EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Melody Recordingsの「展覧会の絵」

2021-02-26 18:54:35 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Melody Recordingsの「展覧会の絵」



ジャケット

ヤフオクに出品されているラバーソウルレコードさんの説明によると、
このシリーズは、70年代初頭に20タイトルほどの名盤の複製をしたようで、
そのタイトルの中には、ツェッペリンやニール・ヤングもあるそうです。
その中に、EL&Pも入りまして「展覧会の絵」が選ばれたようです。

状態にもよりますが、
コレクターの間で高額で取引されているとの事。

グレッグ他界後に、シンコーミュージックから出版された、
「エマーソン、レイク&パーマー」に、
難波弘之さんと対談をしているパウロ鈴木さんの写真が掲載されていますが、
パウロ鈴木さんが手にしている品物ですね。

ラバーソウルレコードさんの説明では、
世界的規模でレアなコレクターズ盤との事ですが、
同レコード店で出品された時は、
それなりの価格設定が為されていまして、
私は手を出さずに終わりました。

これはヤフオクでセカイモンから出品されていた品物なのですが、
シュリンクも残っていて、
米国から発送の無料の送料を有料に換算しても、
昨年出た写真集の予約価格よりも、
遙かに安かったので、
躊躇せずに即決しました。

レーベル面やジャケット裏側とかは、
ブートみたいですけどね。



ジャケット裏側



レーベル面
バンド名部の印刷にムラがある

貴重盤を集めたりする趣味があるわけではないのですが、
このようなタイトルのブログを始めてしまった手前、
1枚ぐらいあっても良いかなと思って、
手を出してしまった品物です。

以上。

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キース・エマーソン自叙伝 第一回 切り抜き

2021-02-22 18:40:56 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
キース・エマーソン自叙伝 第一回 切り抜き

このブログのどこかで、
書きましたが、
キーボードマガジン誌に「キース・エマーソン自叙伝」が、
掲載され始めた頃は、
次の勤務先が決まっておらず、
ご縁があって知り合った、
都内のあるところに居候をさせてもらっていました。

そのため、
「ザ・ベスト」のチケットは、
キース見たさに購入手続きをしたものの、
キーボードマガジンは、
立ち読みで済ませるという倹約生活を送っていたので、
第一回の連載が始まっても、
同誌の購入は見合わせておりました。

(この時のザ・ベストのヴォーカリストの当時の述懐記事が、
amassに掲載されたようです。)

何年か前に、
この第一回の記事のみを、
ヤフオクに出品されている方がおりまして、
マニア向けの随分と良い商売をしているものだなと思いつつ、
手を出してしまいましたね。

私にとっては、有り難いことではありました。

価格は忘れましたが、
最低でも、¥500ぐらいはしたように思います。

簡易製本をしているというのが、
「売り」のポイントになっていましたね。



製本キッドを用いていると思われる



めくるとこんな感じ

自叙伝のページ内の囲み記事に、
キースの最新ニュースが載るのが楽しみでした。

本号では、
「ロック・エイド・アルメニア」への参加について、
述べています。

以上。

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THE BEST OF EMERSON,LAKE&PALMER 1994年 ヴィクトリー盤

