EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

WORKS Volume2 英CASTLE 1996年盤の未開封から

2023-09-26 13:03:27 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 英CASTLE 1996年盤の未開封から

昨年の春に、


という事で、
シュリンク上ではなく、
プラケース上に銀色のステッカーが直接貼られているのが、
「完品」であるという事を確認した事について、
レポートしています。

今日は、そのステッカーが貼られていた位置について、
述べてみたいと思います。

これに関しては、
プラケース下部の、
向かって左側に貼られているケースと、
右側に貼られているケースがあるようです。

上のリンク先の「Pictures At An Exhibition」は、
プラケース下部の
向かって左側に貼られていたわけですが、
7年ほど前に入手した、
「WORKS Volume2」は、
向かって右側の下部にステッカーが貼られています。



英CASTLE 1996年盤 未開封品
ステッカーのデザインから、
LIMITED EDITION
PICTURE DISC
が削除されています
削除するしかないと判断したのでしょう




プラケース裏側
まだ、ボーナストラックとかが、
収録されていなかった頃ですね

ステッカーを貼る位置に関しては、
タイトルによって異なっているのか、
たまたまそうであるかは、
今のところ突き止めておりません。

同じ品物の未開封品をいくつか入手できれば、
さらに解る事もあるかと思いますが、
これものんびりと探るしかないですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

マジカル : ザ・ソロ・イヤーズ・ボックス

2023-09-22 15:29:09 | Greg Lake関連
マジカル : ザ・ソロ・イヤーズ・ボックス



以前の写真と同じモノの一部

英国からのリリースが決定していた、

「GREG LAKE MAGICAL: 7CD BOX THE SOLO YEARS CD BOX SET」。

少しだけ悶々としておりましたが、
国内仕様盤がリリースされる事になったようです。

邦題が、「マジカル : ザ・ソロ・イヤーズ・ボックス」との事。

9月20日にディスクユニオンさんのサイトにアップされたようです。
大手通販の一部でも予約を始めていますね。

レーベルはディスクユニオンさん。

日本語解説付との事ですが、

おそらく、


の時のように、
大きな帯は付けないで、帯代わりの簡単なステッカーを、
貼るだけだと思います。

解説は、あの「松井 巧」さん。

「あの」と書いたのは、
東京FM出版の地球音楽ライブラリーシリーズのEL&Pをまとめられた方です。

この書籍も90年代の半ばに著されたモノなので、
本当は増補改訂版とかが欲しいところですが、
需要がないので改訂版の企画すら存在しないのでしょう。

その分、この国内仕様盤の解説には、
たっぷりの情報を入れ込んで欲しいとは思います。

以上。

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ナイトホークス カセットテープ 米国製

2023-09-20 09:11:11 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
ナイトホークス カセットテープ 米国製

キースが音楽を担当した洋画のサントラのレコード盤に関しては、
アレコレ探していて幾つかこのブログで取り上げていますが、

「キースが音楽を担当した洋画に関して、
カセットテープもあるだろう。」

と思ったのは、
このブログを始めてからだったような気がします。

邦画に関しては、
「幻魔大戦」は、かなり前にサントラのカセットテープを取り上げていますし、
あまり見かけない紙製のパッケージに収納された、
「幻魔大戦 ドラマ編」の2本組のカセットテープも取り上げました。

「ゴジラファイナルウォーズ」に関しては、
21世紀の作品という事もあり、
カセットテープは存在していなくて、
サントラは、CDとDVD-Audioのみがリリースされていました。

アニメに関しては昭和のドラマ編にあたる品物は、
映像作品が安価になった事で制作されなくなり、
DVDの映像作品に姿を変えたのだと思いますが、
昭和の特撮にも「ドラマ編」にあたるレコード盤や、
カセットテープがあったかまでは精査はしておりません。

仮に昭和の時代の特撮作品の「ドラマ編」のレコードやカセットテープが存在していたにせよ、
「ゴジラファイナルウォーズ」の頃は、
特撮作品の「ドラマ編」のCDとかは制作しなくなった事は確かでしょう。

キースが映画音楽を担当した、
洋画のサントラのカセットテープですが、
おそらく国内製のカセットテープは存在していなのではないかと、
思っています。
映画そのものが日本国内で大ヒットしたのであれば、
サントラのカセットテープが制作されていたかも知れませんが、
そんな感じでは無かったと思います。

