EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

THE ANTHOLOGY アナログBOX(4LP)とTHE ANTHOLOGY ( 3CD)

2025-01-27 14:58:37 | EL&Pのベスト盤等
THE   ANTHOLOGY アナログBOX(4LP)とTHE  ANTHOLOGY  (3CD)

最近、帰宅してから、
アップする品物を、物色できる時間を、
少しだけ確保する事ができました。

2019年のカラーヴァイナルボックスを開封しようと取り出したのですが、
観察しているうちに、以前、予告していたことで、
まだ、レポートしていない事がありましたので、
今日はそれを少し書いてみようと思います。



BOXパッケージ裏面

同じジャケットデザインで複数枚のベスト盤という共通事項がありますが、
収録曲が少し違うようだと2023年の8月に述べましたが、
本日は、どう違うのかという事をレポートしてみます。

THE   ANTHOLOGY 3CDが、2016年にリリースされており、
THE   ANTHOLOGY アナログBOX(4LP)が、2019年にリリースされています。

3CDに収録されているがアナログBOX 未収録曲。

Tank
The Only Way (Hymn)
Infinite Space (Conclusion)
The Sheriff
Toccata
Piano Concerto No. 1 (1st Movement)
Brain Salad Surgery
Love Beach
Paper Blood

これらの楽曲は、
時間の関係で収録されていないのかと思いましたが、
逆に、3CDには収録せずにアナログBOXに収録した楽曲というのもあります。

Promenade, Pt. 1 (Live)
The Hut of Baba Yaga, Pt. 1 (Live)
The Curse of Baba Yaga (Live)
The Hut of Baba Yaga, Pt. 2 (Live)
Tank(WORKS 収録ヴァージョン)
Watching Over You (Live)
For You
Farewell to Arms
Daddy

アナログBOXは、
ボックスのデザインを新規で制作しなかった事もあり、
カラーヴァイナルである事が売りであると思っていましたが、
収録曲も微妙に変更しているのも特徴の一つという事になります。

ジャケットデザインやタイトルが異なっていれば、
同じベスト盤と見なす事も無かったのでしょうが、
ジャケットデザインとタイトルが同じでしたので、
その違いを調べるきっかけになりました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

PLATINUM BEST EL&P その2

2024-10-31 16:44:13 | EL&Pのベスト盤等
PLATINUM BEST EL&P その2

プラチナムベスト2CDの収録曲ですが、
アルバムリリース順に収録されているのは、
収録曲リストをみるとわかります。

但し、これまでの似たようなベストと異なるのは、
オリジナルアルバムに収録されている曲の順序を変更せずに、
収録されているというのがあります。

[Disc1]

1.未開人[4:31]
2.石をとれ[12:30]
3.ナイフ・エッジ[5:08]
4.ラッキー・マン[4:40]

5.噴火(エマーソン、レイク&パーマー)/ストーンズ・オブ・イヤーズ(エマーソン、レイク&パーマー)/アイコノクラスト(エマーソン、レイク&パーマー)/ミサ聖祭(エマーソン、レイク&パーマー)/マンティコア(エマーソン、レイク&パーマー)/戦場(エマーソン、レイク&パーマー)/アクアタルカス(エマーソン、レイク&パーマー)[20:42]

6.プロムナード(エマーソン、レイク&パーマー)/バーバ・ヤーガの小屋(エマーソン、レイク&パーマー)/バーバ・ヤーガの呪い(エマーソン、レイク&パーマー)/バーバ・ヤーガの小屋(エマーソン、レイク&パーマー)/キエフの大門(エマーソン、レイク&パーマー)/ジ・エンド(エマーソン、レイク&パーマー)[14:38]

[Disc2]

1.ホウダウン[3:45]
2.トリロジー[8:50]
3.聖地エルサレム[2:47]
4.スティル…ユー・ターン・ミー・オン[2:55]

5.第1印象(エマーソン、レイク&パーマー)/第2印象(エマーソン、レイク&パーマー)/第3印象(エマーソン、レイク&パーマー)[29:48]

6.庶民のファンファーレ[9:44]
7.海賊[13:21]
8.夢みるクリスマス[3:21]
9.キャナリオ[3:58]

EL&PのベストCDがリリースされる時に、
ほぼ、例外なく、グレッグ・レイクの「夢見るクリスマス」が、
CDの最後とか途中に収録される場合が多いのですが、
このCDにおいても、DISC2の最後から2番目に、
収録されていました。

