EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

BLACK MOON ロング・ボックス(トールケース)入り

2024-10-28 14:31:20 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
BLACK   MOON ロング・ボックス(トールケース)入り

10年ぐらい前に少し書いたのですが、
このロング・ボックスに入ったCDを、
1989年に2タイトルほど埼玉県の書店で入手した事がありました。

1つは、当時、EL&Pでは、唯一のベストアルバムとして発売されていた、
「ベスト・オブ・EL&P」。

このブログで数度取り上げている、
浮世絵ジャケットのアルバムですね。

もう1つは、ジョン・ウェットンの、

「KINGS ROAD 1972-1980」。

というタイトルのベストCDでした。
これはアナログ盤も出ていたようです。

この2つのロング・ボックスは、
引っ越しの際に、
捨てずに秋田まで運ぶことができたのですが、
知らないうちに亡き父に廃棄されておりました。



正面
バンド名の色は米国盤のCDジャケット



裏面



シュリンク上シール



別室でよくやっている、
CDケースとの比較からおおよその大きさをみる

このロング・ボックスですが、
LPからCDへ移行する端境期に、
LPを陳列していた棚(箱)をそのままにして、
CDを陳列して販売するために、
米国等の海外で制作されていたもののようです。

ロング・ボックスそのものは、
日本製のものというのは、
ほとんど存在していないと思われます。

箱を触った感じですが、
ペラ紙ではないにせよ、
薄目の紙製なので、
重ねて置いたりするとつぶれやすいモノだと思います。

デジパックの大型の品物とかが、
外見上は似ていますが、
似て非なる品物ですね。



ボックス上部



ボックス側面



ボックス下部

結局、EL&Pのロング・ボックスは、
一つも手元に無くなった状態だったのですが、
2年くらい前に、
ロング・ボックス未開封の品物が、
ヤフオクに出品されておりましたので、
札を入れて入手できました。

LPジャケットで見かける、
ドリルホールもしっかりとありました。



ドリルホール部
穴あけ時に発生した粉末がシュリンク内に付着

この「BLACK   MOON」のロング・ボックスの箱のみが、
出品されているのさえ見た事がなかったので、
「BLACK   MOON」のリリース時には、
まだ、ロング・ボックスが制作されていたのだという事がわかったわけです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ブラック・ムーン カセット サンプル版 5曲ヴァージョン

2023-06-01 14:38:27 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン カセット サンプル版 5曲ヴァージョン




インデックス表側
ケースに傷があります



ケースに入れたまま撮った、
カセット本体

仕事が立て込んでおりまして、
ちょっと間があきましたね。

昨年の3月にブラック・ムーンのカセットのサンプル版を取り上げています。

日本盤のボーナストラックが収録されているモノとそうでないモノの、
2種類が制作されているようでした。

本日、取り上げるのは、アルバム収録曲から、
5曲だけ収録したヴァージョンになります。

最初の3曲は、アルバム収録順のボーカル入りの3曲ですが、
それから、「ロメオ・アンド・ジュリエット」と「フェアウェル・トゥ・アームズ」のアルバム収録順を逆にして入れてあるようです。

説明を読むと、SIDE1とSIDE2が共通とありますので、
再生装置から取り出して裏返すと、
再度、同じ曲が堪能できるというタイプのプロモカセットになります。

業界の仕組みは解りかねますが、
新しいアルバムに収録された曲として、
この5曲が最初に到着したとも考えられますね。

最初に取り上げたサンプル版の背部には、
アルバムタイトルも記載されていましたが、
こちらには、バンド名しか記載されていません。



背部



インデックスを広げた状態
裏側には何も記載されておりません

ニューアルバムに収録される曲という事までは解っていても、
正式なアルバムタイトル自体が決定していなかった時点でのモノかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ブラック・ムーンのピクチャーレコード

2022-12-29 13:23:02 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーンのピクチャーレコード

EL&Pのレコードジャケットのデザインというのは、
同系色の色で描いている場合や、
バンド名とタイトルだけのシンプルなものだったりしているので、
その中で「タルカス」と「ブラック・ムーン」というのは、
とれもカラフルなのが特徴ではないかと思っています。

