EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

PICTURES AT AN EXHIBITION LD 米国盤

2023-04-14 13:23:12 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
PICTURES   AT  AN  EXHIBITION LD 米国盤



ジャケット表側



ジャケット裏側

「展覧会の絵」の国内盤のレーザーディスクとVHSを取り上げていますが、
本日、取り上げるのは米国盤のレーザーディスクです。



ジャケット裏側の一部、
これもLD盤は日本製です

米国盤のジャケットが異なる事は、
知ってはいたのですが、
ジャケット違いのみで、
安くないレーザーディスクを海外から求める事は、
あまり気乗りがしませんでした。

そうしているうちに、
2年ぐらい前に、
国内のストアがヤフオクに出品してくれましたので、
この機会を逃すまいという事で、
求めたわけです。

リリース時のEL&Pの人気に呼応していたのか、
どちらかというと、
やる気のないデザインでした。

これには、

「レコードとは違って、
再生すれば映像が映るわけだから、
ジャケットなんてどうでも良いでしょう。」

という考え方もあったのかも知れないですね。

国内盤のジャケットデザインに比べると、
この米国盤のジャケットは、
あのいまわしい映像を取り込んだデザインとは言え、
EL&Pの演奏の勢いを感じさせるカッコよさが出ている感じ。



ジャケット中央部拡大



レーベル面

いつだったか、
カール・パーマーが、
ワークスのオーケストラライヴの映像の、
ノーカット版のようなモノを、
リリースするような話を、
ストレンジデイズ誌で述べていましたが、
あれから何年経過したのだろうか。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

VHS Pictures at an Exhibition 英国製

2019-01-18 09:21:21 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
VHS Pictures at an Exhibition 英国製

映像作品「Pictures at an Exhibition」は、
お国別、発売年別に、
パッケージのデザインが異なっているわけですが、
こちらの方は、90年代に英キャッスルから発売されていた品物のようです。








背部

オリジナルのパッケージかどうかまでは解りかねますが、
このプラスティックのパッケージは、
日本のものとは異なって、
とても開けにくくなっていました。

2箇所の凹凸の箇所で、
ピッタリとはめ込むようになっています。
そのため、かなり力を入れないと開きません。
この構造を知らなかったので、
あまり力を入れると、
パッケージが破損するのではないかと思ってしまいました。

パッケージに使用されている写真は、
当時のものを数点使用していますね。

VHS本体に貼られているタイトルシールは、
VHSブートかと思うような簡素な仕上がりでした。

久々にこの映像を途中でうたた寝したりしながら確認しました。

演奏する時の姿が実にカッコイイですね。

80年代に渋谷のフィルムコンサートで初めて見た時は、
何となく、カッコイイと思っていましたが、
今見ても本当にカッコイイです。

この映像作品、
とても丁寧な撮り方をしていると思います。

それが故にアメコミの挿入が邪魔に見えてしまいます。

以上。

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THE MANTICORE SPECIAL VHS 1998年

2017-09-08 09:00:52 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
THE MANTICORE SPECIAL VHS 1998年


パッケージ


裏側


VHSのラベル

EL&Pは、
恐怖の頭脳改革リリース後に、ツアーを行っているわけですが、
主にヨーロッパの国々をまわった時の、
ツアーにまつわる映像と、
キースとグレッグのオフの様子が収録されています。

メンバーはもちろんの事、
ツアーに関わっているスタッフを含めた人達の、
ツアー成功のための「楽屋裏の映像」の集積といったところです。

このVHSに関しては、単品としての、国内版の発売はなかったようです。

その後、「WORKS ORCHESTRAL TOUR: THE MANTICORE SPECIAL」と言う、
2つの映像を1枚にまとめたDVDがリリースされました。

2007年に英Castle Musicから「 FROM THE BEGINNING BOX」が発売された時に、
この「THE MANTICORE SPECIAL」がDVDとして収納されました。

数年遅れて、
2010年に、ビクターエンタテイメントさんから、
国内盤がリリースされたのですが、
その時にこの「THE MANTICORE SPECIAL」のDVDに日本語字幕が付いたので、
ようやく、どのような事を言っているのかが、解ったというわけです。

EL&Pの熱心なファンには、
日本語字幕がなくても、
かなり楽しめる内容ではあるのですが、
字幕が付いた事で、
ただの映像のツギハギではなくて、
ある程度の時間的な流れも含まれた映像作品であると認識。