2021-02-20 18:58:57 | EL&Pのベスト盤等
THE BEST OF EMERSON,LAKE&PALMER 
1994年 ヴィクトリー盤

ここのところ、勤務先の業務と、
帰宅してからのアレコレが忙しかったので、
昨夜は、本日、取り上げるネタも決めないまま、
眠りにつきました。

朝になって、あわてて、
まだ、取り上げていないプラケースCDを、
3枚ほど車に積んできました。

第一候補にしていた、
比較的最近リリースされたライヴCDの観察日記を
書こうと思いまして、
透明ビニールの粘着部を剥がして取り出したら、
未開封の中古品でした。

未開封の中古品という事で、
求めたのだと思いますが、
手に入れてから時間が経過すると、
その事自体を忘却しています。

このCD、さすがに、開封して聴きもせずに、
取り上げるのはどうかなと思いまして、
タイトルのCDに変更しました。


ジャケットは2つ折りペラ紙

米国盤ですね。

中古品で購入したのですが、
シュリンクに貼られていたと思われるシールが、
切り取られて、プラケース内に入っておりました。



以前にも述べましたが、
輸入盤中古CDに、
これが付いていると、
未開封品の次ぐらいのお得感があります。

このシール、
結果として、
色はジャケットの色に少し合わせようとしたように、
見えない事もないですが、
紙の質はあまり良くない感じですね。

収録曲に関しては、
国内盤も米国盤も同じようですし、
ジャケットのデザインも、
リリース国独自の記載部分を除いては、
特に変わりはないようです。

外回りの社用を済ませながら、
聴いてみたのですが、
CD1枚組でEL&Pの全容が解るわけもないのは、
いちいち言うまでもない事なので、
EL&P初心者が手に取った場合を、
考えてみました。

グレッグ主体の楽曲が多く感じられる中、
「タルカス」も入っていますから、
プログレを聴いた事のない方への導入としては、
悪くない感じどころか、

「意外と良いかも!」

と思ってしまいましたね。

今、ふと思い出したのですが、
親しい地元の知人は、
私の好きなEL&Pがどんなものか聴いてみようと思って、
90年代にこのCDを購入したとの事でした。

感想を聞く機会を逃していますね。

以上。

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雑誌 「GORO」の付録

2021-02-18 09:05:39 | 一般誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
雑誌 「GORO」の付録

今はおそらく存在していないと思われますが、
「GORO」という雑誌がありました。

80年代、
学生の時に新聞即売業者で働いていた関係で、
売店等に卸す雑誌も時々目にする事がありましたので、
その時に何度か読んだ事がありますね。

旬の女優やアイドルのグラビアを扱いつつ、
当時の若者が関心のある情報を扱っている、
バラエティ誌みたいな感じでした。

女優のポスターが付録に付いている事もありましたね。

今日取り上げるのは、
ワークスツアーをやっていた頃、
1977年の7月号の「GORO」の付録です。



表紙

タブロイド誌に、
洋楽、邦楽を含めた情報が載っています。

全8頁。

2頁目にカールへのインタビューが、
掲載されています。



このカールへのインタビューというのは、
おおよそ、NHK・FMの番組、
ヤングジョッキーで放送されたものと、
ほぼ、同じものであると考えられます。

他にも、
当時、1976年に小学館から発刊された、
「THE MUSIC (ザ・ミュージック)」
という音楽誌がありまして、
そこに掲載されていたカールへのインタビューの内容も、
ヤングジョッキーで放送されたものと、
ほぼ、同じでしたね。

詳しい経緯など解るわけもないのですが、
この時のカールへのインタビューへの、
通話料金は、
音楽関係の出版社やNHKで、
折半していたのかも知れません。

目玉の情報だったのは、
このタブロイド誌にもありますが、
既に、「WORKS Volume2」なるアルバムが出来ており、
そちらの方は、ロックな仕上がりになっているので、
ファンにも受け入れられるのではないかという話でしたね。

もちろん、「WORKS Volume1」を気に入っている、
EL&Pファンもいたと思いますが、
当時、何も知らない中学生の私が、
ヤングジョッキーの放送内容と、
音楽誌を読んだ感じでは、
「音楽専科」誌の1つのレビューを除いて、
圧倒的に賛辞するものは、無かったように記憶しています。

そのような状況下でありましたので、
「WORKS Volume2」への期待は、
同年の3月末から聴くチャンスに恵まれた「恐怖の頭脳改革」を、
夏になっても全く飽きずに聴いていた事もあり、
いやがおうでも高まっていたわけですね。

以上。

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ビクターエンタテイメントの「作品第二番」初回プラケースCD