その「ブラック・ムーン」のピクチャーレコードの、
発売予定が決まった時期に、
ネット上のサンプル画像を見たのですが、
もし、サンプル画像の通りであるならば、
かなり画期的なピクチャーレコードをデザインしたと思いましたね。

と同時に、これは入手して観察したいものであると思いまして、
割と早い時期に予約をしました。

このような状態で受け取りました。



未開封時盤面

ピクチャーレコード盤とスリーヴジャケットの絵柄は、
一つの絵柄になるように制作されているので、
ずれていると、オリジナルジャケットとの違いが解りにくいですね。

それでも、
バンド名とタイトル名を、
レコード盤の中央付近に配置した事は、
見た目で解ります。

オリジナルジャケットの絵柄は、
バンド名とタイトル名は、
回転木馬の上に配置されて背景は空色でしたが、
ピクチャーレコード盤においては、
バンド名もタイトル名も、
回転木馬の上部にしっかり被せたようになりました。

これによって、
空色の面積が増えたような印象を見る者に与えますね。



シュリンクを開封して入れ直しをし、
アルバムリリース時のアナログ盤のジャケットと並べてみた

ピクチャーレコードに関しては、
四角いジャケットのオリジナルの絵柄を、
如何に丸い盤に収めるかが、
制作者の課題なのでしょうが、
「タルカス」などは、
オリジナルジャケットにバンド名が入っていないので、
ピクチャーレコードにもバンド名が入っていないわけです。

一方、「ブラック・ムーン」は、
絵柄の一部を丸く切り取るとした場合、
バンド名やタイトル名の両端が切れて、
中途半端に収まるような感じになりそうです。

そこで、
バンド名とタイトル名を、
絵柄の上に被せるような配置になったのだと思いますが、
オリジナルの大きさのバンド名だと、
レコード盤の中央付近に持ってきた際に、
やや縮小しないと収まらないようです。

また、
縮小する事で、
絵柄の邪魔を最低限にとどめる事にはなりました。




オリジナル盤ジャケットを下にして、
重ねてみた状態
ピクチャー盤では、
MOONの顔が見えなくなった

このブログでは、
メンバーの絵柄の髪の部分に被さっているケースと、
そうでないケースを取り上げていますが、
それが全く問題にならないほど大胆な、
バンド名とタイトル名の配置と大きさの変更と言えますね。

年内の更新はこれで最後の予定です。

本年もEL&P図書室3号を覗いてくださり、
本当にありがとうございました。

グレッグの翻訳自伝の発売は、
来年の3月に延びたようです。
翻訳者の健康上の理由でなければ良いのですが、
度重なる発売予定の変更は、
そのような事態もついつい考えてしまいますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Affairs of the Heart CD 米国 プロモ盤 告知シール付 2

2022-09-06 11:14:01 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
Affairs of the Heart CD 米国 プロモ盤 告知シール付 2



ジャケット

昨年の5月に取り上げた「来日告知シール付」の別ヴァージョンになります。

リンク先の自分のブログで、シールの告知間違いをレポートしておきながら、
ブログの内容も、9月14日(月)を9月15日(月)と間違って書いております。


こちらの告知シールは、公演会場の訂正が為されていますので、
後から気がついて訂正したヴァージョンという事になるかと思います。



告知シール

1992年は、バンドとしての初来日から、20年目でした。

今月は、その2度目の来日から、30周年という事になりますね。

だからと言って、
日本では何もあるわけではないのですが。

1992年、
今の勤務先に勤務しておよそ1年ちょっと経った頃、
平日の2公演を見るために、

「都内の友人の結婚式」とか言って休みました。

「仏滅」が入っているなんて思いもしなかった。

一般的には「仏滅」に結婚式はやらないのでしょうが、
僧侶の友人もいたりするので、
適当に嘘をついたとは思われず、
善意に解釈してくれたようです。

11日(金)の東京厚生年金会館の公演終了後、
夜行列車で秋田に戻るつもりが、
前もって切符を購入していなかったため、
当日の切符が取れず、
土曜日の朝一番の新幹線に乗る事にしました。
(盆正月ではなかったので油断をしていたわけです。)
帰宅してすぐに会社に向かったように思います。