「夢見るクリスマス」には、
このブログでも取り上げているように、
本人歌唱でも様々なヴァージョンがあります。

そして、
ベストCDに収録するに際して、
多くの場合、シングルレコードとして、
最初にリリースされたヴァージョンを用いているケースがほとんどです。

と・こ・ろが、

このプレミアムベスト2CDに収録されていたのは、
「作品第二番」に収録されていたヴァージョンでした。

「だから、どうした!」

と言われる方もいるのでしょうが、
この「作品第二番」に収録されていたヴァージョンを収録することにより、
「レディーズ&ジェントルメン」と「ELP・イン・コンサート」以外の、
70年代の全てのアルバムの曲のどれかを、
アルバムリリース順とアルバム収録順を踏まえて制作し、
前例のないベスト2CDが出来上がった事になるわけです。

これは、3CDにしたら、
「ピアノ・インプロヴィゼイション」と「ピーター・ガン」
に、90年代のアルバム収録曲を加えると、
さらに申し分のないベストCDと言えるかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

プラチナム・ベスト 2CD

2024-07-10 13:56:16 | EL&Pのベスト盤等
プラチナム・ベスト 2CD

この2CD、
2013年にリリースされていたのですが、
当時は、リリースされていた事すら知りませんでした。

どこで知ったかというと、
ヤフオクですね。

ジャケットの色合が90年代にリリースされた、
ベスト1CDと似通っていた事もあり、
収録曲を同じくしてリマスターとかを施したモノであろうと、
勝手に思い込んでおりました。

その後、キースとグレッグが他界してから、
ビクターエンタテイメントさんが、
追悼の意味を含めていると思われる6CDをリリースしたわけですが、
現時点にいたるまで沈黙を守っているわけです。

あまりにわびしいので、
キースとグレッグの存命時に、
ビクターエンタテインメントさんから、
リリースされた現時点における最後のベスト2CDという事で、
少し興味が湧いて中古CDを入手してみたわけです。

このベストCDに関しては、

『大人のための2枚組CD「プラチナム・ベスト」シリーズ』

という企画モノに組み込むために作られたようです。

そのような企画モノの場合、
他にどのようなアーティストがラインナップされているかを、
帯の裏側とか、
中のブックレットに記載されていたりするのだと思いますが、
それは全くありませんでした。



ジャケット
ブックレットになっていて、
1頁を使った簡素なバイオグラフィーと、
収録曲の全歌詞と訳詞が掲載

プラケースCDなのですが、
ジャケットのELPマークが、
かなり大きく描かれています



珍しく、裏側部分への記載事項は、
全く無いようです



CD盤面
ワークス配色といいたいところですが、
プラチナム・ベストのロゴらしきマークがあるので、
バンド名等以外は共通のデザインなのかも知れません

Amazonのきちんとしたレビューが1つだけあって、
これまでのベストアルバムとの違い等が詳しく記載されているのですが、
収録曲に関して聴いて確かめたい事があるので、
続きを書こうと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

LUCKY MAN THE MASTERS COLLECTION  2CD

2024-04-22 14:14:35 | EL&Pのベスト盤等
LUCKY MAN THE MASTERS COLLECTION  2CD

2018年にBMGからリリースされたベストアルバム。

リリース時点での新品ではなく未開封の中古品を、
何年か前に入手したモノですね。



パッケージ表側
価格シールが貼ってあるけど、
これぐらい支払ったのか、
ちょっと疑問
既出の写真ですが、
バンド初期の彼らの写真に文句なし

ディスクユニオンさんの説明がなければ、
このベストアルバムの位置付けすら考えてもみなかったのですが、
BMGが抱えていた8つのアーティストの、
ベストアルバムのシリーズの1つだそうです。

それもあってか仕様はデジパック。

そういう意味では、
一風変わった選曲に走っていない、
無難な企画商品という事かも知れないですが、
意外とそうでもなかったりします。



パッケージ裏側

全29曲。

全体として収録曲は、
アルバムリリース順と、
ライヴ演奏順を織り交ぜた、
ものになっています。

「展覧会の絵」は、
アルバムの発売順としては、
「タルカス」のリリースより後になりますが、
収録演奏自体は、
「タルカス」等のリリースより先に演奏されていたモノです。

