EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

初めての海外からのお買い物「頭脳改革Tシャツ」

2013-10-29 16:47:14 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
初めての海外からのお買い物
「頭脳改革Tシャツ」


仕事多忙で更新が空きましたね。
今週はまだ安定していないので、また空くかも知れません。

ネットやるようになってキースのオフィシャルサイトにたどり着く。

当初は、カートに入れたあと、英文字を打ち込む事自体、できないと思っていました。
そのため、
キースのサイト等に掲載されていた、
「オルガンに馬乗りをして、バッグにオケを従えたデザインのTシャツ」を購入するなど、
夢でしかなかったわけです。
結果として買いそびれました。

それから、何年かが経過しまして、
英訳サイトを使用しながら、通販サイト上の英文をそこそこ判読しながら、
チャレンジしてみようという気になったわけです。

商品が来なかった場合は授業料という事で、
1枚だけ注文。

結果、何とか申し込みに成功しました。

何日かして、「希望のサイズが打ち込まれていなかった」と英文で返信が来まして、
サイズだけ記してレスをしました。
簡単な謝罪文を記したかどうかまでは、記憶にありません。

それから1ヶ月ぐらいで、品物が到着。


画像 Tシャツ

何年に購入したかまでは、しっかりとは覚えていませんが、
2008年以前である事だけは確かです。

このTシャツの良いところは、
キースのサイトで扱っていただけあって、
ジャケットのELPマークがきちんと入っているところですね。
以前、取りあげたギーガーのTシャツでは、カットされているようです。

但し、写真で見ると解りづらいと思いますが、
配色はよぉーく見ると、一色だけですね。
下地を黒くして、灰色のインクを多く落とすか落とさないかで、
上手い具合に陰影を表現し、
遠目には、違和感のない頭脳改革ジャケットに仕上がっています。
このTシャツ、長い事、見つからなかったのですが、
先週、ふとした事から出てきました。

まだ一度も着用していませんが、来年は着用しようと思います。

以上。

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2013年10月29日 yaplog!
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FM (FAN) 1994年 No.4 スーパー伝説 第37回 EL&P

2013-10-23 16:46:48 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FM (FAN) 1994年 No.4
スーパー伝説 第37回 EL&P



画像① 表紙


画像② ざっと見たら見落とす大きさ


画像③ 扉の頁

この時期のFMfanでは、連載で「スーパー伝説」という企画が組まれており、
一世を風靡したミュージシャンを取りあげて、時代背景を含めた、そのヒストリーからチャートアクションまでを紹介していたようです。

その第37回が、エマーソン、レイク&パーマーというわけです。
企画とは言っても、ご覧のように白黒の3頁ものですね。

簡略すると、

○ ギタースターが華やかな時期に、キースが、キーボードスターとして割り込んできた。
ただ、割り込んできただけでなく、あまりにも突出していた。

○ メンバーが、音楽シーンに登場してからの大まかなヒストリー。

○ 囲み記事で、バンドとしてのシングルとアルバムのランキング
  (ビルボードのチャートに基づいていて、英国チャートまでは記していない。
ちなみに、「ELP イン・コンサート」は、73位、
「ベスト・オブ・EL&P」は、108位。)

○ 囲み記事で、お勧めアルバムとして、「ファースト」「タルカス」「頭脳改革」。

○ バンドは再集結して現在進行形であったので、来日時のキースの発言の片鱗を織り交ぜたEL&Pの概観等。キースの発言に関しては、珍しいものは特になし。

このスーパー伝説にどのミュージシャンを取りあげるかは、読者の希望等も募っています。

第37回目にEL&Pが取りあげられた事を、
早いとみるか、遅いとみるかは、その前後のミュージシャンで、判別するのも一つの指標でしょうが、
次回がエルトン・ジョンなので、そんなに悪い順番ではないですよね。

「頭脳改革」の短めの論評も、「完全」という表現を用いているあたりも、
EL&Pファンにとっては、嬉しいところです。

以上。

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2013年10月23日 yaplog!
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スターレス高嶋氏とEL&P