現在、来日中のイエスの存在を、
ちょっとうらやましいと思いつつ、
このCDの告知シールを見ながら、
当時の事を思い出した次第。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ブラック・ムーン カセット サンプル版 初回

2022-03-03 09:13:20 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン カセット サンプル版 初回

取り上げています。

これは、何年か前にヤフオクで入手した品物でしたが、
また、別の出品者と思われる方が、
「サンプル版のカセット」を出品されているのを見ました。

既に手元にはあったとは言え、
あまりヤフオクに出品される品物ではないので、

「安ければもう1つあっても良いな。」

と思い、数年前に入手したわけです。

(私は、少年時代から、気に入った品物であれば、
同じ品物を入手しようとする傾向性が多分にあります。)

それで、このタイプの「ブラック・ムーンのサンプル版カセット」が、
2つあると記憶していたわけですが、
インデックスを並べて比較して見ると、
やや違う品物であった事が判明しました。



インデックスの印字以外は、
カセット本体も同じ仕様

全く同じ品物を入手したと思い込んでいたわけですが、
良く見たら違う品物であったという、
悪くないケースです。

どこが違うのかというと、
本日、取り上げるサンプル版には、
国内盤CDにボーナス・トラックとして収録された、
「ア・ブレイド・オブ・グラス」が収録されていません。

但し、市販するCDにはボーナス・トラックを収録する事は、
既に決まっていたようで、

「*日本盤にはボーナス・トラックが1曲追加収録されます。」

という添え書きが、インデックスの下部に記載されています。



こんな感じ

アルバムの音源が来て、
CDの発売が決まり、
ボーナス・トラックを入れようと企画している段階で、
このサンプル版カセットを作り、
ボーナス・トラックが決定した時点で、
さらにサンプル版カセットを作ったという、
ビクターエンタテイメントの宣伝担当者と思われる方の、
仕事の痕跡です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

BLACK MOON  12インチ シングルレコード

2021-11-08 13:40:38 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
BLACK MOON  
12インチ シングルレコード




ジャケット表面
ジャケットは、
シングルレコード用のスリーヴタイプと、
同じぐらいの厚みです
輸入LP盤のジャケットよりさらに薄い
12インチシングルのジャケットは、
おおよそそんな感じでしたけど



ジャケット裏面
収録曲記載
インナースリーヴは無し

80年代にとても流行っていたと思われる、
12インチアナログ盤。

このブログでも、
「エイジアのDon’t Cryの12インチアナログ盤」を、
何枚か取り上げています。

それから、
「エマーソン、レイク&パウエルのタッチ・アンド・ゴー」。

こちらは、国内盤の12インチアナログ盤もリリースされていたわけですが、
国内においては、CD盤がレコード盤に近い価格になってきてはいたものの、
まだまだ、レコード盤の重要があった頃だと言えますね。

EL&Pも、
「ピーター・ガン」の12インチオランダ盤を取り上げていますが、
これは、リリース時に、「オランダ」におけるEL&Pの人気が、
まだ、衰えていなかった事を示す痕跡かも知れません。

90年代になるわけですが、
アルバム「ブラック・ムーン」のリリースの頃は、
アナログ国内盤は、
リリースされませんでした。

国内では、ほぼ、アナログ盤の需要が無くなっていたのだと思います。

以前にも記しましたが、
先日、取り上げた3(スリー)の頃は、
アナログ盤もリリースされるようだったので、
モノ好きな私は、リリース前にCDとアナログ盤の両方を、
注文したのですが、
注文が遅かったためか、アナログ盤の方は、やや遅れて、
レコード店に入荷しました。

それから、数年で、国内のアナログ盤の市場が変化したという事になるかと思います。

一方、英国においては、まだまだ、アナログ盤の需要があったようで、
このような12インチシングルもリリースされたのだと思います。

レーベル面は割と手が込んでいて、
A面、B面でベース色とイラスト色を、
反転させています。



A面



B面

英国では、90年代、キャッスルとかから、
過去のアルバムのリイシュー盤も出ておりましたが、
この12インチ盤は、
リアルタイムの新譜としては、
最後の12インチアナログ盤だったかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Affairs of the Heart CD 米国 プロモ盤 告知シール付

2021-05-28 17:31:19 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
Affairs of the Heart CD 
米国 プロモ盤 告知シール付


ジャケット

とても簡素な告知シールを貼ったものですね。

これを最初に目にしたとき、
誰が何の目的で使用するために、
この告知シールを貼ったのだろうかと思いました。

プロモ盤といっても米国製なので、
どこかの販売店が幾つか入手したものに貼ったのかな?