「ア・タイム・アンド・プレス」
の後に、
「賢人」が収録されているので、
こちらはアルバムリリース順の収録。

一方、
アルバム「ラヴ・ビーチ」は、
「ELP・イン・コンサート」
より先にリリースされていますが、
「ピーター・ガンのテーマ」の後に、
「キャナリオ」が収録されています。

説明ではアルバムリリース順の収録となっていますが、
厳密なアルバムリリース順にはなっていないようです。

EL&Pファンであっても、
「ワークス」以後のアルバムのリリース順は、
重視していない方もいるかと思うので、
「作品第二番」のリリースの次は、
「ELP・イン・コンサート」ではなく、
「ラヴ・ビーチ」だった事を忘却しているかも知れません。

ちなみに、
「作品第二番」からの収録曲は、

「夢見るクリスマス」
「ホンキー・トンク・トレイン・ブルース」
「ブルフロッグ」

「ブルフロッグ」が珍しい感じもしますが、
個々人の楽曲の寄せ集めの印象がするアルバムから、
3者のパワーバランスを均等にするための選曲と言えますが、
たまたまそうなっただけかもね。

但し、
収録されている「夢見るクリスマス」が、
グレッグのシングルヴァージョンだとすれば、
ちょっとした変化球ではありますが。

大雑把な感じと、
細かい感じが交錯するベストCDと言えます。

amassの記事で、たまたま、こんなのが続いたので、
画像を頂戴しました。



どちらもEL&P自体には触れてはいませんけど

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Emerson, Lake & Palmer The Anthology 3CD その2

2024-03-17 16:30:38 | EL&Pのベスト盤等
Emerson, Lake & Palmer The Anthology  3CD その2

先日、「Original Albums (5CD Boxset)の開封」にて、
BMGは、ELPマークの増殖を、
ボックスのパッケージの裏側に使用する傾向が出てきているとレポートしました。

こちらはボックスではありませんが、
ELPマークの増殖をデザインしています。



3枚のCD収納スリーヴ部は、
すべてこのデザインになっています

品物の大きさとELPマークの大きさのバランスからすると、
ボックスセット等よりは大きめのELPマークの増殖です。

共通しているのは、背景とELPマークの色を同系統の色にして、
マークの色だけを特別に強調しない感じになっている事かと。

思い返すと、
ELPマークが全く目立たないと言ってよいほど、
背景色に近づけた色になっていましたね。

今日は勤務先の事情で、
私は出社しているのですが、
経営者から新しいパソコンを用意したので、
これまで使用しているものと入れ替えるようにとの指示もあり、
それ自体は早めに済ませました。

但し、
このブログも含めた頻繁に使用するサイトにログインするにあたり、
パスワード等、覚えていないモノもあり、
各種サイトのパスワードの設定作業も行っているうちに疲労しました。

これに加えて、先週、別室の方で触れましたが、
先週、スマホが、
店舗ではデータの移動ができないほどの機能不全に陥りまして、
急遽、新しいスマホを準備したのですが、
写真撮影と加工に早めに慣れようと思いました。

それで、短めのネタに気が付くことがありましたので、
アップした次第です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

FANFARE The Best Of Emerson Lake & Palmer 1CD その2

2023-12-07 12:26:27 | EL&Pのベスト盤等
FANFARE The Best Of Emerson Lake & Palmer 1CD その2

10月に取り上げたベスト1枚組CDについて、
どうしても開封して確かめたい事があったので、
先日、開封しました。



CDはめ込み面

アルバムリリースの順に、
楽曲が収録されていると思うわけですが、
着目するべきは、
9曲目の「Tank」でした。

『これは、ひょっとして、
「WORKS Volume1」のカールのサイドに収録された「Tank」かも知れない!』

と考えると確かめて聴かずにはおれませんでした。

様々なEL&PのベストCDにおいて、
「WORKS」の「タンク」が収録されるという事は、
これまでには、あまり、見かけた事がなかったからです。

期待通りに「WORKS」の「タンク」が、
「ELP四部作」を代表する楽曲として、
収録されていました。

ただ、この「タンク」が選ばれた背景には、
カールのサイドにある曲とは言え、
ファーストアルバムに収録されている楽曲なので、
ベストアルバムに取り上げても違和感がないという判断をしたのでしょう。

これが、「セ・ラ・ヴィ」とか出あれば、
楽曲としての認知度は高くても、
バンドとしてのEL&Pではなくて、
グレッグの楽曲ではないのかという見方も出てくるでしょうから、
収録を見合わせたとも考えられます。