2013-10-22 11:11:04 | EL&Pにまつわる妄想
スターレス高嶋氏とEL&P

現在、俳優の高嶋政宏さんこと、スターレス高嶋氏がNHKの大河ドラマに出演しています。

今後、大河ドラマでの出演の機会は、物語の進行上、少なくなると思いますが、
10月13日の夜の放映分までは、主人公の兄などとの絡みで、印象に残る出演シーンが幾つかありましたね。

スターレス高嶋氏の事に関しては、このブログでは、一度ぐらいは触れた事があると思います。

この異名の通り、最も好きなプログレッシヴ・ロックのバンドはキング・クリムゾン。

ベストアルバムでは、解説も書いていらっしゃいますね。

ただ、このブログのカテゴリーの「一般誌」の中にある、「モノマガジン」のインタビューにおいては、
「EL&Pは、そんなに好きな方ではない。」という率直な言い方をされていました。

ま、だからと言って、EL&Pが嫌いなわけでもないとは思います。

2008年にNHKのBSだったかで、EL&Pの演奏を取りあげる番組がありました。

その時の司会兼解説を任せられており、
テレビ番組で孤独なタイガーを演奏するEL&Pに関して、
「お洒落なEL&P」と称した言葉が記憶に残っています。

最近では、NHKのFMラジオ放送の「今日は一日プログレ三昧3」にゲスト参加しました。

それまで高嶋氏がプログレファンであった事を知らない人達にも、そのプログレ好きが知られる事となったかも知れません。

さて、今年の大河ドラマの音楽は、教授こと坂本龍一氏が担当しているわけですが、
昨年の大河ドラマの平清盛に関しては、EL&Pの「エラプション」の吉松隆アレンジ版が使用された事は、ご存知の通りです。

昨年、発売されたこの楽譜集の中には、「タルカス~エラプション」のピアノ譜が掲載されているそうです。


画像 ネット上よりコピペ

もし、今年の大河ドラマではなく、昨年の大河ドラマ「平清盛」にスターレス高嶋氏が、もし出演していたとしたら、

昨年発刊された、

「別冊カドカワtreasureVOL.1 総力特集 プログレッシヴ・ロック 日本人に愛される理由」において、

高嶋さんを絡めた企画が誕生していた可能性はありますね。

以上。

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2013年10月22日 yaplog!
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全く何の情報もなかった「RE -WORKS」

2013-10-19 13:10:48 | Emerson,Lake&Palmer関連
全く何の情報もなかった
「RE -WORKS」



画像① ジャケット


画像② 帯
史上最大の問題作とある


「RE –WORKS」は弘前市のビブレ(現、さくら野)に出かけた時に、
テナントで入っているCDショップで、たまたま見つけました。

何も知らないので、

当然、

「何じゃこら?」

と口にしたかは忘れましたが、
心の中では呟いていたわけです。

プラケースの後ろを見ると、
プロデューサーのマイク・ベネットの名前の他にキースの名前が記載されているわけです。

大手通販サイトでEL&Pの作品を検索していると、
ほぼ、出てくる作品なのですが、
一体どんな作品かというと、

「これはEL&Pの楽曲を基本として、
制作者が楽曲の中で気に入った箇所をサンプリングし、
何度も何度も反復させてモヤモヤした感じのものを作った。」

というものであると思います。

この種の音楽のジャンルとか定義も存在するのかも知れませんが、
これを気に入るEL&Pファンというのは、
あまりいないのではないかと思いますね。

キースはこのアルバムの何曲かに実際に参加しており、
収録された曲が、いかにいじくり回されたものであっても、
ベースになっているのはEL&Pの作品なわけです。

私としては、
キースは、キーボードのソロで味付けを加えているのですが、
それが、編集された楽曲に合っているとは思えないですね。

解説には本アルバムリリースの経緯に関して、
キースがインタビューに答えているという内容です。

ラヴ・ビーチも問題作という言い方をされたりしていますが、
このアルバムを聞いたら、ラブ・ビーチなんて何の問題もないと思いますね。

このアルバムを好むか好まないは、EL&Pファンによっても、
意見が分かれるところだと思います。

以上。

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2013年10月19日 yaplog!
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Five Miles Out マイク・オールドフィールド 1982年

