スーパーロック マルチキーボードの全貌
いつものように、
特に書籍の内容の紹介ではありません。
表紙カバー
出版社はシンコーミュージック
これは高校1年の時に、
現能代市(当時、山本郡二ツ井町)のレコードショップで購入した書籍です。
以前に、
ミュージックライフ誌のバックナンバー2冊を、
お店の方の善意で頂戴した事のある話を、
少し書いた事がありますが、
そのレコードショップですね。
キース掲載扉頁
この写真をみても、
キースがカッコイイことだけはわかるのですが、
キースが何をしているのか、
当時はよくわかりませんでした
オルガンにナイフを刺したりするのは、
「衝撃のロックトリオ伝」を読んで、
知識として入っていましたが、
「オルガンと格闘する男」であるのは、
よくわかっていなかったのです
「ELP四部作」が出て、
EL&Pが米国ツアーを行っている時までは、
EL&Pは音楽誌の紙面に登場していたのですが、
それ以降はほとんど登場しなくなってしまいました。
そのため、
遅れてきた私のような田舎のEL&Pファンとしては、
欲求が満たされない状況であったわけです。
頭の中は、
「EL&Pだらけ」
になってしまっておりまして、
EL&Pが載っているものであれば、
とにかく入手したいという欲求がありました。
この書籍は、
ミュージックライフ誌内の、
広告にも掲載されておりまして、
その広告もキースが演奏しているシーンだったので、
読んでも内容がしっかりと解らないだろうと思いつつも、
購入したわけです。
これを手にした事により、
巻末に紹介されていた、
「ムーディー・ブルース」や、
「ヴァニラ・ファッジ」の廉価盤を、
高校時代に買う事につながりましたね。
しかし、どうやら、この書籍は、
亡き父親に廃棄されてしまったようで、
買いなおしをしたかったのですが、
古本が意外に出てこないわけです。
今年になってから、
ようやく納得の価格で、
入手できる古本と出会いましたので、
迷わず購入した次第です。
この書籍の巻末にある、
キーボードアルバムの紹介コーナーにおいて、
「どこそこのEL&P」という形容詞があるのだと初めて知りました。
「ドイツのEL&P」と称して、
「トリアンヴィラート」の「スパルタカス」が取り上げられていました。
この「トリアンヴィラート」、
知ってからおよそ2年間、
掲載されていた「スパルタカス」どころか、
他のアルバムを聴くのも、叶いませんでしたが、
入学の手続きで上京した時に、
「A LA CARTE」というタイトルの輸入盤を、
ようやく新宿のショップで発見しました。
即、買う事にしまして、
秋田に戻って聴いてみたら、
これはもうプログレではありませんでした。
その後、都内の住んでいた寮の近くの図書館で、
邦題「二重靨(えくぼ)の幻影」というアルバムを発見する事ができまして、
それを聴いて「ドイツのEL&P」と言われていた事に納得をしたのでした。
(それにしても、二重靨の幻影という邦題がスゴイですわ。)
かなり後年になってから、「スパルタカス」の輸入盤のCDと中古のLPを購入しましたね。
「スパルタカス」に関しては、
また、別の機会に述べてみます。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。