に細やかな仕事であると思った次第です。

以上。

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ブラック・ムーン マキシシングルCD MADE IN UK盤

2014-05-20 11:17:11 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン 
マキシシングルCD 
MADE IN UK 盤



プラケースジャケット


裏面
薄いプラケースは
裏の用紙を
差し込む箇所がないので、
CD盤の印刷面を
見せるように
誰かが考えたのだね


マキシシングルCDに関しては、「アフェアズ・オブ・ザ・ハート」の国内盤を取り上げた事がありますが、
これはアルバムタイトル曲、「ブラック・ムーン」を含んだマキシシングルCDです。

ブラック・ムーン2曲のプロモーション用の紙ジャケットCDもありましたが、
こちらは市販された薄いプラケースのマキシCDで、
ブラック・ムーン2曲(アルバムVer.とシングルVer.)の他に、
ブレイド・オブ・グラス(A Blade of Grass)が入っています。

タイトル曲「ブラック・ムーン」のシングルCD、
及びこのマキシシングルCDも日本においては発売されなかったのです。

その理由はよくわかりませんが、

「90年代になってEL&Pの新譜を購入する層がいるとした場合、
マキシシングルCDなんて買わないでしょう。」

という営業上の考えはあったかも知れません。

ビクターエンタテイメント傘下のビクトリーミュージック移籍当初は、
そのような姿勢もあったかも知れませんが、

現在は、

「アルバムを買うマニアはシングルも買う。
紙ジャケットも買う。結局、どれもこれも買う。」

と割り切ってドンドンリリースしている感じですね。

日本では、アルバム「ブラック・ムーン」リリース時に、
ほとんど世界で唯一かもしれない「ペーパー・ブラッド」の8cmCDも同時リリースされました。

すでにこのブログでも取り上げましたが、
今となっては、この8cmCDが最も珍しい部類になってしまっていると思います。

ブラック・ムーン以後のアルバムリリース時においても、
海外では、プロモーション用等でマキシシングルCDが、何点か制作されていたようです。

但し、ビクターエンタテイメントさんで、一度もやっていないのが、
アナログ盤の復刻です。

傘下のビクトリーミュージックでは、何点かアナログ盤の復刻をしていましたが、
ビクターエンタテイメントさんでは、EL&Pに関しては、まだ手をつけていないのです。

制作しても大して売れないとは思いますが、
特典をつけたら少しは売れるかも知れないです。

少なくとも、「マンティコアヴォルツ」を買うような人達は、買うと思います。

いつだったか、「でかジャケシリーズ」というのがユニヴァーサルミュージックで企画されていました。
CD盤をLPサイズのジャケットに収納して販売した企画です。

EL&P向けの、あんな感じでの企画も良いですね。

プラチナSHMはジャケットがアナログ盤シングルサイズというだけで、
取り立てて面白い付録はなかったので、ついつい別の事を考えてしまいます。

以上。

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ドキュメント映画 moog DVD

2014-05-19 09:10:11 | ロバート・モーグ博士関連
ドキュメント映画 
moog DVD 2005年



オマケはそのうち取り上げます

日本では、2005年の1月に渋谷で公開されたドキュメント映画をDVD化したものですね。

私も関東に居住していたら間違いなく足を運んだと思います。

作品にキースが出演しているという情報はあったのですが、
どのような感じで取り上げられているかも解らなかった事もあり、
見る機会が訪れる事を願っていたら、その年の夏に早くもDVDになったというわけです。

発売は2005年7月なのですが、その1ヶ月後にMOOG博士は他界します。

もし、このドキュメント映画の制作がもっと遅れていたら、
MOOG博士他界後、
本人の映像やらインタビューの収録映像を元に制作する事になったのでしょうが、

幸いにして、MOOG博士ありし時に、映画が仕上がったので、
MOOG博士の伝えたかった事が、この映像作品にしっかりと収録されているという事になりますね。

同年の秋、キースが公演のために来日しましたし、
MOOG博士他界後から、まだ数ヶ月という事もあり、
ラッキーマンでのあの部分の演奏を、博士の追悼を込めて、
かなり引き延ばして演奏しました。
強烈な重低音は、会場全体を地響きのように震わせ、
その場にいた人は、それを体感しました。
オーディエンスの記憶にしっかりと植え付けられたであろうと思われる「音」でした。