本日取り上げるのは、
数年前に入手した、

「ナイトホークスのカセットテープのシュリンク未開封品、
米国製(プラケースひび割れあり)」

という品物です。

ケース内部のインデックスのデザインは、
初期のレコードジャケットを元にして制作されています。



表側
今さらいうまでもない事ですが、
カセットテープになると、
ナイトホークスのくり抜き文字から覗いている、
映画出演者の顔が本当に小さくなりますね
それと、タイトル文字がクッキリしないという事も言えます



裏側



背部

今のところ、
未開封のカセットテープは、
開封して再生する予定は全くないので、
保管するだけになります。

ナイトホークスも、
20CDボックスには収納されるようですが、
以前にも触れた通り、
結局、「アナログ盤ジャケット完全再現ミニチュアスリーヴ」が制作されないと、
ジャケットの「タイトル文字くり抜き仕様」を味わう事が出来ません。

一方、
ナイトホースのアナログ盤サントラのシュリンク未開封品当時モノ(カットアウト盤とは思いますが)は、
リーズナブルな価格で出品されていても、
ほとんど札が入りませんので、
希少価値もそれほど無く、
あまり珍しいモノではないのかも知れません。

私にとっては、
リリースされた頃は何度も聴いておりましたので、
思い出深いサントラではあります。

以上。

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残念ながらEL&Pが載っていないWEAの冊子

2023-09-18 16:52:15 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
「WEA-WAY CATALOGUE Vol.1」

残念ながらEL&Pが載っていないWEAの冊子

というタイトルにしておくと、

「せっかくポチってみたのに、EL&Pが無いではないか!」

と心の中で思われる事もないでしょう。

この冊子は、「WEA」が販売店むけか、
リスナー向けに制作した冊子ですね。



表紙
大きさは、
縦20.9cm×横14.8cm
背表紙付きで厚さ5mm

ヤフオクで3年以上前に入手したのですが、
タイトルは、

「WEA-WAY CATALOGUE Vol.1」

となっています。

「Vol.2」は見た事がないので、
「Vol.1」のみで終わったのかも知れません。

当時、日本の「WEA」が抱えていた、
人気のあったアーティストや、
これからプッシュする全26アーティストの写真と、
主なアルバムリストがカラーで載っています。

見開くと左側にアーティストとアルバムの写真があり、
右側にアーティストのヒストリー等の説明があります。

イエスは載っておりまして、
こんな感じです。



イエスの頁

1980年リリースの「(イエス・ショウ)イエスショウズ」のジャケット写真がないので、
リリースが決まった頃に出された冊子なのかも知れません。

非売品で、1979年6月1日発行とあります。

EL&Pにまつわる痕跡がないかという事ですが、
裏表紙にレーベル関連のマークが載っており、
マンティコアマークがありますね。
それと、
最後の頁のお抱えアーティスト一覧に、
名前が登場しています。




最後のページの中央部

この時点で、
マンティコアレーベルが、
完全に無くなっていのかは、
精査していないので解りませんが、
レコードリリースはしていないまでも、
リリース作品の音源等の管理はしていたようです。

EL&Pの
「恐怖の頭脳改革」と、
「レディーズ&ジェントルメン」
もそれにあたるのかも知れません。

1979年というと、
1978年の「ラヴ・ビーチ」のリリースからおよそ1年後、
「ELP・イン・コンサート」が発売されていたので、
グループ活動が終了していた時期になるかと思います。

この冊子は、EL&Pの栄枯盛衰ぶりが見えるというよりも、
バンドとしてのEL&Pは現役ではなかったわけなので、
載せる対象にはなり得なかったという事ですね。

私自身の記憶ですが、
「作品第二番」から後の、
アルバムリリースの時期とかが、
曖昧になりつつありまして、
「ELP・イン・コンサート」のリリースが、
「ラヴ・ビーチ」リリースの後である事ぐらいは、
記憶していたのですが、
それが何年であったかまでは、
記憶から薄れてしまっておりました。