ちなみに、「庶民のファンファーレ」に関しては、
アルバムヴァージョンが収録されていました。

この曲をシングルヴァージョンにすれば、
もう1曲ぐらい収録可能だったと思いますが、
それをやらずにフルヴァージョンを収録したところに、
本ベストCD制作の姿勢が伺えます。

「作品第二番」以降の楽曲は、
収録に値しないと考えたのかも知れません。

本日は、グレッグの命日です。

歌と演奏に感謝いたします。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。                                                                                                                                                        

THE ATLANTIC YEARS カセットONE 米国製 ジャンク品

2023-11-14 14:23:22 | EL&Pのベスト盤等
THE ATLANTIC YEARS  カセットONE 米国製 ジャンク品 



表面


リンク先のカセットテープに関しては、
国内では見た事がなかったケースの仕様をメインにレポートしています。

特に調べてはいないのですが、
もともとリンク先のケースのようなヴァージョンのみではなく、
「ONE」と「TWO」を個別のケースに入れてあるヴァージョンもあるかと思います。

今回、取り上げるのは、同じく米国製のインデックスの一部をカットしてある、
ジャンク品なのですが、
ひょっとしたら、プラケースに溝を入れるカセットテープのカットアウト版から、
インデックスとカセット本体を抜き取って、
新たなケースに入れたモノなのかも知れません。



こんな感じ

ケースをカットする時に、「TWO」が破損してしまい、
「ONE」のみになってしまった事も考えられますね。

このブログではアナログ盤のジャケットを、
どのような感じでインデックスの表面に反映させているかについて、
レポートしたりしていますが、
この「THE ATLANTIC YEARS 2CD」に関しては、
アナログ盤が存在していないので、プラケースCDのジャケットが、
オリジナルと考えて良いかと思います。

「THE ATLANTIC YEARS」の絵柄の関しては、
このデザインのTシャツを取り上げた事がありますが、
カセットのインデックスのデザインも、
プラケースCDのジャケットの表面ではカットされている、
下部の絵柄も入っているわけです。

反面、CDジャケットでは、
彫像の胸のあたりに入れ込んである、
アルバムのタイトル文字がカセットのインデックスの表面では消去されていますね。



インデックスを広げた状態

タイトルがインデックスの表面にない事に関しては、
カセットテープのインデックスのデザインそのものは、
アナログ盤のジャケットの画像が解る程度に入れ込んであれば良いのでしょうし、
インデックスの背部によってタイトルが解れば良いわけですから、
販売品として特に問題があるわけではありません。



一部カットされているインデックスの背部

アナログ盤のジャケットの絵柄の一部がカットされたりしているわけですが、
「THE ATLANTIC YEARS」の場合、
カセットテープのインデックスの絵柄の方が、
CDジャケットのために制作されたオリジナルの絵柄に近いという事になるようです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

FANFARE The Best Of Emerson Lake & Palmer CD

2023-10-23 13:25:51 | EL&Pのベスト盤等
FANFARE The Best Of Emerson Lake & Palmer CD



ジャケット

本CDに関しては、
BMGからこのお商品が発売される告知があった時に、
画像だけ拝借して少しだけ文章を書いた事があります。

キースの20CDBOXと一緒に抱き合わせで発注するに際し、
所持していなEL&PのCDで、
最も安価なモノを探していたら、
これが出てきたというわけです。



シュリンク上のステッカー

発売告知当時は、
収録曲も解らなかったのですが、
その後、特に調べる事もなく、
時間が経過してしまいました。

受け取ってみて解った事は
シングルになった曲とか、
良く知られている曲のみを選んで、
意外性に全く走らない1CDを制作したという事ですね。

収録曲は以下の通り。

1.Knife Edge
2.Lucky Man
3.Tarkus:II. Stones Of Years
4.Nutrocker (Live)
5.The Great Gates Of Kiev (Live)
6.From The Beginning
7.Jerusalem
8.Karn Evil 9: First Impression- Part 2
9.Tank
10.Fanfare For The Common Man

プラケース内のジャケットが、
白黒のみの配色だったわけですが、
それに応じるかのように、
プラケース裏側のデザインも、
「WORKS Volume1」の内ジャケットの写真から切り取ったモノを、
入れ込んでいました。