2013-10-18 18:26:22 | Carl Palmer関連
Five Miles Out 
マイク・オールドフィールド 
1982年



画像 ジャケット 夜の撮影はダメね

以前、カール・パーマーのアンソロジーアルバム(DO YA WANNA PLAY, CARL?)を取りあげた時に、
マイク・オールドフィールドのアルバムに参加した時の曲が収録されていると述べた事がありますが、
このアルバム「Five Miles Out」がそれにあたります。

但し、アンソロジーアルバムに入っているのは、このアルバムに収録されている曲ではなく、アウトテイクだそうです。

カールがマイクと一緒に演奏してマイクのアルバムに収録された曲が、アンソロジーアルバムに収録されていると勝手に思い込んでいたので、
それがその時の、アウトテイクであるという事を知ったのは、かなり、後になってからですね。

加えて、マイク・オールドフィールドのファンのサイトを読むと、
マイク・オールドフィールドがアウトテイクを他者のアルバムから発表するというのは極めて異例の事らしいですね。

私はマイク・オールドフィールドが作曲したアルバムは、3枚ほどしか持っていないのですが、
そのどれもが、「Tubular Bells」色が漂っているのです。
しかし、このアルバムを耳にすると、
年代によってそのサウンドが大きく変化しているというのが解りますし、
作曲家としての幅広い才能を伺い知る事もできます。

カール・パーマーがどのような経緯によって、このアルバムの4曲目に参加できたかは、よく解りませんが、
1982年にリリースされた時には、EL&Pファンクラブでもその情報はキャッチしていなかったように思います。

エイジア大ブレイクで舞い上がっていたからでしょう。

カールはエイジアのファーストアルバムの準備の合間をぬって、
この曲に参加していたのでしょうね。

カールの頭の中では、その時点において、
エイジアがあれだけブレイクするとは踏んでいなかったと思います。
そのような状況下で、
英国では、マイク・オールドフィールドは、
日本で言うところの国民的歌手(音楽家)にあたるようなので、
そのようなビッグネームのアルバム作りに名を連ねる事も、
自らのキャリアを積む上で重要であるとの意識が働いていたのかも知れませんね。

以上。

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2013年10月18日 yaplog!
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2005年 チケットが送付されて来た時の封筒

2013-10-17 13:01:13 | Keith Emerson関連
2005年 チケットが送付されて来た時の
封筒



画像 封筒

さて、今日は、もっともしょぼいと思われるネタを。

しょぼいネタはこのブログの真骨頂でもあるわけですけど。

生まれて初めてネットによるチケット予約にチャレンジ!

その時に送付されてきたチケットが入っていた封筒ですね。

ま、封筒自体は、頻繁にコンサートに足を運んでいる方には、
珍しくもないものでしょうが、
宛名の下に、中に入っているチケットの名称や公演月日が入っているのが、
ポイントですね。

もし、宛名部に、チケットの名称が入っていなければ、
このブログで取りあげるには値しないのですが、
お見事に印字されておりました。

2005年のキース・エマーソンバンドのコンサートです。

10月15日、10月16日とあるので、
ちょうど、8年が経過しました。

このネット予約というのは、本当に便利なものですね。

チケットゲットのために、有給をとって、自宅から最寄りのところに電話をかけてつながらなかったのが、
懐かしい思い出になってしまいました。

チケットゲットのために電話をかけ続ける行為は、
自分の中におけるドラマではあります。

とはいえ、今年のカール公演の時みたいに、
1時間以上してから電話がつながれば、忍耐力の勝利でしょうが、
電話がつながったと思ったら、
電話口から既に完売のアナウンスが流れた時の虚脱感。
その心を埋め合わせる物は何もなくて、
傷を癒すのは時間の経過しかないわけです。
それは厳しすぎるドラマですね。

以上。

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2013年10月17日 yaplog!
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幻魔大戦 オリジナルサウンドトラック カセット 中古品

2013-10-16 13:04:00 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
幻魔大戦 
オリジナルサウンドトラック 
カセット 中古品



画像① パッケージ正面


画像② レコードと同様に、
キースへのインタビューが、
折りたたまれた用紙の中に掲載


久々のカセットテープの登場です。

このカセットテープですが、
国内版の音楽カセットの仕様を、改めて確認できるものですね。

つまり、
解説の紙が、
カセットケースの中に全て収納されていないのです。

カセットテープの場合、
カセットケースをスッポリと覆う、
やや厚手の紙製のスリーブケースで保護されている場合がありますが、
そうでない場合は、
このような感じになります。