キースとグレッグな亡き今となっては、
新しいEL&Pの映像を撮る事はできなくなり、
既に公式に発売された映像と、
どこかに眠っている映像がこのバンドの記録の全てとなっているわけですが、
現時点におけるこの「THE MANTICORE SPECIAL」の映像は、
当時のバンドの凄まじい勢いと圧倒的な人気を映像から見る事ができるとても貴重なものですね。

ファンとしては、このような映像は、
ボックスセットの中の1枚に収納しておくのは如何なものかという感じ。

映像そのものは決して綺麗なものではありませんが、
彼等の記録を眺めるという点においては、
充分に鑑賞に耐えうるものであり、
ブルーレイに、当時の写真を掲載したブックレットでも付けて、
単品として発売しても良いと考えます。

ブログを書くにあたって、
字幕版で再度鑑賞してみましたが、

バンドもスタッフも、
怒涛のようなスケジュールを、
決して手を抜かずにこなしていこうとする堅実さが、
ありありと伝わってくる感じです。

その中にはスタジアム級の会場も幾つかあって、
ステージ演出にもエネルギーを注ぎ込んでいますから、
こちらからは想像もできない労苦があるわけで、
大規模なステージ演出の先駆けのバンドでもあり、
未知の領域を開拓していたのだと思います。

これは、やり遂げた感もさることながら、
終了後の疲労も相当なものがあったでしょう。

あまりの疲労に、休業期間が長くなってしまい、
順風満帆の追い風が通り過ぎてしまったとも言えます。

カールが言うように、
この時に休まずにもう一踏ん張りしていれば、
さらなる成功が続く展開もあったのかも知れません。

以上。

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米国盤LD  LIVE AT THE POYAL ALBERT HALL

2017-04-05 18:06:43 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
米国盤LD 
LIVE AT THE POYAL ALBERT HALL


国内盤のLDは、2012年に取り上げていますが、
こちらの方は、米国盤のLDです。


ジャケット

ジャケットのデザインは国内盤とは全く違うものですね。

この映像がリリースされた頃は、
LDの製造そのものが下降気味になっていたのかも知れません。

レーベル面には、
このように「MADE IN JAPAN」の記載があります。


けっこう目立つ記載の仕方

LDは日本で製作して、
ジャケットは米国で製作したという品物です。


ジャケット裏側下部

日本盤はジャケットの表側に、
77年、78年頃の写真を用いていましたが、
この米国盤は、
ステージを録画した頃の写真を使用しているので、
ジャケットと映像が合致していますね。

後年、同映像を米国でDVD化した時に、
このジャケットの画像をパッケージに取り込んでいたようです。

以上。

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EL&Pの国内版 初市販VHS「展覧会の絵」を観察する

2016-04-19 10:30:30 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
EL&Pの国内版 初市販VHS「展覧会の絵」を観察する



同じ内容のLDに関しては、かなり前に取り上げていますが、
こちらは、LDよりも主流と思われたVHSになります。

VHSのパッケージというのは、
80年代の前半は総じてこのような感じであり、

これを透明なシュリンクで覆って、
新製品として発売していたと思われます。

本体を差し込む箱が厚紙で制作されています。
後年になると、VHSのパッケージの大半は、
例外を除いて、
ペラ紙差し込み仕様のプラケース型に統一されていくようです。

パッケージの装丁(デザイン)には、
特にコダワリが感じられるものではありませんが、
日本国内においてはアイドル的要素も兼ね備えていた
EL&Pにしては、割とシンプルといえるかも。





アルバムジャケットにたとえるなら、
「WORKS」のデザインのシンプルさを踏襲して、
着色を明るくした感じとも言えますね。

面白いのは、
箱の底部にあたる部分に、
タイトルが記されているところですね。



底部にタイトルを明記する事で、
流通上の仕分けにおける利便性を確保しようとしたのかも知れません。

いずれにしましても、
貧乏学生がコレクションの一つとして、
簡単に入手できる金額ではなかったわけですね。

しかも、
先に取り上げた同タイトルのLDの2倍の価格が付いているのには、
驚きです。

これは製造コストの問題なのでしょうかね。

以上。

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WORKS ORCHESTRAL TOUR OLYMPIC STADIUM MONTREAL 1977 VHS

2015-09-22 11:37:13 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
WORKS ORCHESTRAL TOUR
OLYMPIC STADIUM MONTREAL 1977 VHS