プラケース裏側

「FANFARE」というタイトルも、
もともとは、「WORKS Volume1」に収録されていた、
「Fanfare For The Common Man」から取ったモノだと思っているので、
その「WORKS Volume1」のジャケットの画像を用いるというのは、
タイトルに沿っているとも言えます。

(あまり考えた事もなかったけど、「FANFARE BOX」のパッケージが黒かったのも、
「WORKS Volume1」の影響があるのかな。)

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Emerson, Lake & Palmer The Anthology 3CD

2023-08-22 14:36:58 | EL&Pのベスト盤等
Emerson, Lake & Palmer The Anthology  3CD

このブログでは、
BMGからリリースされているEL&Pのアルバムの仕様に、
誤った記載をした事があります。

BMGから発売されている「タルカス」、
「恐怖の頭脳改革」等のアルバムは、
ボーナストラックが入って2CDのモノがほとんどなのですが、
その仕様は、「デジスリーヴ」と呼ばれているモノでした。

紙製の折りたたみ式のダブルジャケットないしは、
3面開きのような仕様に、
インサート部が設けられていて、
そこにCD盤を差し込んで収納するようになっているわけですね。

それを「デジブック仕様」と誤記した事がありました。

本日、取り上げるベスト3CDは、
「デジブック仕様」になっています。



ジャケット正面から

このデジブック仕様のCDは、
「夢みるクリスマス」が収録されてある、

デジブック仕様というのは、
背表紙にあたる部分が、
ハードカバーの書籍のようになっている事と、
アーティストや内容物の説明が、
書籍の頁をめくるような仕様になって、
記載されているという事もあります。
そして、中に組み込まれている、
紙製のスリーヴにCD盤を収納するわけです。



上から撮る

背表紙にあたる部分が、
ハードカバーの書籍のようになっているというのは、
デジブック仕様に限らず、
CD盤をセットする部分が、
プラスチックになっていると、
「デジパック」になるので、
背表紙がハードカバーの書籍のようであっても、
「デジブック仕様」とは呼ばないのかも知れません。

いずれにしましても、
バンドとしてのEL&Pとしては、
現時点においては、
唯一のデジブック仕様ではないかと思います。





背表紙部

この3CDは、
昨年ぐらいに中古で入手したのですが、
2016年にリリースされているので、
ジャケットデザインに関しては、
こちらのアナログ盤より先という事になるかと思います。

アナログ盤の方はタイトルもこの3CDと同じなのですが、
以前、調べてみた時は、
少しだけ収録曲が異なっていました。

それは次の機会に触れてみたいと思います。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

BEST OF EL&P カセット フランス製

2023-08-03 13:45:53 | EL&Pのベスト盤等
BEST OF EL&P カセット フランス製



新しいケースに入れたカセット本体と、
オリジナルケース



裏返してスキャンする
今日はスマホを自宅に忘れてきた

このフランス製のカセットテープは、
いくつか取り上げています。

フランスにおいて制作された、
すべてのカセットテープが、
同じ仕様かどうかは解りかねますが、
これまでとりあげてきた品物には、
一目で見て解る特徴がありました。

(アイルランド版はオレンジ色ではありませんでしたが)

2.インデックスに記載されるバンド名やアルバムタイトル文字を、

インデックス上の、
バンド名やアルバムタイトル文字に関しては、
これまで取り上げてきた、
オリジナルアルバムに関しては、
とてもコダワリの感じられるモノでしたが、
まさか、このベストアルバム内の、
タイトル文字に関しても、
その仕様を崩さずに取り組んでいるとは、
考えても見ませんでした。



こだわりのインデックス

海外のお店から求めたこの品物、
オリジナルケースに擦り傷が無数に付いているのを気にしてか、
透明な角丸仕様の新しいケースにカセット本体を入れて、
送付してくださったのですが、
オリジナルケースも一緒に送付してくれました。

こちらとしては、オリジナルのケースであれば、
擦り傷がついていようが特に問題はなかったわけですが、
様々な顧客のニーズに対応しようとすれば、
新しいケースを用意して送付する事も、
気の利いた営業方針かと思います。

