UNIVERSALA ALBUMO KOLIZIO(コリズィオ)
1ケ月ほど更新できませんでした。
この間、否応なしに忙しくなる事態が勃発しまして、
10月の初めに一週間ほど勤務先からお休みを頂戴しました。
時々このブログに出てきた母の突然の他界です。
まだまだ、やるべき事は終わっていないのですが、
私の生存報告もかねて、
少しだけ書いてみたいと思います。
この「UNIVERSALA ALBUMO」のCD、
国内盤は出ていないようなのですが、
通販サイトでは、
アルバムタイトルを、
「ユニバーサル・アルバム」
と称しています。
デジパックジャケット表側
今年の7月にリリースされた、
フィンランドのブラスアンサンブル「KOLIZIO(コリズィオ)」によるアルバムです。
通販サイトでは、
ウニオンさんも含めて、
キングインターナショナルによる紹介が、
掲載されており、
メンバー6人と担当楽器は、
ユッカ・エスコラ(トランペット、フリューゲルホルン)
パシ・ピリネン(トランペット、フリューゲルホルン)
アンッティ・リッサネン(トロンボーン)
ヴァルッテリ・マルムヴィルタ(トロンボーン)
ユッカ・ミュリュス(バリトン・ホルン)
セルジオ・カロリーノ(テューバ)
となっています。
コピペしただけで、
誰がどうだとかは、
全くわからないのですけどね。
収録曲は、全10曲で、
その中に、「Fanfare For The Common Man」
が収録されており、
それだけであれば、
コープランドの曲を演奏したのであろうという事になるのでしょうが、
ジャケットを見てみると、
どうやら、EL&Pの演奏したヴァージョンを編曲して演奏しているような記載がありました。
デジパックジャケット裏側
収録曲記載
確かに聴いてみると、
冒頭のファンファーレの後に演奏される、
反復するメロディーを踏襲したような演奏になっていました。
キースのソロのところとかは、
同様のメロディーを奏でているわけではありませんが、
同様でないところがキース精神(?)の踏襲なのかも知れません。
クラシックの演奏者とか、
ジャズの演奏者とか、
「タルカス」を演奏してアルバムに収録したのは、
このブログでもいくつか取り上げてきておりますが、
「Fanfare For The Common Man」をこのような形で、
取り上げてアルバムに収録するというのは、
あまり聞いた事がありません。
その点においては、
かなり新鮮味がありましたね。
(私が知らないだけかも知れませんけど。)
サイトの説明によると、
このブラスアンサンブルは、
「クラシカルの伝統とジャズ音楽を統合することにより、新しい視点からのブラス演奏を創ることをめざして結成されました。
「ベートーヴェンとブルックナーを織りまぜ、ジャズの即興で飾りつける。ビーチボーイズの『古典』をシベリウスと同化させる」
とあります。
この説明からすると、
織り交ぜて飾り付けて演奏するのが、
このブラスアンサンブルの目的の1つでもあるようなので、
EL&Pが編曲した音楽に惹かれたという事が、
アルバム収録の理由だと思われます。
他の収録曲もどこかで耳にしたような音が多くありました。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。