紙パッケージは劣化しやすいよね


デザインは悪くないと思う


米国のカセットテープと違って、
この部分は紙を貼っている


カナダのモントリオールオリンピックスタジアムで行われた、
EL&Pとオーケストラの共演映像です。

この映像に先んじて、日本では未発売だった「LIVE’77」という映像があるのですが、
曲順を変えて、オフィシャル1998年に制作した物のようです。

「LIVE’77」と同様に、
コンサート当時の演奏曲順の流れを無視して制作しています。

本当は、曲順通りに制作をしたかっのだと思われますが、
何らかの事情が発生したのだと思っていました。

しかし、これは、コンサートの再現映像ではなく、
一つの映像作品のようなのです。

そのため、
コンサートの順番をその通りに再現する必要というのは全くないわけでして、
その点においては、
ワイト島のDVDと変わらないところがありますね。
あの余計なアメコミが出てくる「展覧会の絵」も映像作品という事かも知れないです。

特に私が疑問なのは、
冒頭に登場するスタジアムの上空から撮影している映像です。

これは、当日、本当に、これだけのために撮影したのか、
あるいは、何か、他のイベントの別の映像を引っ張ってきたのか、
何とも解りかねるものがあります。

そもそもお金がないわけですからね。

資金的には、破れかぶれ状態で行われていると思うので、
意外に本当にヘリコプターから当日撮影している映像かも知れないですね。

以上。

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展覧会の絵 LD 完全版

2014-10-15 15:13:30 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
展覧会の絵 LD 完全版


VHSのパッケージでは、
気をつけなかったけど、
メンバーの輪郭を切り取って、
貼付しているんだよね

「展覧会の絵 完全版」に関しては、
EL&Pファンであれば、VHSかLDで所持をしていると思われます。
さらに熱心な方は、DVDになってからも求めた事でしょう。

私は最初にVHSを青森県弘前市のイトー・ヨーカドーから求めたわけですが、
その時は、ちょうど無職でしたので、
少々の貯金があったとはいえ、やや決意がいりましたね。

このLDは中古で求めたものです。

LDのジャケットは、シュリンクで密封されているものや、
かつて、レコードを購入した時にお店がサービスでつけてくれた、
ジャケットを保護する透明ビニール袋のようなもので覆われているもの等、
さまざまです。

共通しているのは、
レコードジャケットと違って、完全密封しているところでしょうか。

確かにLDのディスク面は、レコード盤よりもデリケートなものでしょうから、
店頭に来た顧客に品物の下見等で出し入れされても困るわけで、
その事前対策としての密封仕様であったのかも知れません。

この展覧会の絵(完全版)のLDの帯に関しては、
幾つのヴァージョンがあるかは、特に調べてもいないのですが、
シュリンクで覆われているので、
仮に上手にシュリンクから抜いたとしても、
再度、もとの状態に戻す事が容易ではないと思われます。

そのため、
シュリンクのLD盤の取り出し部だけを切って、
そこから盤を抜いて鑑賞するという事になりますが、
そうなると、帯の下にある部分のジャケットの画像が見えないので、
いつまでも、キースとはご対面できなくなるわけですね。

ジャケットデザインはVHSと同じものなので、
キースの表情はあえて確認する必要がないので、
そのままにしてあります。

元の持ち主は、映像にだけ関心があったのかも知れないですし、
私のようにVHSを所持していて、
あえて剥がす必要を感じなかったのかも知れないですし、
あるいは、DVDを購入したので、手放したとも考えられますね。

結局、このVAPの完全版は、
版権の関係もあって再リリースができないようなので、
VHSやLDであったとしても、熱心なEL&Pファンにとっては、
貴重なものであると思います。

以上。

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ドキュメンタリー映像 「ウェルカム・バック」

2014-05-23 17:17:28 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
ドキュメンタリー映像 
「ウェルカム・バック」




パッケージの背にあたる部分は
カタカナ表記でした




コンサート会場では、ELPの事を
オジサン連中という声を耳にしました
随分と言いたいことを言うなと思ったわ


「ウェルカム・バック」がリリースされたのは、1993年だったようですね。

まだDVDが出ていなかった頃で、VHSとLDが発売されていたわけです。

EL&Pファンとしては待ちに待った映像作品でした。

それまでは、公式に製品化されていた映像作品は、
「アメコミが混ざった展覧会の絵」と「オムニバスシリーズ、ビート・クラブの映像」
のみだったように思います。

含まれている情報は、2000年代になってから発売されたDVD類に比してとてもわずかなものと言えますが、

国境を越えてEL&Pの姿を見るために集ってきたヨーロッパのファンへのインタビューが映し出されており、
この映像の中でそれが最も印象に残っているというのも面白いものです。