2021-02-15 19:35:45 | 「作品第二番/WORKS volume2」
ビクターエンタテイメントの
「作品第二番」初回プラケースCD

国内盤プラケースCD「レディーズ&ジェントルメン」については、
ワーナー時代とビクターエンタテイメントになってからの、
違いをレポートしています。

アナログ盤内ジャケットの、
エンボス加工のELPマークを、
どのように仕上げたかという事で、
ビクターエンタテイメントさんでは、
色の違いがありました。

ワークスシリーズの、
「作品第二番」のプラケースCDの場合、
ブックレットジャケットのタイトル名と、
バンド名の文字が、
アナログ盤ジャケットの大きさに比例した文字の大きさにはなっていないものの、
シンプルすぎるジャケットなので、
あまり違和感がないものになっている話を、
アトランティック盤CDを取り上げた時にしています。

これに関しては、
何故か、ワーナーさんも、
ビクターエンタテイメントさんも、
バンド名とタイトルを同じ様な文字の大きさにしているようです。

違いは、ELPマークですね。



ビクターエンタテイメント盤は、
ELPマークを真っ黒に仕上げました。
米ヴィクトリーミュージック盤は、
まだ手元にないのですが、
おそらく同じデザインだと思われます。
(ただし、ブラックムーンのジャケットは、
バンド名の文字色の加減の違いが際立っていたので、
確定的な事は言えません。)

アナログ盤時代のワークスシリーズのELPマークを
プラケースCDジャケットで、
どのように表現するかも、
その時の制作者の考え1つなのでしょうね。



帯は入手時点で日焼けしています

以上。

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武道館メンバーのエイジアのステッカー

2021-02-12 18:20:30 | Carl&GregのエイジアinASIA
武道館メンバーのエイジアのステッカー



台紙の大きさは、
20cm×6.1cm
水色の部分がステッカーのようです

このステッカーに関しては、
このカテゴリーのブログのどこかで触れていたと思います。

新宿紀伊国屋の近くのお店で発売されていた当時は、
購買意欲が起きず入手しませんでした。

オフィシャルなものではないと思いますが、
都内の楽器を扱っているお店でも、
目にした記憶があります。

エイジアの他にも、
著名バンドの同じ大きさのステッカーが、
売られていましたね。

当時、流行っていたバンドとかだったと思います。

EL&Pはその時点では、
流行っていなかったので、
エイジアがあったという事でしょう。

このステッカーを買わなかった理由の1つは、
ステッカーのメンバーの名前の中に、
カールとグレッグがいるけど、
キースが存在していない事に、
寂しさを覚えたからでしょうね。



それでも、
カールとグレッグの写真が入っていれば、
即、購入という事もあったでしょうが、
エイジアのロゴとメンバー名だけで、
キースの名前がないとなれば、
当時の私を買う気にさせる事はできなかったわけです。

物持ちの良い方のおかげで、
昨年、未開封品を入手できて確認する事ができました。

感謝。

以上。

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ホンキー 国内初発売CD 帯付き

2021-02-10 15:00:37 | Keith Emerson関連
ホンキー 国内初発売CD 帯付き

ジムコから発売されていた「ホンキー」の初回CDは、
既に取り上げているのですが、
その後、帯付きのCDを入手しましたので、
取り上げてみます。



帯の上部が白いのは日焼けではありません

当初、私は、ジムコから発売されている、
キースのCDは、初回盤のみであると、
勝手に思い込んでいたのですが、
最低でも、帯と番号を替えて、
2回はリリースされていた事は解りました。

都会の大きな音楽ショップの店頭に、
頻繁に足を運んでいれば、
それこそ、手に取るように解ったのでしょうが、
その頃は、まだ、アナログ盤を所持しているアルバムを、
再度、CDで購入するという姿勢が確立されていなかったこともあり、
CDの入手に関して、さほど、関心がなかったということも、
解らなかった理由の1つではあります。