このDVD、
もう、発売から9年近く経ってはいますが、まだ、見ていない人もいると思うので、
あまり多くは書かないでおきます。

ここで書かなくとも、ネタばれブログは、検索すると、何件かにヒットしますので、
興味のある方はそちらを覗かれるとよいでしょう。

この映画には、プログレミュージシャンでは、出演者に名を連ねているリック・ウェイクマンとキースが登場します。

取り上げ方は違いますが、ロック界のキーボードプレイヤーの重鎮として、
MOOGを知らしめる事に貢献したという事で出演となったのでしょう。

先般、頭脳改革は、キース、グレッグ、カール、ピート、ギーガーによって形づくられたと言う事を書きましたが、

頭脳改革の音世界に貢献した肝心のMOOG博士を書き漏らしてしまいました。

ごめんなさい。

以上。

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ミュージックライフ 1979年 1月号

2014-05-17 09:52:48 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ
1979年1月号



クィーンの時代

本号は、ラヴ・ビーチをリリースした頃ものですね。

この頃になると、EL&Pのメンバーはカラーグラビアには登場しなくなり、
ミュージックライフ誌は、クィーン誌へと変貌を遂げていたわけです。

それでも、カールは、このブログで以前書きましたように、
ラヴ・ビーチの国内発売の前に、来日をしており、
このミュージックライフ誌にも、
ラヴ・ビーチに関するカールへのインタビューが収録されています。


扉部

アルバムを仕上げたばかりなので、
アルバムに対する質問へのカールの応答は、
すべて肯定的な見解となっており、
アトランティックの強引な命令によってアルバムづくりが嫌々行われた事は、
微塵も感じさせない内容になっていますね。

シンセサイザーを強調せずに、ギターでの表現を多くした事にも触れています。

この姿勢に関しては、ワークスのプロモーションのために、
メンバーがインタビューに答えているラジオ番組があって、
その内容がレコード化されているのを取り上げた事がありますが、
インタビューの時点で、(シンセサイザーを強調する)エレクトリックな方向性はもう限界ではないかと、
EL&Pのメンバー全員が納得していたところもあり、
その意見と符合する感じもありますね。

そして、その回答の隙間を埋める記者の文章も、
ラヴ・ビーチというアルバムこそが、
いつまでも同じ場所に立っていないEL&Pが真にプログレッシヴなバンドである証であるような事を述べており、
売れる、気に入られるかという保証は蚊帳の外におき、
肯定的な意見でまとめています。

ラヴ・ビーチの内容はともかくとして、
このインタビューを読んで面白かったのは、
カールの立ち位置というのは、本当に客観的に他のバンドが見える感じなのかなと、
思ったものです。

EL&Pはカールが曲作りに参加しているとしても、
そのメロディーのほとんどが、キースかグレッグによって作られたものであり、
あるいは他者の曲のアレンジであるわけです。

そのため、キースやグレッグというのは、
自分たちのバンドの音楽に対する客観的な見方がカールほどには、
出来ているとは言えないところもあるかも知れないですよね。

その点、カールはEL&Pの過去の音楽を検証しつつ、
他のプログレバンドの音楽の構造についても観察できる視点を、
しっかりと持っているように見えますね。
その自信からか、はっきりし過ぎた意見を述べていますね。



当時、アメリカンプログレとして台頭して来た、「カンサス」等を、

「カンサスやスティックスなど、実にファンタスティックだと思うよ。
でもいずれの場合も既にある音楽だけどね。
~中略~ 
僕らが2~3年前に演奏してしまっているようなものでしょ。」

と一刀両断!

高校生の私は特にカールに心酔をしていたわけではないけれど、
この箇所だけは、記憶に残っており、
その時から数10年した今でも、おおよそは、この言葉の通りのような気がします。

そして、カールがラヴ・ビーチに対して述べた肯定的な意見ではありますが、
同時に不完全燃焼感もあって、
その足りない部分を埋めてくれたのが、ウェットンやダウンズのポッププログレだったという事になりますか。

以上。

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ザ・チャーチ デモンズ3 サントラ CD盤  1992年

2014-05-16 10:47:43 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
ザ・チャーチ デモンズ3 
サントラ CD盤 
1992年




帯とジャケット
キースを強調しすぎ
ゴブリンだって頑張っているわけだし


このCDがリリースされる事は、キーボードマガジン誌上で知る事ができました。
いつ出たのかさえ忘れていましたが、
笹村氏の解説月日に、1992年の1月とありますので、
ブラック・ムーンをせっせと作っていた頃になりますね。

但し、どのCDショップで購入したかをしっかりとは覚えていないのです。

映画「デモンズ3」にまつわる記事は、
これまで、VHS、告知チラシ、アナログサントラ盤を取り上げたので、
音楽にまつわるおおよその事は記していますので、
思いつきで綴ると全く同じ事を書いたりしているので気をつけないといけません。