「EL&Pが好きでしょうがないのは、オレだけじゃなかったのだね。」

「この美しい外国の女性もEL&Pが一番好きなのか。まいったな。」

(別にまいっているわけではないのですけど。)

「オレが未だにEL&Pを愛し続けているのは、
オレがどこかオカシイからではないのだな。」

などと、共通のものを感じられてワクワクするわけです。

EL&Pの演奏時の映像の多くが、90年代になってからのものを使用しており、
前の年の生ライヴを鑑賞できたファンにとっては、
ややインパクトに欠けるのは否めない感じはありましたね。

インタビュー時の彼等を見ると、
70年代の雑誌に載っていた時に比して、明らかに年齢が増した感じもしましたし、
(当然)
グレッグの体型は、大まかには丸みを帯びているにせよ、
日々刻々と微妙に変化していっていると思われ、
この映像に収録するためのインタビューを録っていた時は、
歩くだけで大変なのではないかという様相でした。

しかし、後のハイヴォルテージに向けてのリハーサルの映像を見た時は、
この時の体重は、まだまだ軽かったのではないかと思われました。

このVHSを取り上げるにあたって、また、一通り見る事ができれば良かったのですが、
前半の部分だけ見る事ができたので、
印象に残っている事を思い出しながら書いてみた次第です。

その後の別会社からリリースされた同タイトルのDVDとの内容に違いがあるかまでは、
まだ精査できておりませんので、
またの機会に内容も含めて書くかと思います。

以上。

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Birth of a Band – Live at the Isle of Wight 2006年リリース

2013-11-13 16:43:15 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
Birth of a Band
- Live at the Isle of Wight
“プログレ降誕”ドキュメンタリー
:ELPの誕生
2006年リリース




画像① パッケージ


画像② 開いた感じ
やや地味であるが、
当時のチケットデザイン等を踏襲した感じで、
解説紙と盤の色をまとめてある


このDVDは、待ちに待ったEL&Pのみの、ワイト島での演奏の映像という事であったのですが、
デビュー当時の彼らを見る事ができるという点だけが素晴らしく、
映像作品としては、見ている方にストレスが溜まる作りになっていますね。

よく知られている展覧会の絵のビデオ映像で、アチコチで被さってくるアメコミの映像もストレスが溜まりますが、
こちらの方は、演奏の音が流れていても、演奏している映像が紛失(?)している箇所を、当日のワイト島のオーディエンスの映像や風景等を引っ張りだしてきています。
オスカー受賞監督のディレクションによるとか、パッケージの裏に記されていますが、映像がとぎれているのを埋め合わせただけのように見えます。

それでも、EL&Pのワイト島の単品が出ないよりは、遙かにマシだという解釈もありますが、
EL&Pって、ホント、良質の映像作品に恵まれないバンドだなと、つくづく思うわけであります。

1977年のモントリオールのライヴ映像も、カットされている曲もあるようで、完全版ではないようです。

そんな事も含めて、ファンの方は、常にストレスが溜まっているわけです。

まともな映像作品って、映像作品が、安価で入手しやすくなってから収録されたものばかりのような気がしますね。

「Live at The Royal Albert Hall」からまともな作品になっていますが、
その次の「Live At Montreux 1997」に関しては、
グレッグが80年代までの声ではなく、キースも手術をした後なので、
バンドとしては、上り坂のものではないわけです。
映像のクォリティが高い分だけ、メンバーのその時の現状がヒシヒシと伝わってくる感じでした。

本DVDは、取りあげる前に、一度、再確認をしたかったのですが、時間がなかったので、見た時に感じた事を思い出してみた次第です。

以上。

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2013年11月13日 yaplog!
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マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ

2013-10-07 09:50:31 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ


画像 パッケージ

先日、注文していたEL&PのDVDが届きました。

多くのマニアックなファンやそれに準ずる私のようなファンは、
買い求めた事と思います。

しかし、EL&PのDVDほどアヤシイものはありません。(笑)