と考えたわけです。

ブログに取り上げるにあたり、
このジャケットを凝視するうちに、
どうやら、
米国で制作されたプロモ盤を、
ビクターエンタテイメントさんが大量に入手したので、
それにシールを貼り付けて関係者に配ったのではないかと、
思えてきました。

おそらく、間違いないでしょう。



シール部拡大

確かにブラック・ムーンからのセカンドシングルCDは、
このブログでも取り上げたように、
日本でも発売されましたので、
告知に嘘はありません。

シールをあわてて制作したのか、
9月15日(月)の大阪厚生年金会館が、
東京厚生年金会館になっていますね。

私は川崎市立教育文化会館の会場と、
東京厚生年金会館のステージを見たのですが、
できたら渋谷公会堂でも見てみたかったですね。

(以前、ここで語ったように、
渋谷公会堂に関しては、
そもそもチケットが電話がつながらなくて、
入手できなかったわけですが。)

今となっては、
2ステージ見る事ができただけでも、
良しとしなくては。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ブラック・ムーン カセット サンプル版

2021-02-03 16:23:35 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン カセット サンプル版

アルバム「ブラック・ムーン」は、
国内版のカセットテープも発売されていたようなのですが、
残念ながら、私は未だに見た事がありません。

本日、取り上げるのは、
カセットテープのサンプル版という事になります。
ビクターエンタテイメントさんで、
全てのカセットテープのサンプル版を、
このような感じで制作していたかは解りかねますが、
数ヶ月前に取り上げた、
エマーソン、レイク&パウエルのサンプル版カセットよりは、
かなりクッキリしています。



インデックス表側
裏側は無地です



カセット本体
文字が書かれている部分の下地は、
シルバー色です



インデックスの折り返しの部分
社名がきちんと入っています



インデックスの背表紙にあたる部分
ヴィクトリーミュージックのロゴも入っていますね

カセットテープのサンプル版が作られた背景として、
「ブラック・ムーン」は、
国内盤のレコードが制作されなかったわけですが、
発売時期にはカセットテープで音楽を聴く音楽愛好家も、
今よりは遙かにいた事があげられます。

あと、収録曲の文字が羅列された、
絵柄のないインデックスの表側を見ていると、
音楽会社が楽曲に、
独自の日本語タイトルを入れなくなった事を、
改めて感じますね。

ひょっとしたら、
アーティスト本人達の意向というのもあるかも知れませんが、
音楽会社の想像的な仕事が1つ減った感じです。

「頭脳改革」とか、
「悪の教典」等は、

とても気に入っている日本語タイトルであり、
当ブログで記事を書くときも、
頻繁に使用しています。

私自身は、漢字が混ざっていた方が、
タイトルを覚えやすいと言うのはありますね。

以上。

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BLACK MOON PROMO CD オランダ盤

2019-10-24 18:12:46 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
BLACK MOON PROMO CD オランダ盤


画像 CD盤面

このCDの盤面の写真は、
既にリリースされている、
輸入盤のブラック・ムーンのCDのブックレットか何かに、
載っていたように思います。

シングルヴァージョンのブラック・ムーンが収録されているとの事。

このプロモCDは、もともと、ピクチャースリーヴには収納されていない品物のようです。

ピクチャー・レコードを収納するタイプの、
のり付きのやや厚手の透明ビニールスリーヴに収納されていました。

盤面のデザインは、
ブラック・ムーンのブックレットジャケットの裏側のデザインの一部を、
抜き取ったものですね。

元のデザインは、英国のマキシシングルのジャケット等に引用されていて、
中央部に金色のELPのロゴが入っているのですが、
このCDにおいては、
その部分がCD盤中央部の穴になっています。