画像③ インデックス用紙の状態

カセットの裏はプラスチックなので、
情報が記載できないわけです。
そのため、解説の用紙をわざわざケースからはみ出すようなサイズにして、
カセットケースの裏側を覆う様にし、
そこに収録曲を記載するわけですね。

発売前に、
未開封の透明シュリンクで覆われている時は、
それなりにスッキリしているのですが、

このシュリンクを取ると、
中の解説の一部がはみだした状態になるので、
この解説の用紙がとても傷みやすくなるわけです。

私はレコード派でしたので、
特別な事情が発生しない限りは、
レコードを購入していました。

アルバムジャケット等にこだわらない人の中には、
カセットを購入している人もいましたね。

カセット録音世代が誰もが経験している事として、
数度は、カセットテープ再生機器の中に、
テープが巻き取られる経験をしていると思います。

今で言うと、
一挙にその日のテンションが下がる、
最悪の事態なわけですけどね。

そんな事もあって、
カセット再生装置は、自宅にあるのですが、
さすがにこのテープを再生する気持ちにはなれませんね。

以上。

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2013年10月16日 yaplog!
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タルカス 紙ジャケット HQCD  1994年盤

2013-10-15 13:02:59 | 「タルカス / TARKUS」
タルカス 紙ジャケット HQCD  
1994年盤



画像① ジャケット

このシリーズの「展覧会の絵」を取りあげたのが、
2011年の11月だったのですね。

このブログが未だに続いているとは、始めた当時は想定もしておりませんでした。

本品は、国内における最初の紙ジャケットタルカスCDになります。

この最初の紙ジャケットのリリースから、
足かけ19年も経過している事を改めて実感。

ジャケットは国内アナログ盤ジャケットの再現です。
かつてのレコード盤を収納した位置に、CD盤が入るようになっているのですが、
解説の用紙に関しては、CD盤とは別のところに収納するようになっています。


画像② 見開いて収納物を取り出している状態

ジャケットデザインと厚み自体は国内盤完全再現ですが、
解説用紙を収納するポケットが一つ増えたところがやや違うわけですね。
このやり方は国内において、アナログ盤のダブルジャケットの紙ジャケットを制作する時に、他のメーカーも同様の事をしていますね。
ビクターエンタテイメントさんが先発かどうかまでは解りかねますが。

その後のビクターエンタテイメントさんのEL&P関連紙ジャケットの商品展開を見た場合、
このプラスティックの収納ケースは、サービスがかなり良いと思いますね。

解説自体は、ビクターエンタテイメントに移行してからの、最初のプラケースCDのものを転用しているとの事です。

以上。

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Refugees カリスマレコード アンソロジー 1968-1978

2013-10-14 14:56:33 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
カリスマレコード アンソロジー

Refugees:
A Charisma Records Anthology
1968-1978
2009年リリース



画像① 外観 3枚組


画像② ブックレットとCD盤

カリスマレーベルは、プログレ系のミュージシャンが多く名を連ねていたレーベルでした。

私が少年時代にアナログ盤を聴いていた頃は、レコードのラベル(レーベル)というのは、収録曲が記載されているだけの地味なものが多かったのですが、
その時期のカリスマレーベルのレコードは、このCDのジャケットに使用されているイラストが入っていました。

ザ・ナイスも、一部のレコードがカリスマレーベルからリリースされていたので、
廉価盤のラベルがこのイラストだったように思います。

この3枚組のオムニバスアルバムには、ナイスの曲とキースが参加している曲を合わせて、3曲収録されているわけです。

ディスク1
1.America (Second Amendment) - Nice
7. Country Pie/Brandenburg Concerto No 6 (in B flat major) - Nice