そもそも、届いて鑑賞して見るまでは、
何の映像が入っているか解りはしないのです。

見ました。

やはり、一度、見た事のある映像でしたね。

そこで、私は、2004年に国内仕様盤がリリースされて、
通販以外でも一般のCDショップに流通していた、
「マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ」を引っ張り出してみました。

このDVDは、国内の取扱レーベルがアルカンジェロなので、
小さなCDショップの店頭までは並ばなかったと思いますが、
当時の行きつけのCDショップにあったリリース情報には掲載されていたと思います。
それを見て、注文して求めた記憶があるからです。

確認しましたが、
新しく届いたDVDは、この「マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ」と全く同じ映像でした。

このDVDはEL&Pサイドとの版権の問題があって、
流通しなったとどこかで聞いたのですが、
取り扱っていた国内メーカーのサイトでは、廃盤扱いにすらされず、
抹消されているように思います。

そのような背景もあって、
「マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ」を所持されていない方にとっては、
新しいDVDは収穫だったと思いますね。

「レディーズ&ジェントルメン」の「ピアノインプロヴィゼイション」の中に含まれている「孤独なタイガー」の冒頭のメロディーは、
「作品第二番」の「孤独なタイガー」の前奏で使用されていますが、
初期の頃からグレッグの歌付きで歌われていたのを初めて見る事ができた映像でしたね。
(孤独なタイガーとは歌詞やメロディーも違う歌です)

今回、届いたDVDは、EL&Pサイドとの交渉が成立しているものかどうかは解りかねますが、
もし、成立していない場合、またしても、発売停止になるでしょうし、
仮に版権に問題がないものであったとした場合、
パッケージの裏に記載されている、いろいろなレーベルや会社のおびただしいマークが、
何らかの迂回戦術を用いて、リリースを可能にした努力の跡のように見えない事もないですね。

EL&Pの場合、
「いつまでも、あると思うな、国内盤」という例えのみならず、
それは輸入盤にも適応される事であると思いますね。

以上。

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2013年10月7日 yaplog!
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ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール LD

2012-10-02 13:10:46 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール LD


画像① 表側 WORKS時と思われる3人の姿


像② 裏側


画像③ 裏側拡大 映像と合致する90年代の3人の姿

先週のエイジアのジャパンツアーでは、
カールはドラムソロが最高潮に到達した時に行う「Tシャツ脱ぎ」をしなかった事を、
コメントをくださるたまさん様からお聞きしました。
演奏もエイジアのオリジナル曲に終始していたようで、
メンバー達が元在籍していたバンドの著名曲等は取り上げなかったようです。
それが、
カールの「オレは天下のEL&Pの出身でござい!」の自己主張の場が無くなってしまい、
Tシャツ脱ぎへの意欲を喪失させたとも考えられます。
脱ぎやすいTシャツを着用していなかったという話もあるようですが、
そもそも脱ぐ予定がないので、脱ぎやすいシャツを着用していなかったと見るべきなのかも知れませんね。

当初は、
このLDのジャケットも、
「70年代の写真を用いている。」
とやや不満に思ったものでありますが、
先週のエイジアの話を聞くと、
上半身に一糸まとわぬカールの姿もまた貴重なものであると思うわけです。

やや不満だったジャケット認識が、
変容した今日(こんにち)のカールのパフォーマンスと共に、
肯定的な認識に変わる瞬間ですね。

Tシャツ脱ぎをしなかった事が、
新しいEL&P史の始まりを告げてくれたような気もします。

このLDは、レーザーディスクプレイヤーを求めてから、
初めてリアルタイムで購入したライヴ盤です。
DVDにもなっていますが、パッケージは何種類かあるようですね。

スチュワート・ヤングやクリス・ウェルチへの短いインタビューも登場するのですが、
初めてその姿を見た感じでした。
私は衝撃のロックトリオ伝の写真の中で、
ゴールドディスクを持っていたメンバーの中に収まっているのが、
スチュワート・ヤングだと思い込んでいたのですが、
後日、その写真の方は、ハイヴォールテージのDVDに出てくる別のマネージャーであったと解りました。

鑑賞した時は、
「あぁ、70年代のライヴ演奏の映像って存在しないのかな?」
と思ってしまうわけです。

90年代初期のライヴの特徴である、
「悪の教典の途中まで、タルカスの途中まで」という切ったり貼ったりのダイジェスト演奏が、
ファンに不完全燃焼感をもたらすわけですね。

キースに関しては、ラストの方のオルガンパフォーマンスも、
動き等は現在に比べてとても若々しいのですが、
それがまた年齢とのギャップが強調されているように映った方もいるようで、