CDのプロモ盤というのも、
その国独自のデザインがあるのでしょうが、
なかなか特徴が際立っているデザインだと思いました。

以上。

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ブラックムーン カセット 米国製

2019-05-29 07:49:31 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラックムーン カセット 米国製

昨年、中古で入手したアルバム「ブラック・ムーン」のカセットテープです。
米国製。

これまで取り上げてきた中古品のカセットテープには、
付属していなかったものが、
付いていました。

それは、プラケースを覆っていた、
シュリンク上に貼られていたと思われる、
内容紹介のステッカーですね。

最初に購入された方が、
シュリンクから切り取ったものを、
保管していたのでしょう。


カセット本体の上に載せて撮影

海外のCDのシュリンク上や、
プラケースCDのプラケース上に、
ステッカーが貼られていたのを、
幾つか取り上げていますが、
カセットテープのステッカーは、
初めて見たように思います。

全ての音楽カセットテープに、
このようなステッカーが貼られているわけでもないと思いますが、
久々のEL&Pのアルバムという事で、
メーカーではステッカーを貼ったのかも知れないです。

「ブラック・ムーン」のカセットテープに関しては、
ドイツやヨーロッパで流通していたヴァージョンを、
5年半ぐらい前に取り上げています。

インデックスのバンド名の色は、
米国製のCDのジャケットに則して、
濃い紫色になっています。



背部のバンド名の色はヨーロッパ流通版と同じ黄色になっています。




プラケース裏側

以上。

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ブラック・ムーンのプラケースCDのジャケットの違い

2018-10-03 14:10:04 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーンのプラケースCDのジャケットの違い

かなり前に、ブラック・ムーンのキャッスル盤のジャケットを取り上げて、
ジャケットの不鮮明さを指摘し、ややいい加減な仕事をしていたのではないかと、
意見を述べた事がありました。

そのジャケットに関して、
その時点では、全く気が付かなかった事を、
昨年あたりにようやく気が付く機会がありましたので、
本日は、それに関して少し述べてみる事にします。

このブログでは、
その時々のレーベルの違いよるジャケットの微妙な違いを、
何度か比較してきております。
その中でも、「LOVE BEACH」の文字に影が付いていない等の、
微妙な違いなどは、目をこらして注視しなければ、
解らない事でした。

一方、一目瞭然ではあっても、
このようなケースの場合もあるという事を知りました。

御存知の方は、多いかも知れませんが、
アルバム「BLACK MOON」のバンド名の色ですね。


国内盤
(初回盤ではないのでトレイ部が黒)



VICTORY USA盤

アナログ盤をオリジナルとして捉えると、
国内盤の色はそれを元にして制作しているわけですが、
「VICTORY USA盤」は、
バンド名を同系統の色で、濃くしていたのでした。

ちなみに、ヨーロッパ盤(ドイツ盤)は、
国内盤と同じようにアナログ盤ジャケットの色を元にしています。

なぜ、「VICTORY USA盤」において、
わざわざこのような事が行われたのかと考えましたが、

アナログ盤のジャケットの背景の色が空色であり、
そこにバンド名を薄紫色にして配置しているのですが、
バンド名が目立っていないと捉えたのだと思います。

それでバンド名を濃くしたのでしょうね。

国内盤は帯にカタカナで大きくバンド名が記されているので、
そこまで考える必要はなかったといえます。

以前に取り上げたキャッスル盤は、
「VICTORY USA盤」のバンド名の色が濃いヴァージョンを選択して、
踏襲していたわけですが、その時点で、
バンド名の色がアナログ盤のジャケットとは異なっている事に着目し、
さらに、キャンバス生地に描いたような仕様に加工したのでしょう。

以前は、単純に不鮮明なジャケットにしてしまっていると捉えていたのですが、
別物を制作しようとして意図的に加工されたものであると今は思います。

バンド名が同系統の色だった事もあり、
極端な違いを感じなかったので、
見落としてしまっていたのでした。

以上。

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BLACK MOON  同タイトル マキシCD ドイツ盤