ディスク2
11.Freedom Jazz Dance - Keith Emerson

この他にナイスのメンバーだったリー・ジャクソンとブライアン・デヴィスンのバンドの曲も、
1曲ずつ収録されています。

キースの参加曲というのは、「ミュージック・フロム・フリー・クリーク」に収録されていたものですね。
リリース時は、そこまで思いがいたらず、
「キースがフューチャーされている曲とは、いったい何なのだ?」
思ったものです。
「ミュージック・フロム・フリー・クリーク」のアナログ盤リリース当時は、
キースがどの曲に参加しているかを、明確にジャケットに記述する事ができなかったのですが、
年月を経たのでそれが可能になったという事なのでしょう。

この3枚組アンソロジーは、リリース年がそんなに古いものではないのですが、
3枚組となると、90年代の2枚組のような厚みのあるプラケースを用いる場合が多いようです。
ブックレットを収納するスペースを確保するという事もあるので、デジパック仕様にしない限りは、
この形がベストなのでしょう。

この3枚組CDは、日本でも、SHM-CDの紙ジャケットとして発売されたのですが、
あまり安くない金額ですね。

以上。
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ミュージックライフ 1974年 5月号

2013-10-11 13:37:53 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1974年 5月号


画像① 表紙

本号は前回取りあげたものとは違い、
メンバー1名につき、1頁が、
表紙をめくると現れます。

この時期のミュージックライフは、ピンナップとかステッカーが付いているようです。

私がリアルタイムでミュージックライフを購入していた頃は、
ピンナップはともかくとして、ステッカーなんてなかったです。
正月号とかにはリバーシブルのポスターは付いていましたけどね。


画像② キースは大人に見えるそうです。
普通に考えて当たり前です。
一番年上ですからね



画像③ グレッグのアップ
70年代の
ファンクラブの会報にものっていた写真



画像④ カール君


画像⑤ 頭脳改革の広告

以下は、私のブログかSNS内の日記のコメントか
あるいは、そのコメントへのレスで記した事なのですが、

80年代のEL&Pファンクラブのスタッフのある女性は、
グレッグが最も好きだと言っておりまして、
ある時の打ち合わせにスクラップブックを持って来た事がありました。
打ち合わせ場所は新宿の紀伊国屋の近くが多かったですね。

「はー。なんだか面白い!」

と思いました。

グレッグを中心にカラーグラビア等の切り抜きをペタペタと貼ってあるのですが、
本当に本人の部分だけを切り抜いて貼っていましたね。

どういう事かというと、

例えば、
私であれば

高校時代は、カラー頁をその頁ごと切り取って保管していたわけですが、

その女性はカラー頁の背景とかは、
捨てるとかして、グレッグの周囲を少しだけ残して切り取っているのです。

そのため、スクラップブックの一つの頁に、
無数のグレッグの全身やお顔が貼られているというわけですね。

私は、

「なんじゃ、こりゃ!
貼ったら、容易にはがれないだろうが!」

と思いいつつ、

「こんな遣り方もあるのだなぁ」とちょっとした驚きでしたね。

クリアファイルのようなものは、
80年代前半に存在していたのかも知れませんが、
もし、あったとしても、今みたいに簡単に買える値段ではなかったと思います。

そうなると、スクラップブックに貼り付けるのが、
紛失を防ぐ最も確実な方法とも言えますかね。

無論、その写真群の多くは、
現在のようにネット上からサクサクとコピーできるものでもなく、
古書店を歩き回って、
このようなミュージックライフ等の古雑誌を求めてコレクションしたものでしょうから、
お金も時間も労力もかかっているわけです。

本号を見ながらその時の事を再び思い出した次第です。

以上。

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なつかしの「プログレベスト20」にまつわる記憶

2013-10-10 13:52:07 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
なつかしの「プログレベスト20」にまつわる記憶

数日前に、
「ロックの殿堂入りに推奨するプログレッシヴロックのミュージシャン」への投票願いのリンクを貼りましたが、
それにちなんで思い出した事を少し。

投票というと思い出すのが、
ラジオ番組、ヤングジョッキーの「プログレベスト20」
という企画です。

(mixi内のプログレ友人の日記の中で、このプログレベスト20を絡めたコメントをした事もありますね。)

この企画より前に、
「ハードロックベスト20」というのがありまして、
組織票は無効という事を、番組サイドがつけ加えなかったので、
日本のロックバンド、「BOWWOW」が組織票で第3位に入った事がありました。
1人の方が、何百枚もハガキを書いて送ったとの事でしたね。