親の介護をしながら、
記憶力の衰退を見ていると、
普通に生活できる脳だけは、
何とか維持できたらと思っていますけどね。

3年以上前に入手したこの冊子ですが、
「ELP」の文字が1ヵ所だけだったという記憶は、
しっかり残っていて、
その通りだったのは幸いです。

以上。

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ウルトラ・ヴァイヴさんからTシャツが届いた

2023-09-16 11:51:13 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
ウルトラ・ヴァイヴさんからTシャツが届いた



こんな感じ

私にとって、
早いところハッキリすると助かるのが、
グレッグの7CDBOXの国内仕様盤が、
果たして出るのか出ないのかという事ですね。

キースの20CDBOXに関しては、
いち早く、輸入盤を注文してしまいましたので、
マーキー(ベル・アンティーク)の国内仕様盤の入手に関しては、
今のところ購入の決心もつかずに、
悶々としているわけですが、
グレッグの7CDBOXに関しては、
そのような事にならないように、
あわてて注文をしない事にしました。

話は変わって、
今日のタイトルにまつわる事を少し書きます。

このTシャツの入手経緯等に関しては、
以前の「3(スリー)」関連のブログで述べております。

バディ・ガイのTシャツですね。



こんな感じ

キャンペーンの写真から、
白黒写真の部分は、
もっと濃いのかと思っていましたが、
薄目です。



バングラディシュとあります

当ブログはEL&P関連事物を取り上げており、
ほとんど関連が薄いモノではありますが、
「3(スリー)」の国内盤を2枚購入しなければ、
キャンペーンへの申込をする事自体、
全く思わなかった事であります。

Tシャツのプレゼントにまつわる事も記事として書いておりましたので、
何とか申込を忘れずに(消印ギリギリ)、申込ハガキを作成して投函し、
無事に品物を受ける事が出来ましたので、
そのご報告です。



送付されてきた封筒

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

タルカス アナログ国内盤No.P-8133Aの7(セブン)帯について

2023-09-14 11:38:27 | 「タルカス / TARKUS」
タルカス アナログ国内盤No.P-8133Aの7(セブン)帯について

7(セブン)帯については、ディスクユニオンさんの、
ミニチュア再現帯を取り上げていました。

ヤフオクでもセブン帯が付いているタルカスが、
時々、出品されますが、
ファーストアルバムの花帯付きと同様に、
競争が始まりますね。

何年か前の事なのですが、
忙しかったのか、
画像を保存しそびれまして、
解った事がありました。

セブン帯に関しては、
セブン帯が付いているだけでは、
「完品」ではないらしいという事が解りました。



星形のペーパー

まず、セブン帯があって、
このような星の形のペーパーが付いており、
その他にもピンク色の歌詞カード以外のペーパーのようなモノが付いていたと記憶しています。

これらが、
全てセットされていて、
それが、「セブン帯の完品ヴァージョン」という事になるのかと、
思われます。

私が何年か前に入手したのは、
セブン帯が付いていなくて、
この星形のペーパーだけが付いているものです。



一応、
レーベル面の写真

セブン帯がついていなくても、
希少価値があると思っていたのですが、
これは「セブン帯の完品ヴァージョン」の一部だったようです。

EL&Pファンでも、
レコードジャケットの帯とかレコードの付属物に関心の無い方にとっては、
ほんと、どうでも良い話ではありますが、
このようなタイトルのブログを開始してしまった手前、
「完品」を揃えないまでも、
その時の状態は少しでも知りたいという欲求はありますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ヴァリエイションズ (20CD Box Set) さらなる国内仕様盤

2023-09-08 14:43:52 | Keith Emerson関連
ヴァリエイションズ (20CD Box Set) さらなる国内仕様盤



前と同じ写真ですが、
さらに回転

「Variations」の国内仕様盤がリリースされる事に、
触れていたのですが、
私に追い打ちをかける、
別の国内仕様盤のリリースが決定したようです。

価格は、なんと!