日本公演の会場では、
「オジサン達も一生懸命に頑張っているのだね。」
という声も囁かれていました。

その夢のようなひと時が、現実に戻されるような声に、

「あぁ、キースもオジサンなのか!」

としみじみと感じてしまった次第。

このライヴ映像は、
冒頭のあっと言う間にタルカスに移る悪の教典はともかくとして、
キースが腕の手術をする前のものなので、
90年代初期の貴重なライヴと言えますね。

以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関する品物のあれこれを思い出、感想、記事の一部抜粋、気ままな意見と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。

2012年10月2日 yaplog!

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EMERSON LAKE &PALMER LIVE IN CONCERT / ITARY 1993 [DVD] 2011発売

2012-03-28 17:01:52 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
EMERSON LAKE &PALMER LIVE IN CONCERT/
ITARY 1993 [DVD] 2011発売



画像① 表側


画像② 裏側

イタリアかどこかでテレビ放映された映像が出回っていたようですが、
それを公式なものとしてリリースしたみたいな感じです。
ただ、この映像の悪さを見る限りにおいては、
EL&Pサイドが認めたものとはとても思えないですね。

このDVDにおける一番の良さは何でしょう。

それは、
一見銀色に見えて実際は白と灰色で光沢感を演出しているこのパッケージですね。
DVDにおいては、
初めて、前面を目一杯用いてEL&Pのマークを押し出してきたパッケージです。
「シンプル・イズ・ベスト」という観点から見たら、
最高の仕上がりです。

モントリーライブのジャケットと、やや似ていますが、
こちらのEL&Pの文字の方が大きい。

いや、内容が良くない時は、
少しでも良いところを拾うようにしないとね。

音はそこそこですね。
まぁ、
そこそこと言っても、
ハイヴォルテージのDVDに比したら、聞けるものではありません。
映像はブート並、論外です。

この時期の他のライヴ音源と比較すると、
やや珍しいものも入っているとの事。

それが何であるかを、mixiの友人から聞いたのですが、
データを残しておかなかったので、ここでは語る事ができません。

マニアが買うだろうと思って制作したようですが、
ブログのネタになるのが精一杯と言ったところでしょう。

EL&Pの公式ライヴ映像が少ないところにつけ込んだ商売と言えるかも。

本ブログはEL&Pに関して、若い人達に伝えることを目的の一助としています。
クイック応援してくださると有難いです。

2012年3月28日 yaplog!
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Pictures at an Exhibition / 展覧会の絵 LD

2012-02-16 18:50:15 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
Pictures at an Exhibition / 展覧会の絵 LD
東映ビデオ株式会社


画像① ジャケット表


画像② ジャケット裏


画像③ 曲目リスト


画像④ 解説の下部、価格、演奏時間等表示


レーザーディスクが国内で販売されるようになったのは、
80年代の初め頃だと思います。

ちょうどその頃、
国内では初めての、EL&Pの映像ソフトがリリースされる事になりました。

それが、
完全版になる前のこの「展覧会の絵」です。

当時は、まだ映像ソフトの値段がすこぶる高く、
貧乏学生がおいそれと買えるようなものではありませんでした。
また、
たとえ、買う事ができたにせよ、
VHSの再生機器、
あるいはそれ以上の価格がすると思われる、
レーザーディスクプレイヤーの購入等は、
頭の片隅にすらありませんでしたね。

そのような私にも、
その内容を見る機会が訪れました。

渋谷の某所で、
ピンク・フロイドとEL&Pのビデオ上映会を開催すると、
情報誌「ぴあ」に載ったのです。

入場料は忘れましたが、
初めての動くEL&Pを体験しました。

いやはやどうして、
EL&Pと言うのは写真で見た期待を裏切らないカッコ良さでしたね。

一瞬でも目を離すまいとしてみている時に、

無駄に登場してくるアメコミの映像ったら、

邪魔!邪魔!邪魔!

おかげで、EL&Pファンには、

絶対忘れる事のできない「展覧会の絵」になってしまいましたね。

ジャケット裏の説明を見ると、

「エイジアに在籍するカールのルーツの一片を探る意味で貴重である」

みたいな事も書かれており、

今じゃこんな事を書く人などいないと思われますが、

時流に乗っていたエイジアの陰にEL&Pは埋没していたとも言えますね。

2012年2月16日 yaplog!