もう1つの理由としては、
所持しているCDの帯を見ると、

「ホンキー」
「ベストリヴェンジ」
「マーダー・ロック」

の3枚は、
2回目のリリースまで、
2年ぐらいしか経っていないにも関わらず、
番号と帯を変更してしまったわけですね。

これには、
ジムコジャパンという会社の内部の事情もあるかも知れません。

この国内初発売の3枚は、
それぞれのアルバムジャケットの色のトーンに合った、
帯を作成しておりましたが、
後発の番号違いのCDの帯は白色をベースにした、
統一されたものになっています。

価格に関してですが、
この3枚のうち、
「ホンキー」だけが、¥2800(税抜き)となっており、
他の2枚は、¥2500(税抜き)となっています。

これも取扱元じゃないと、
その理由が解らないわけですが。

いずれにしましても、
国内初CDの3枚の帯は、
後発の帯に比べると独自色があって、
売る側の熱意が感じられます。

ディスクユニオンさんが、
アナログ盤時代の帯のミニチュア再現だけでなく、
国内初回CD盤の帯の再現も、
販促品にしてくれたら面白いな。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ボブ・ディラン ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム

2021-02-08 19:12:18 | Keith Emerson THE NICE関連
ボブ・ディラン 
ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム



このCDは1990年の国内盤です

ナイスのアルバムや、
「イン・ザ・ホット・シート」で、
ボブ・ディランの名前が出てくるのですが、
なかなか、オリジナルの楽曲に触れる機会がありませんでした。

一昨年、あたりから、オリジナルの楽曲が入っている、
レコードやCDを購入しているのですが、
聴く時間も取れずにいたりします。

私がポピュラー音楽を聴くようになった頃は、
アルバム「欲望」からシングルカットされた、
「ハリケーン」がヒットしており、
これは、たまたま、カセットテープに録音していた覚えがあります。

それ以後、あまり積極的に、
ボブ・ディランのアルバムを購入して聴いてみようという、
気持ちも起きないうちに、
EL&Pと出会ってしまいました。

このアルバムは、
解説を読むと1965年の発売とあり、
全米6位、全英1位を獲得しているとの事。

2曲目に収録されている、
「シー・ビロングズ・トゥ・ミー」は、
ナイスのサードアルバム(邦題 ジャズ+クラシック/ロック=ナイス)の、
最後に収録されているわけです。

このブログでも取り上げていますが、
高校時代に、幸いにも、
「ナイス・フィーチュアリング・キース・エマーソン」
が発売されたおかげで、
楽曲に触れることができました。
ジャケット違いのナイスのサードアルバムですね。

ウィキで見たら、
この曲は多くの著名アーティストによって、
カバーされて、それぞれのアルバムに収録されているようなのですが、
現時点で「ザ・ナイス」の名前は見あたりませんでした。

実際に聴いてみました。

ラジオで、もし、この曲が流れていたとしても、
きちんと歌詞を記憶している等の注意力がなければ、
ナイスのカバーした元の曲であるとは、
私であれば、全く解らなかったと思います。

楽曲としては、
ほとんど、
別物になっていると思いますね。

これも、キースの特徴の一つですよね。

ボブ・ディランもナイスも所持されている方には、
「何をいまさら」という話だと思いますが、
今頃、こんな記事を書いている私です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

FANFARE FOR THE COMMON MAN 英レーベル面 その3

2021-02-05 10:33:34 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
FANFARE FOR THE COMMON MAN 
英レーベル面 その3

「FANFARE FOR THE COMMON MAN」は、
先日、取り上げたグレッグのライヴでも、
オープニングの曲として演奏されています。

これに関して、
今まであまり考えた事もなかったのですが、
EL&Pのシングルレコード史上、
英国を中心に、最も売れた曲という事になっていますし、
77年に発売されてから数年しか経過していない事もあり、
オーディエンスへの認知度が高いという事もあったでしょうね。

「その2」の後半に述べましたように、
プレス会社が異なると、
それに伴ってレーベル面のデザイン等は、
必要な表記以外は異なってくるのかも知れないです。

こちらは、配色はアトランティックレーベルの普通の色になりますが、
レーベル面にくり抜きがあるタイプですね。



レーベル面


入手の時点でスリーヴは欠損していまして、
白いスリーヴに入っていました。


以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ブラック・ムーン カセット サンプル版

2021-02-03 16:23:35 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン カセット サンプル版