¥44,000-

レーベルは、

あの「MARQUEE」さんであります。

全く考えてもみませんでしたが、
これまでも、

「At The Movies」

や、

「Emerson Plays Emerson」

の国内仕様盤、

あるいは、

「Live From Manticore Hall」

の国内盤(紙ジャケット)、

をリリースしていましたので、
ありうる事ではありました。

帯と解説の付加価値を、
圧倒的に見せつけてくれるような、
有無を言わせない価格になっておりますが、
「MARQUEE」さんに意見など、
できるわけもないのです。

おかげで、
グレッグの7CDボックスへのあり得ない妄想が、
朝から脳裏をかすめております。

どこかで国内仕様盤が出る可能性もあるかも知れませんが、
国内盤そのものを制作するかも知れないところが、
ありましたね。

それは昨年、

「エイジア・イン・エイジア~ライヴ・アット・武道館 1983」

をリリースしたところです。

ここからは、2010年に、
グレッグの紙ジャケットSHM-CD、
5タイトルが、同時リリースされておりましたので、
グレッグの事が好きなのかも知れません。

ただ、
「エイジア・イン・エイジア~ライヴ・アット・武道館 1983」に関しては、
日本先行発売だったのですが、
グレッグの7CDボックスに関しては、
今のところ、そんな話もないようなので、
おそらく、私の妄想に終わるでしょう。

グレッグの

「The Anthology: A Musical Journey」(2020年)
ですが、
国内仕様盤がリリースされないまま時間が経過しましたので、
今回の7CDボックスに関しても、
国内仕様盤も国内盤もリリースされないという事も考えられます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ブラック・ムーンのDCC(デジタルコンパクトカセット)のオークション その2

2023-09-07 13:30:03 | EL&Pにまつわるオークション等について
ブラック・ムーンのDCC(デジタルコンパクトカセット)のオークション その2

先月(8月)の11日(金)に、

先週、
同じ品物が出品されておりましたので、
落札価格の行く末を追っていたのですが、

なんと!

送料別途の開始価格である、

¥4,800-

で落札されました。

この商品、ウォッチリストに入れている方は、
確か、10名以上はいたと思われますが、
他に札を入れる人は1人もいなかったようで、
無競争で落札されたようです。

先月の出品から1ヶ月ほどしか経過していないので、
ネット上のデータがまだ閲覧できましたので、
調べてみたところ、
出品者は同じ方でした。



サイトより頂戴した新たな画像

それと見落としがありまして、
前回も今回も即決価格を¥70,000-に設定していたのでした。

今回、落札された方は、
前回、応札されていた3名のうちの1人ではないようです。

今回、落札された方が、
もし、競争になった場合、
どのぐらいの金額まで札を入れる考えであったかは、
無競争でしたので見当もつきません。

前回は、3名の方が、
およそ、¥45,000-以上の札を入れて競争をしていた事を踏まえると、
今回、落札された方は、
かなり運が良かったと思います。

こういう事は時々ありますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

グレッグ・レイク 7CD BOXの発売

2023-09-06 15:02:26 | Greg Lake関連
グレッグ・レイク 7CD BOXの発売

グレッグ・レイクのボックスセットの発売のお知らせを、
yffcyesheadさんから頂戴しました。



ボックスの表面になると思われる写真
発売サイトより頂戴
タイトルは「MAGICAL」

リンク先の内容をザッと見て、
いろいろと思うところを書きたいと思っていたのですが、
昨日は、職場にて、思わぬアクシデントもあり、
解決に時間を費やしてしまいまして、
別室の記事だけ短めに書いて退社しました。

キースのボックスは10月に発売予定ですが、
グレッグのボックスの発売予定日は、
11月10日と、グレッグの誕生日に合わせています。

このグレッグのボックスはいつ頃から計画されていたモノなのでしょう?

キースのボックスのリリースに対抗して、
急遽発売が決定したという事もないとは思いますが、

(本当に対抗していないと言い切る事が出来ないのがEL&Pである。
本人達はこの世にいないけど関係者とかがね。)

今年は現時点において、バンドとしてのEL&Pの、
ファン納得の決定打とも言えるべきリリースもありません。

となると、
キースとグレッグのそれぞれのボックスがリリースされるのは、
お財布にはかなりかなり厳しいけれど、
何でもかんでも欲しがるタイプのファンにとっては嬉しい事であります。

(これは、あくまでも、私個人の意見ですね。
決定打として、
頭脳改革のピクチャーレコードや、
レコード盤クリア仕様の2枚組ベストアルバムがあるではないかという、
意見もあるかと思います。)

グレッグのボックスですが、
枚数も7CDと少ないので、
収納リストを書き写しますと、

Greg Lake(ソロファーストね)