2018-01-19 10:03:23 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
BLACK MOON  同タイトル マキシCD ドイツ盤

またまた「BLACK MOON」のCD絡みのネタかと思うかも知れませんが、
ボックスの先行予約の付録の紙ジャケットCDは、
ボックスの付録ネタという考えで取り上げていましたので、
たまたま「BLACK MOON」ネタが続いた感じになります。  

ブラック・ムーンのマキシシングルCDのプラケース市販盤は、
英国製のものを既に取り上げています。

今日取り上げるのは、これと同じタイプのドイツ盤です。

英国盤と比較すると、
ザッと見た感じでは大きな違いがないのですが、
同じものを制作しつつも、
変化をつけようとしている意図が伺われる違いがあります。

まずは、ジャケット裏側に記された収録曲の文字の色ですね。

そして、CD盤面の馬の部分の配色。



上 英国盤
下 ドイツ盤


これなどは、デザインとしては、
記載文字の形状もほとんど同じなので、
並べて比較しないと、

「また、同じモノを買ってしまったか!」

とか、

「なんだ! ドイツ盤と言ったって、英国盤じゃないか!」

とついつい思うわけです。

しかし、色が違うわけですね。

ちなみに、バーコードの数字の配列は同じでした。

以上。

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「浅草橋ヤング洋品店DVD」をチェックする

2017-10-30 16:16:07 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
「浅草橋ヤング洋品店DVD」をチェックする

90年代に「浅草橋ヤング洋品店」というテレビ番組があったようです。

これはテレビ東京で放映されていた番組なので、
民放3局しかない秋田県では、ほぼ、見る事ができなかったわけです。

「ほぼ」と言ったのは、
秋田県の民放3局で、日テレ系、フジ系、テレビ朝日系以外の番組を、
午後の時間に突然放送したりする事もあるので、
私が見落としていた事もあるかも知れません。

私はたまたまある方のブログを見る機会があったのですが、
この「浅草橋ヤング洋品店」の番組の中で、
「お料理多国籍軍」というコーナーがあり、
そのテーマソングとして、
「チェンジング・ステイツ」が使用されていたという事が記されていました。

90年代の初頭は、
この「チェンジング・ステイツ」が、バラエティの番組等で、
時々使用されていたようですし、私も、日テレ系の秋田放送を見ていて、
一度、耳にした事がありました。

ただ、テーマソングとして使用されていたとなると、
その企画の中で、毎回使用されていた事になるわけで、
どのような感じで、映像の背景に流れていたのか、
出来ることなら、見てみたいものであると思っていたわけです。

幸い、同番組のDVDが発売されていたのを知る事ができました。

もともとボックスで発売されていたためか、
中古品も、ほとんどセット販売をしており、
その「お料理多国籍軍」が収録されている映像が入っている巻だけを、
単品で欲しいと思っていたのですが、
何とか格安で入手する事ができました。


3DVDのうちの1枚
「浅ヤン名勝負数え歌」というタイトル


見てみたところ、
事実が解りました。

使用されていた曲はEL&Pのアルバム「ブラック・ムーン」に収録されている「チェンジング・ステイツ」とは、
似て非なるものでした。
それは、頻繁に聞いている人にとっては、
普通に違うものであると解るものですね。

どなたか別の方が、
「チェンジング・ステイツ」に限りなく似せているダイナミックなメロディーを、
演奏しているという事です。

使用料を払わなくて済むスレスレの曲調という印象です。

これからいよいよ「料理人の対決」という場面を、
グーッと盛り上げるために曲が流れます。

これを取り上げていたブロガーの方は、
「ブラック・ムーン」のCDを所持していたわけではないようで、
2000年代になってから、
図書館で借りた「ブラック・ムーン」のCDの中に、
浅草橋ヤング洋品店のお料理多国籍軍のテーマソングとして、
使用された「チェンジング・ステイツ」が収録されていたという書き方をしていますので、
EL&Pのオリジナル曲が使用されていたかどうかまでは、
解らなかったのでしょうね。