あっ。また同じ事を書いていると思った方、
脳が若くないのであるなと受け止めてくださいませ。

前置きはこのぐらいにして、
キースのサントラ盤の数は少ないと思っていましたが、
どうやらそれは私の勝手な解釈のようです。

人によっては、多くのサントラ盤を担当していると見ているようですね。
これは意外でした。

基本、キースはロック・ミュージシャンなので、
サントラの仕事はオマケのようなものと考える方にとっては、
キースのサントラ盤数は多いと見ているようです。

その基本ロック・ミュージシャンとしての、
ソロプロジェクトの作品が多いかというと、そんな事もないでしょう。
キースのコンセプトな感じのアルバムって、
フィーチャリング・マーク・ボニーラ以外は存在しないのではないかという見方もありますからね。

このブログでは、
キースが関わった映画に関しては、一応、何らかの物品を取り上げており、
残している作品はないつもりですが、
キースのサントラにおける扱いは、
仮に映画監督に厚遇をされていたにせよ、
結果として、キースファンにとっては、好ましくないサントラ盤も出来上がっています。

それでは、
好ましいサントラ盤とは何かというと、
インフェルノ、ナイトホークス、ベストリベンジ、マーダロックですね。

やや不満なのは、
幻魔大戦、ゴジラファイナルウォーズ、そして、このザ・チャーチになります。

やや不満な理由は、この3枚に関しては、
別の音楽家とミュージシャンが、サントラ盤の収録曲の担当をキースと折半しているからです。

お人好しのキースは、
経済的な事情もあってか、その状態を受け入れているわけです。

私から見ると、
ただでさえ少ないサントラ盤ですし、
(しかもベストリベンジは映画が公開されないままお蔵入り)
そのうちの3枚のサントラ盤に、キース以外の音が入っているので、
キースの音世界のみに没入できないという状態が発生します。

サントラは映画監督の音世界の一部という観点からすれば、
全く問題がない事ではありますが、
キースファンにとっては、ちょっとした不満ではありますね。

以上。

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恐怖の頭脳改革 ビクターエンタテイメント 初回盤

2014-05-15 15:48:29 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
恐怖の頭脳改革 
ビクターエンタテイメント 初回盤




頭脳改革のビクターエンタテイメントの初回盤を最初に目撃したのは、
出張で秋田市に赴いた時に、
新しくできたお店に立ち寄った時であった。
CDと書籍を一緒に売るスタイルで、
レンタルショップも兼ねていたかも知れない。

手にとってみて、

「おぉ、少しでもオリジナルに近づけようとしている!」

と感心したのを覚えている。

まだ、かつてのアナログ盤のジャケットを、
紙ジャケットCDとして復刻する流れが、
メーカー側でも起きていない頃だったと思うので、
普通のプラケースのCDにはなっていないと言う理由だけで、
とっても珍しい感じがしたのであった。

ただ、最初に目撃した当時は、
既にワーナー時代のCDを持っていたという事もあり、
ただちにレジに持って行くような事はしなかったわけです。

このような新しいCDの店舗が出来る時は、
スタート時の大まかな商品構成を担当している会社みたいなものがあると思います。
大きなチェーン店の場合は、特定の部署があるのでしょう。

いずれにしましても、そのスタート時の商品構成の中に、
1点だけ選ばれていたのが、この頭脳改革だったということです。

いわゆる紙とプラスチックが合体したデジパック仕様。

日本国内においては、EL&P史上、
最初のデジパックという事になるわけです。

ビクターエンタテイメントの傘下にある、
米国のビクトリーミュージックのデジパック仕様は、
ブログを始めた頃に取り上げましたが、

同じ観音開き仕様でも、
開くところのカットの仕方が違うようです。

ビクトリーミュージックのものは、
オリジナルジャケットに沿った形で、
メデューサの口にあたる部分に円形の切り込みを入れていますが、
ビクターエンタテイメントのものは、
直線に切り込みを入れて、左右の扉部が微妙に重なるようになっています。



これはビクターエンタテイメントさんが仕事をサボったわけではなくて、
CD盤の保護に重点を置いたためだと思われます。

ビクトリーミュージックのデジパックは、
ポスターやら何やらが折りたたまれてくっついており、
それがCD盤を覆うようになっているので、それがCD盤を保護する役割を果たしているようです。

このデジパック盤は、そろそろ取り上げようと思って、
先週から車に積んでいたのです。

まさか、ギーガー氏の訃報に触れる事になるとも思っていなかったので、
3本も続けて頭脳改革関連の記事を書くのもどうかと思ったのですが、

他界を耳にして、
頭脳改革は、
キース、グレッグ、カール、ピート、そしてギーガーであると改めて認識した次第です。

mixiの知人が、5月12日に発売された6枚組ボックスの仕様を映像で追っているyoutubeを知らせてくれました。

この品物に関しては、届いた際に、述べてみたいと思います。

以上。

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