Manoeuvres

From the Underground: The Official Bootleg

From the Underground Vol. II - Deeper into The Mine. An Official Greg Lake Bootleg

Songs of a Lifetime

Live in Piacenza

Live from Manticore Hall

となっておりまして、
いずれもこのブログで短くレポートしているタイトルです。

入手可能な最高の音源からリマスタリングされているとの事ですが、
特に収録曲が増えるという事でもないようです。

結局は、写真をふんだんに(おそらく)折り込んだ、
68頁のブックレットが付くようなので、
これが中心という見方もできますね。

これは、ディスクユニオンさんで、
国内仕様盤を出してくれるかも知れませんが、
以前の国内仕様盤、
「ライヴ・イン・ピアツェンツァ: リミテッド・エディションBOX」のボックスは、
イタリアからの輸入ボックスより、1ヶ月遅れで発売されていたようなのですが、
掃けるまで時間がかかっていたので、今回はどうするのかは未知数ですね。



先行予約の映像の一部を頂戴
これを見ると、
6CDからはみ出した「Live from Manticore Hall」のみ、
独自のペーパースリーヴに入っている感じです
(このCDは、仲良く、両者のボックスに入る事になったのだね)
但し、CDの収納の仕方に関しては、
現時点でのディスクユニオンさんの説明とは異なっています

グレッグの2006年のライヴの音源とか、
ボックスに収納すると、
もっと充実したものになるかと思いますが、
クリアできない事情とかもあったのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

マーキー(marquee) 028号

2023-09-04 14:26:43 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
マーキー(marquee) 028号




表紙

古雑誌で購入したモノです。

私は、関東圏居住時に、
マーキー誌を書店で見かけた事がなかったのですが、
その頃のマーキー誌を初めて見る事になりました。

加えて、その頃のマーキー誌には、
プレイヤー誌のように、
背表紙がなかった事も初めて知りました。

この号は、
3(スリー)のアルバムがリリースされた頃に出たもので、
白黒1頁を用いて、
EL&PやEL&パウエル、
3(スリー)までの作品に関しての、
数行の評を、
書き手の方が独自の視点でまとめてあります。

そのまとめ方が、
あまりに大胆すぎて小気味よい。

以下、抜き書きしてみます。

「Brain Salad Surgery」
前略~ 過剰な音の集積をひとつひとつ取り除いてゆけば、何が残るだろうか。何も残らない。これぞELPの極限の姿である。

「Love Beach」
聴いていない。

「In Concert」
見た事がない。

「To The Power Of Three」
産業ロックの外装としてなら、エマーソンのアレンジ、コード・ワークは現在に通用することを証明。あまり面白くないし、好みでもないが、質はかなり高い。

一部の抜き書き、終わり。

抜き書きを省略した他のアルバム評も、
独特なのですが、
「Love Beach」と「In Concert」を、
これだけで済ませているインパクトが、
あまりにも強烈でしたので載せて見ました。

全体として、
私はずっとEL&Pのファンをやっているわけですが、
心の片隅で感じていても整理がつかないし、
ましてや文章化も出来ない事を、
表現してくれている感じもありました。

「To The Power Of Three」の白黒のジャケット写真が、
掲載されていますが、
音楽誌の通常の載せ方ではなく、
「・・・TO THE POWER OF THREE」の文字が、
読みやすいような載せ方をしているのですが、
意識的にそうしたのかも知れません。



こんな感じで掲載

それにしても、
EL&Pのトリビュートアルバムへの参加が決まって、
過去にアナログ盤は持っていたけれども、
音楽を確認するために、
わざわざEL&PのCDを購入したミュージシャンもいるかと思えば、
聴いてないアルバムもありながら、
EL&Pに関して、大胆にまとめあげる音楽評論家。
(それが、この論考全体を面白くしている事は確かですけどね。)

EL&Pファンにも色々あるように、
EL&Pを語る時の音楽評論家の姿勢もいろいろとあるものです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

リック・ウェイクマン 1975年 来日公演パンフ

2023-09-02 09:59:11 | 他バンドのライナー等に特別に登場するEL&Pの文字
リック・ウェイクマン 1975年 来日公演パンフ




表紙
顔の上の白い髪の毛のようなモノは、
擦り傷ではないようです

私はリック・ウェイクマンの事は、
ほとんど知りません。

以前、述べた事があったかと思いますが、
中学3年からの親友が、
イエスが好きだったので、
彼が持っていたリック・ウェイクマンのアルバムを、
何度か借りて聴いた事はあります。