番組では、その時の反省を踏まえて、
「組織票は無効」という規則を設けて、
ハガキによる投票が行われました。

しかし、私は、「組織票が無効」という規則をきちんと聞いていなかったので、
EL&Pの名前を記して、全てジャケット等のイラストを書いて、20枚ぐらい一挙に自宅近くのポストに投函してしまったのでした。

その後で、「組織票は無効」との再度の説明をラジオから耳にし、
今度は、お詫びのハガキを送付しました。
私も当時は、まだ、純粋だったのです。
組織票かどうかは、消印等を見て判断しているとの事でした。

ところが、
お詫びのハガキをポストに投函したのもつかの間、
反省の心もどこへやら。

高校の総体で居住地から移動する事があったので、
筆跡が解らないようにレタリング文字を使用して描いたハガキを、
隣の市のポストに投函したのでした。

これも、ひとえに、
「EL&Pに第一位を奪取してもらいたい」という情熱からの行動ではありました。

この「プログレベスト20」への投票時期は、「作品第二番」以降でしたので、
チャートアクションの衰退ぶりから、
EL&Pファンはかなりの危機意識を持っていたのは間違いありません。

結果として、EL&Pはピンク・フロイドを抑えて、見事、第一位を獲得しましたが、
私のような気持ちでハガキを書いたEL&Pファンは何人もいたと思います。

以上。

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「アイム・ア・マン」収録のスペンサー・デイヴィス・グループのベスト盤

2013-10-09 13:14:45 | EL&Pのメンバーが演奏した元の曲が収録されたCD等
「アイム・ア・マン」収録の
スペンサー・デイヴィス・グループ
のベスト盤



画像 ジャケット

映画「ナイトホークス」のサントラに収められていて、
映画の緊張感溢れるシーンでも使用されていた「アイム・ア・マン」が、
市販されている映像商品においては、
別の曲に差し替えられている件については、何度か述べてきました。

「キース・エマーソン インタビューズ」によると、
この曲は、当初の計画としては、作曲者である「スティーヴ・ウィンウッド」に歌ってもらう予定だったのですが、
事情でスタジオ入りができなくなったので、酔わせられたキースが仕方なく歌ったというエピソードでした。

スティーヴ・ウィンウッドはロックファンの間ではかなり知られていたのですが、
ちょうど、キースがサントラを制作していた頃に、
米国で、シングルヒットをとばし、それに伴ってアルバムも全世界でメガヒットを記録したわけです。
なので、ポピュラー・ヴォーカリストとして「時の人」でもありました。

それで、急に忙しくなってしまったわけですね。

おかげで、どうやらキースの最初で最後のヴォーカル曲が収録される運びになったわけです。

昨年、リリースされたタルカスのデラックスエディションの未発表曲のヴォーカルは、
キースだとクレジットされているようですが、
友人からの情報によると、どうやらそれは間違いのようです。
それでも、キースのヴォーカルだと思いたいファンはいる事はいますね。
但し、DVDAを除いて今年発売された2枚組タルカスからは、その音源は抜かれていますので、
「キースヴォーカル説」はますます薄れていくと思います。

それで、その「アイム・ア・マン」のオリジナルなのですが、
1967年に、スペンサー・デイヴィス・グループがヒットさせたものですね。
このグループに、スティーヴ・ウィンウッドが在籍しており、作曲したものです。

ヒットしたのでキースが知っていたという事でしょう。

オリジナルの歌とキースのアレンジした歌は、かなり違う印象を受けますね。

どのぐらい違うかというと、
これがナイトホークスの「アイム・ア・マン」の原曲だと紹介されないと、
普通にラジオから流れてきただけでは、ほとんど、わかりにくいと思います。

注意して聞くと確かに「アイム・ア・マン」です。

サントラの方は、リズミカルなのりの良いベース音から始まるわけですが、
ヴォーカルラインも微妙にメロディーが違いますね。

60年代の曲を80年代風にアレンジしたら、こうなったという感じです。

スティーヴ・ウィンウッド本人に関しても、
最近、ホームセンターで、たまたまスティーヴ・ウィンウッドのレンタル落ちのベスト盤をみつけまして、買ってみたのですが、
70年代後半から80年代にかけてのスティーヴ・ウィンウッドは、
時代の音を見事に取り込んで成功しているとつくづく感じます。