アルバム「ブラック・ムーン」は、
国内版のカセットテープも発売されていたようなのですが、
残念ながら、私は未だに見た事がありません。

本日、取り上げるのは、
カセットテープのサンプル版という事になります。
ビクターエンタテイメントさんで、
全てのカセットテープのサンプル版を、
このような感じで制作していたかは解りかねますが、
数ヶ月前に取り上げた、
エマーソン、レイク&パウエルのサンプル版カセットよりは、
かなりクッキリしています。



インデックス表側
裏側は無地です



カセット本体
文字が書かれている部分の下地は、
シルバー色です



インデックスの折り返しの部分
社名がきちんと入っています



インデックスの背表紙にあたる部分
ヴィクトリーミュージックのロゴも入っていますね

カセットテープのサンプル版が作られた背景として、
「ブラック・ムーン」は、
国内盤のレコードが制作されなかったわけですが、
発売時期にはカセットテープで音楽を聴く音楽愛好家も、
今よりは遙かにいた事があげられます。

あと、収録曲の文字が羅列された、
絵柄のないインデックスの表側を見ていると、
音楽会社が楽曲に、
独自の日本語タイトルを入れなくなった事を、
改めて感じますね。

ひょっとしたら、
アーティスト本人達の意向というのもあるかも知れませんが、
音楽会社の想像的な仕事が1つ減った感じです。

「頭脳改革」とか、
「悪の教典」等は、

とても気に入っている日本語タイトルであり、
当ブログで記事を書くときも、
頻繁に使用しています。

私自身は、漢字が混ざっていた方が、
タイトルを覚えやすいと言うのはありますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Greg lake with Gary Moore Welcome Back My Friends

2021-02-01 18:42:20 | Greg Lake関連
Greg lake with Gary Moore
Welcome Back My Friends


ペラ紙2つ折りジャケット

昨年の6月頃に発売されたライヴCDです。

いわゆる、81年の英国のハマースミスオデオンでの公演は、
幾つかの国々で、
ジャケット等を替えて、リリースされてきているのですが、
これもその1つです。

何度もリリースされるCDを、
その度に新品で購入しているわけではないのですが、
たまたま未開封の中古品を見つけましたので、
送料を無料にするために他の商品と一緒に入手してみました。

収録曲順も既発のCDと同様です。

何とも形容し難いジャケットであった、
同じくハマースミスオデオンのライヴである「LONDON '81」は、
クリアヴァイナル盤のみを取り上げていましたが、
それに比すと解りやすいジャケットデザイン。

CD盤面にもジャケットデザインを取り込んでいます。



CD盤面

ディスクユニオンの記述では、

「全編において強烈かつ貴重な初CD化となる公演!! 」

となっており、
この表現の意味するところは、
今ひとつ解らなかったのですが、

「FM Broadcast用に録音されていたため」

との説明があります。

すなわち、これまでのライヴCDとは、
録音が異なっているので、
初CD化という事のようですね。

既発のCDと、
聞き比べてはいないのですが、
8曲目に収録されている「Love You Too Much」に、
落とし穴があります。

1分41秒から2分1秒の間に、
全く別のバンドの別の曲の音が、
突拍子もなく入り込んでいます。

このメロディーとヴォーカルは、
プログレのオムニバスアルバムで、
聴いた事があるので、
ジェスロ・タルか何かの曲だと思われます。

むしろ、別音源というよりは、
FM Broadcastでオンエアされた音を録音していたら、
電波が混信して別のバンドの音が15秒ほど紛れ込んでしまったのを、
あえて無視して、そのままCD化したという事なのでしょう。

ヴァージョン違いを揃えているマニアにとっては、
「珍品」かも知れませんが、
グレッグの81年のライヴCDを初めて購入する人にとっては、
災難ですね。

国内仕様盤が出ない理由も、
これが原因なのでしょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。