彼が、リックが参加していたストローブスの廉価盤も、
購入していた事も覚えてはいます。

その彼の所持していたアナログ盤のすべてを、
10年ぐらい前に譲り受けたのですが、
それらを吟味しないまま、
現在にいたっております。
その中には高校卒業後に彼が購入したと思われるタイトルも、
何10枚かありました。

リック・ウェイクマンに関しては、
発売日から数ヶ月を経て彼が購入していたのが、

「罪なる舞踏」。

私の中では、彼から借りて聴いた、
それ以前のソロアルバムの印象が薄くて、
「罪なる舞踏」が良かったという事だけは、
しっかりと覚えています。

10年ぐらい前から、
イエスやリックのCDも、
通販の抱き合わせで購入する際に、
ちょくちょく購入はしていますが、
未開封のままになっているモノもありますね。

5月に宅内のCD置き場所変更の作業をしていたら、
購入した事をすっかり忘却しているタイトルもありました。

私はEL&Pが最も好きなわけですが、

ジョン・アンダーソンとか、
リック・ウェイクマンとか、
イエスに関連しているメンバーは、
ソロ作品や参加作品も多く、

結果として、

「長く生きて多くを生み出す。」

という人生を歩まれているので、
個人的にはそのような人生に憧れてはおります。

このパンフレットには、
音楽評論家、数名の文章や、
リックの使用機材に関しての詳細な紹介や、
リックのヒストリー等が、
掲載されています。

その中に、
立川直樹氏の文章があります。

少し抜き書きしてみます。

「リックほど音楽とは何であるかを、またキーボードひとつひとつの特性を完全に把握しているアーチストはまずいない。確かに、リックのただ1人のライバルであるキース・エマーソンも、キーボードの達人だ。ムーグを弾かせたら、まず右に出る者はいないだろうし、ステージでのエネルギッシュなプレイは、常に人気の的だ。
 だか、リックの洗練されたフレーズと曖昧のある和音の使い方、それに他の楽器との音の関係を知りつくしたプレイを聞くと、僕はエマーソンをどうしてもNo.2の座に追いやらざるを得ないのである。」

このパンフレットの中で、
立川直樹氏の文章の中でのみ、
エマーソン・レイク&パーマーや、
キース・エマーソンの文字が登場しています。

立川直樹氏というと、
EL&Pに関して、まるで、予言者であるような分析をしているのが、
とても印象に残っていました。

私は、「音楽の作り」とか専門的な事はよく解りませんが、
少なくともリック・ウェイクマンが、
息の長い創作活動を今にいたるまで続けている事は確かですから、
その姿勢を維持・存続させている魂のエネルギー、
体力と言うのは、「とても凄いなぁ」と思うわけです。

それと、このパンフレットのヒストリーの中で、
リックの父上の名前が、
「ヒース・ウェイクマン」と、
記されています。

キースをモデルとしたとされている、
リックの父上の名前から拝借したのではないかと、
思ってしまいました。

私などは、「キース」を「ヒース」にしただけだと、
単純に解釈していたのですが、
「ヒース・ウェイクマン」もピアノ奏者だったようなので、
作品上での職業がピアニストである
「ヒース・イアソン」と共通する部分があります。

このような事は、既に御存知の方は、多いのでしょうが、
私などは、古いパンフレットを見ながら、
今頃になって、思ったりしているわけです。

この来日公演パンフレットは、
古書店から、
パンフレット数点が抱き合わせで出品されていたのを、
入手した品物です。

ジョン・メイオールの来日公演パンフレットも、
その時に入手したモノですが、
このリックのパンフレットにも、
チケットがくっついていました。



頁を開いたところの下部に、
全面のり付けされています

これに加えて、
フライヤーも表紙裏の頁に、
のり付けされています。



フライヤーは上部だけのり付け
裏側にもアルバムの紹介等があります

このような保管の仕方は、
関連物がバラバラにならなくて良いですが、
手放して出品された場合、
古いチケットだけとか集めている人には、
ちょっと痛いかもね。

私自身はこういう遣り方も嫌いではないですが、
自分ではやっていないですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。