キースも自分のヴォーカルに自信があって、
客観的に認められるほど歌が上手ければ、
そのような楽曲群も生まれていたかも知れませんね。

以上。

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2013年10月9日 yaplog!
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タルカス アナログ マンティコア盤

2013-10-08 13:06:18 | 「タルカス / TARKUS」
タルカス アナログ マンティコア盤


画像① ジャケット
写真に撮るとまた写りが良かったりする



画像② 内ジャケットの一部


画像③ ラベル(レーベル面)

アナログ盤の中古品を探していて、
比較的、状態がよいまま保管されているケースが多いのが、
初期アルバムを再リリースしたマンティコア盤ですね。

マンティコアになってからリリースされた、
「恐怖の頭脳改革」や、
「レディーズ&ジェントルメン」は、
あまり状態のよいものを見た事がないですね。

この2点に関しては、特殊な仕様のジャケットという事もあり、
サイドからスッと容易に取り出せない仕組みになっていますよね。

そのため、海外のレコードジャケットをあまり大切にしない方が、
レコードを聞く事のみを優先して盤を出し入れしていると、
ノーマルジャケットに比べて、開け閉めの回数も多くなり、
擦れ具合がドンドン増して行き、白っぽくなっていますし、
角が折れていたりするのは、当たり前ぐらいになっています。

これに比して、
ファースト、
タルカス、
トリロジー、
展覧会の絵は、

ノーマル仕様のジャケットという事もあり、
私の所持しているものは、
年月が経過している割には状態がよく保たれています。

このタルカスもその一つですね。

色に関しては、
私の持っている物の中では、以前取りあげた、
アトランティック米国盤が、何故かダントツに良いです。

それでも、
EL&Pものに関しては、
アイランド盤とマンティコア盤が、
とてつもない魔力で収集家を惹きつけています。

特にアイランド盤にいたっては、

「このレーベルが目に入らぬか」

みたいなところもありますね。

以上。

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2013年10月8日 yaplog!
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マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ

2013-10-07 09:50:31 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ


画像 パッケージ

先日、注文していたEL&PのDVDが届きました。

多くのマニアックなファンやそれに準ずる私のようなファンは、
買い求めた事と思います。

しかし、EL&PのDVDほどアヤシイものはありません。(笑)

そもそも、届いて鑑賞して見るまでは、
何の映像が入っているか解りはしないのです。

見ました。

やはり、一度、見た事のある映像でしたね。

そこで、私は、2004年に国内仕様盤がリリースされて、
通販以外でも一般のCDショップに流通していた、
「マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ」を引っ張り出してみました。

このDVDは、国内の取扱レーベルがアルカンジェロなので、
小さなCDショップの店頭までは並ばなかったと思いますが、
当時の行きつけのCDショップにあったリリース情報には掲載されていたと思います。
それを見て、注文して求めた記憶があるからです。

確認しましたが、
新しく届いたDVDは、この「マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ」と全く同じ映像でした。

このDVDはEL&Pサイドとの版権の問題があって、
流通しなったとどこかで聞いたのですが、
取り扱っていた国内メーカーのサイトでは、廃盤扱いにすらされず、
抹消されているように思います。

そのような背景もあって、
「マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ」を所持されていない方にとっては、
新しいDVDは収穫だったと思いますね。

「レディーズ&ジェントルメン」の「ピアノインプロヴィゼイション」の中に含まれている「孤独なタイガー」の冒頭のメロディーは、
「作品第二番」の「孤独なタイガー」の前奏で使用されていますが、
初期の頃からグレッグの歌付きで歌われていたのを初めて見る事ができた映像でしたね。
(孤独なタイガーとは歌詞やメロディーも違う歌です)

今回、届いたDVDは、EL&Pサイドとの交渉が成立しているものかどうかは解りかねますが、
もし、成立していない場合、またしても、発売停止になるでしょうし、
仮に版権に問題がないものであったとした場合、
パッケージの裏に記載されている、いろいろなレーベルや会社のおびただしいマークが、
何らかの迂回戦術を用いて、リリースを可能にした努力の跡のように見えない事もないですね。