悪い気はしないですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

イタリア制作ベストCDシリーズ Pirates 未開封

2023-07-26 13:41:35 | EL&Pのベスト盤等
イタリア制作ベストCDシリーズ Pirates 未開封

本CDの内容に関しては、
数年前に未開封状態の品物を入手できました。



プラケース内のジャケットを、
取り出してCDの盤面が見えるようにして、
パックしています

2015年の時点では、
今ひとつ、よく解らなかったので、
あえて、レポートでは触れないようにしていたのかも知れませんが、
このCD、「番号」がないわけです。



裏側

盤面に「M.I.A. ACT 4」との記載がありますが、
管理番号みたいなもので、
通常の公式なCDの番号とは異なります。

当ブログで取り上げた「番号」の無いCDは、
「ピート・シンフィールドのプラケース水色ジャケ」等もありましたが、
それはオフィシャルな品物ではないかという話もネット上にはありました。

それで、この「Pirates」ですが、
どうやら「コレクターズCD」のようです。

Discogsでの発売が禁止されていました。

ブートというと、正規でないライヴ音源を想像するわけですが、
正規品でない編集モノのCDとかも含めて、
「コレクターズCD」と呼称したりしているみたいです。

このプラケースCDをブリスターパックに入れた未使用状態の仕様は、
時々、ネット上で見かけたりしたように思いますが、
発売する時点で、中のCD盤も見えるようにしているという事ですね。

CD盤が見えるという事は、
「番号」が付記されていないのも解るわけでして、
凝視すると正規の品物ではないという事になるかと思います。

正規品でも、このようなブリスターパックに、
入っている場合もあったようですね。



ネット上より

当ブログでは、なにがしかの説明のために、
ブート商品を取り上げたりする事はありましたが、
品物をメインにした記事は、書かない事にしていました。

今回は、既に取り上げてしまっていた事もあり、
さらなる補足も含めてレポートしました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Ultimate Collectionのアナログ盤

2023-07-20 09:46:16 | EL&Pのベスト盤等
Ultimate Collectionのアナログ盤

先週、yffcyesheadさんから、
一早くリリース情報を頂戴しました。

ありがとうございます。

予約受付を開始している大手通販サイトも出てきました.

数年前に、リリースされまして、
数度に渡って取り上げた、
ベスト3CD、「Ultimate Collection」というのがありましたが、
タイトルとジャケットが同じ2枚組のアナログ盤です。

このベスト3CDは、
かなりの廉価盤という事もあって、
英国のCDチャートにも顔を出していたようでした。

だからと言って、
アナログ盤にしたところで、
売れるかというと、
そんな事はないのでしょうが、
2枚組のベストアナログ盤というのは、
初めての試みではあります。

加えて、
このアナログ2枚組は、
クリアヴァイナルとの事です。
バンドとしての、
クリアヴァイナルは初めてではないかと思われます。



取扱サイトより頂戴

これが、今年、BMGからリリースされる、
最後の企画かどうかは解りませんが、
年末ぐらいに、
何かまた別のモノを出してくる可能性はあるかと思います。

普通に考えて、
3CDが最初にリリースされた場合、
収録されているすべての楽曲を、
2LPに全曲収録する事は出来ないでしょうから、
今日のアナログブームに便乗しただけの企画のような印象を受けます。

それでも、何も出ないよりは、良いと思っています。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

THE ANTHOLOGY アナログBOX 外観

2023-02-08 15:11:13 | EL&Pのベスト盤等
THE  ANTHOLOGY アナログBOX 外観

2019年発売の品物でしたが、
その続きが全くありませんでしたので、
レポートしてみたいと思います。



ボックス表面

ドイツ、イタリア、オランダ等で、
EL&Pの「ファースト」「タルカス」等を含めて、
アナログ盤のボックスを制作していた事もありますし、
ピクチャーレコードのボックスもリリースされたわけですが、
楽曲をセレクトしてアナログ盤ボックスを制作したのは、
この「THE ANTHOLOGY」が初めてであったかも知れません。

それにレコード盤がカラーという特徴も加味されたわけです。



シュリンク上のステッカー

EL&Pのアナログ盤ボックスを制作するとした場合、
どのようなモノを制作したらファンが喜ぶかというと、
これはちょっと難しいかも知れません。

一口にファンと言っても、
色々な方がいると思いますので、
全てのファンの欲求を満たす品物は、
制作できないでしょうから、
「何割かのファンに賛同してもらえれば幸い」
という考えで企画するしかないでしょうね。