いずれにしましても、
「チェンジング・ステイツ」が、
アルバム「ブラック・ムーン」の中では、
過去のEL&P曲を彷彿させる楽曲として、
鍵盤楽器の演奏者から愛されていた事の一つの証と言えますね。

以上。

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アルバム「ブラック・ムーン」の帯について

2017-10-11 14:03:33 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
アルバム「ブラック・ムーン」の帯について

アルバム「ブラック・ムーン」に関しては、
日本国内では、CDとMDの他に私の知らない記録媒体も発売されていました。
カセットテープもあったと言う話を聞いた事があります。

但し、国内では、レコードはリリースされませんでした。

アナログ盤時代の帯を紙ジャケットCD用に、
ミニチュアで再現している事がありますし、
当ブログでもしつこく取り上げているわけですが、
「ブラック・ムーン」の場合、
アナログ盤帯というのが今のところ存在していないので、
紙ジャケットリリースの際には、
初プラケースCDリリース時の薄い紫を基調とした帯を再現するのだと思っていました。

ところが、
ビクターエンタテイメントさんでは、紙ジャケットCDをリリースするにあたり、
プラケースの被せ帯を無視した新たな帯を創作しました。

私はビクターエンタテイメントさんの仕事に関しては、
ほとんど肯定的な意見を綴っていますが、
正直、この仕事に関しては、如何なものかと思っています。

そもそも、
アナログ盤時代の帯をミニチュアにして再現といったところで、
過去の他社の仕事の再現なわけです。
それ自体は、企業間の枠を取り払った良心的な仕事だと思います。

然れども、
アルバム「ブラック・ムーン」のリリースは、
ビクターエンタテイメントさんのEL&P初仕事なわけでして、
とても気合いが入っていたと思うわけですよ。


初帯を広げた状態
キース・エマーソン・インタビューズは、
¥2,800-したのだね


にも、関わらず、
自分のところで制作した帯を、紙ジャケットCD化にあたって、
再現する気持ちがないわけですから、
プラケースCDがオリジナル時の帯は、
コレクターにとっては、
帯としての価値がないとでも考えていたのでしょうかね。

帯のデザインやキャッチコピーは、
アルバムリリース時における時代の空気的な側面もありますから、
「ブラック・ムーン」の多色刷りの帯は、
再現して欲しかったですね。

以上。

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お宝 ブラック・ムーン アナログ盤 1992盤 新品 その1

2017-09-15 11:31:45 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
私のお宝 ブラック・ムーン アナログ盤 1992盤 新品 
その1



レーベル面

「ブラック・ムーン」のアナログ盤を入手できたのは、
このブログを始めた頃だったと思います。

ネットをやるようになってから、

「アナログ盤を一度見てみたい」

希望があったのですが、
このブログをやるようになってから、
劣化の激しいものであったとしても、
1枚は手元に置いておきたいものであるという欲求が出てきました。

このアナログ盤に関しては、
中古盤を販売しているところでは、
ヨーロッパ盤の表記が為されているのですが、
その根拠はこの辺りにあるようです。


これ以外の国々で作っている表記がある品物もある事はありますが、
現物を見た事がありません


そのため、
販売者によっては、「フランス盤」と称している事もありますね。

このヤプログとつながっている通販サイトに名を連ねているレコード店がありまして、
私はそこでこの品物を発見したわけです。

新品の表示がありましたが、
ジャケットにシュリンクはついていませんでした。

こちらの販売店では、
輸入盤の場合、
レコード盤の検品をするので、
シュリンクを取り外して、
検品を済ませて、
その後に新しいシール付きの透明レコードジャケット袋に入れるという、
販売方法を取っているようでした。

そのため、
未開封新品という売り方はできないようなのですが、
このように納品書に「新品」と表記されています。



本品に関しては、ディスク・ユニオンなどでは、劣化の激しい品物であっても、
¥5,000-以上の価格設定をしていますし、
痛みの激しくない品物であれば、¥10,000-近い価格を付けて販売している時もあります。

そう考えると、
この品物はかなりお買い得だった事になりますね。

ジャケットに関しては、
また次の機会に述べてみたいと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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