EL&Pの場合、
「いつまでも、あると思うな、国内盤」という例えのみならず、
それは輸入盤にも適応される事であると思いますね。

以上。

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2013年10月7日 yaplog!
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グレッグは何故エイジアを脱退したのか

2013-10-05 09:14:05 | Carl&GregのエイジアinASIA
グレッグは何故エイジアを脱退したのか

話の内容は、1983年頃になるわけですが、
その時の状況に少しでも近づく事ができる話があります。

それは、1990年のロッキング・オンに載っているジョン・ウェットンのインタビューですね。

1990年に、エイジアが来日した時に録ったインタビューなのですが、
とても生々しい記載があります。

このブログのカール・パーマー関連のカテゴリーに入れてあるエイジア本でも、
エイジアデビューからウェットン脱退までのエピソードが記されていますが、
ロッキング・オンのインタビューほど、生々しくはないでしょう。

このブログはジョン・ウェットンのインタビュー内容の詳細を記すのが目的ではないのですが、
ジョン・ウェットンは、エイジアに加入したグレッグの脱退についても少しだけ触れていますね。

グレッグは既に脱退していたジョン・ウェットンに断った上で、エイジアのメンバーとなって来日しました。
表向きには正式なメンバーとしての来日である事が当初告げられていました。
本当のところは、代打としての一時的な参加であったかも知れないないのですが、今一つ解らない感じもありました。
アストラ制作時には、ジョン・ウェットンが復帰していますよね。
入れ替わるような形で、スティーヴ・ハウが脱退。

グレッグは、エイジア脱退時に、ジョン・ウェットンに連絡をしたようですね。

代打だけを目的としてエイジアに加わったのであるならば、仕事人としての役割である武道館を成し遂げれば、それで無事終了という事になるのでしょうが、
正式なメンバーになる可能性も残っているような微妙な感じでの参加だったとも推定されます。

結果としてはバンドの中に長くいる事はできませんでしたので、お詫びの気持ちもあって、ジョン・ウェットンに脱退の一報を入れたのかも知れません。

ジョン・ウェットンの方も、自身が脱退したとはいえ、エイジアが自分のバンドだと思っていたので、
ホッと胸をなで下ろしたというのが、本音だったようです。

グレッグはカールに頼まれてエイジアに参加してはみたものの、
その時期のエイジア内部の空気が、とても重苦しい居心地の悪いものであったのではないかと想像します。

来日時に酩酊状態になるほど酒をあおっていたのも、その居心地の悪さがあったが故かも知れません。

私はEL&Pファンではありますが、グレッグの熱心なファンの方々と違って、
起きてきた事の因果関係を大雑把な視点から想像しているに過ぎません。

一方、グレッグの熱心なファンの方々は、グレッグの一挙手一投足のみならず、
グレッグの感性が周囲で起きている出来事をどのように鋭敏に感じとっているかまで、
思いをめぐらしています。

それは盲目的な思慕の対象を超えており、
良い部分も悪い部分も含めて、愛しきっている感じですね。
愛しているが故に、グレッグを冷静に見つめる眼差しもしっかりと持っています。

そんな方々のグレッグを思う文章を読んだりしていると、
エイジアからの脱退は、

「グレッグの感性がエイジアというバンドの空気の中にいる事を拒んだ」

というのが、一番の理由のような気がしますね。

グレッグはセカンドアルバムリリース時には、ゲイリー・ムーアとのコンビは既に解消していたわけですし、
脱退を急ぐ理由は特にないわけです。

私などは、当時、単純に、
「グレッグ、エイジア参加で再ブレイク!」
と期待を膨らませる気持ちも多少はあったのですが、

グレッグとしては、1人の脱退者を生み出してしまった、メガヒットバンドを取り巻く内外の空気から離れたかったのでしょう。

以上。

本日の知人よりの情報

ELPが2014年のロックの殿堂にノミネートされるよう、投票しましょう!
リンク先のページ一番下の右でELPを選んでVOTEをクリックすれば投票できます。

http://www.goldminemag.com/

音楽雑誌の企画なので、どの程度反映されるかまでは解らないそうです。



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