アナログ盤4枚組ベストとなると、
代表的な楽曲は、ほぼ、網羅できるでしょうが、

「オリジナルアルバムを聴いていれば購入する必要がない」

という考えを如何に払拭させて購入させる魅力を持たせるかというところです。



ボックス背部

そこで、時流に乗っかったとも言える、
「カラーレコード」が出てきたのでしょう。

しかも、ありきたりのカラーでは、
面白くないという事も考えてくれたのだと思いますね。



ボックスインサート部に見える
レコードのカラーに合わせた色のスリーヴ

開封したらまたレポートします。

それにしても、
未開封のまま足掛け5年か。

年を重ねるほどに、
月日の経過は早く感じます。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

No.2055

The Essential EMERSON LAKE PALMER Limited Edition 3.0 その2

2023-01-24 17:13:25 | EL&Pのベスト盤等
The Essential EMERSON LAKE PALMER 
Limited Edition 3.0 その2

ジェフ・ベックの突然の訃報を聞いて、
いつもの簡単な観察レポートが延びてしまいました。

このCDは、以前、取り上げた事がある、
CDを1枚プラスしたものですね。

2CDが2007年のリリースで、
この3CDは、2年後の2009年のリリース。

リミテッドエディションを出すまでの時間の間隔が、
短いような気がします。

付加価値を出す目的もあってか、
ジャケットの色は赤銅色みたいな感じに変えています。

プラスしたCDに収録されているのは、
ワイト島でのライヴの音源と、
メンバーへのインタビューですね。
インタビューはワイト島のDVDに収録されていたモノと同じかも知れない。

2CDの時は、プラケース盤でしたが、
この3CDは、4面開きのデジスリーヴ仕様になっていました。



最初に開いた状態



DISC ONE とDISC TWOを挿入する面
CD盤を入れ込んだ時に、
入り込みすぎないように、
スリーヴ上に溝を設けてあります
後にBMGから発売されたベスト盤のデジスリーヴは、
ここまで手が込んではいません



DISC THREEとブックレットを挿入する面

ジャケット内部の面は、
カール単独面とグレッグ単独面があるわけですが、
キース単独面というのは特になし。
公平さに欠くわけですが、
細かいことは気にしないようにしないとね。

グレッグの翻訳自伝の出版が、
今度は4月の後半にずれ込むお知らせが来ました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

The Essential EMERSON LAKE&PALMER Limited Edition 3.0

2023-01-12 15:24:50 | EL&Pのベスト盤等
The Essential EMERSON LAKE&PALMER
Limited Edition 3.0

社用でマイカーを使用しなくなってから、
音楽鑑賞の時間が圧倒的に失われるという、
受難の日々が続いております。



デジスリーヴジャケット

本日は、昨年、ようやく中古品で安価で入手できた、
このベスト3CDをレポートしようと思っていたのですが、
出社してパソコンを立ち上げてちょっとしたら、
私にとっては衝撃的なヤフーのニュースが目に入りましたので、
しばし、ボーッといたしておりました。

このブログを読みに来られる方々は、
既にご承知であろうジェフ・ベックの他界です。

私が洋楽を嗜むといっても、
アナログ盤しかない時代から、
CDが主流になった時代も含めて、
所持しているアーティストの数は、
ほんの一握りしかないわけですが、
その中でもアルバム数が多いアーティストに入っているのが、
ジェフ・ベックです。

本日は、タイトルの品物をレポートする気力が、
いつもより失せてしまいました。

ジェフ・ベックにまつわる事では、
当ブログの中でも、
「ワイアード」のタイトル文字が、
米国盤と国内盤で異なるとかについて触れたりしておりましたが、
昨日か一昨日、ちょっと過去のブログを見る事がありまして、
たまたま、それが書かれたブログも目に触れたばかりでした。

2010年に新譜のCDを購入した後に、
白のストラトフィギュア付きのリミテッドエディションも出たので、
これも購入してしまいまして、ボックスに入れたまま、
自宅の部屋の目に入るところに置いてあります。

EL&P好きの知人でドラムを叩く方が、
米国居住時にタル・ウィルケンフェルドと会話をした事がある事を、
お会いした時に聞きましたが、
彼女が参加していたこのアルバムはトレヴァー・ホーンが、
プロデューサーの1人だったのですね。
購入した時は覚えていたのかも知れませんが、
すっかり忘れていました。

あぁ、
盛岡公演が開催された時、
無理してでも行っておけば良かった。

ご冥福をお祈りいたします。

今日はボーッとしていて、
二度手間になる仕事をしてしまっている。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。