EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

テルミンコレクターズBOX

2020-11-06 11:41:20 | ロバート・モーグ博士関連
テルミンコレクターズBOX

今日は母のレントゲン撮影日で、
家内が連れて行ってくれる事になっているのですが、
母の着替えの準備をしているうちに、
スマホを自宅に忘れてきました。

業務では携帯電話をそんなに使用する予定のない日なのですが、
ここで取り上げる品物をスマホで撮っているので、
通常通りにはいかなくなりました。

品物を積むのを忘れず、
スマホを忘れる。

そこで、
社内にて、
久々にスキャンを試みました。




映画「テルミン」に関しては、
2012年の5月7日の本ブログで、
こちらは、初回限定生産の「テルミンコレクターズBOX」になります。

地元の家電&CD販売店があった頃、
ワゴンに置いていたプライスダウン品の中から、
見つける事ができました。

通常販売価格の半額以下とはいえ、
別室で頻繁に取り上げている玩具等とは、
比べものにならないお値段なので、
やや躊躇しました。

が、

Disc2の説明に、

「モーグ博士が贈る世界最高のテルミン奏者による唯一の”教則”映像」

という記載もありましたので、
私が演奏するわけではありませんが、
さらなる情報を得る事もできそうだと思い、
購入してみたわけです。



このコレクターズBOXは、
2012年の中古VHSを取り上げる以前に、
既に手元にありましたので、
それ以前に求めた品物になりますが、
2012年の夏に父の末期ガンが見つかり、
翌年の1月に他界してからは、
我が家の生活のリズムが激変してしまいましたので、
未開封のまま現在にいたっています。

それから今日まで、
既に他界していたムーグ博士だけでなく、
キース&グレッグも他界してしまいました。

また、
著名キーボードプレイヤーの、
ケン・ヘンズレ-氏も他界されたとの事。

ご冥福をお祈りいたします。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ドキュメンタリー映画「MOOG」告知チラシ

2017-02-13 09:03:33 | ロバート・モーグ博士関連
ドキュメンタリー映画「MOOG」告知チラシ







このドキュメンタリー映画「MOOG」のDVDとボックスの付録は、
既に取り上げていますが、
これは、劇場にて公開される時の告知のチラシですね。

記載されている内容を見ると、
記憶の片隅にも残っておりませんでしたが、
2005年2月19日(土)よりレイトロードショーとありますので、
ちょうど今の寒い季節に上映されていたという事ですね。

上映されてから、ちょうど12年という事になります。

都会在住のEL&Pファンは、
2004年の年末から
刺激的な事が続いて行く感じですよね。

2004年の年末に、
「ゴジラファイナルウォーズ」のサントラにて、
久々にキースの新しい音を聴く事ができ、
一応、映画館にも赴く。
(怪獣映画なので、全てのファンがそうしたわけではないでしょうけど)

2月は、キースが少しだけ登場するこの映画「MOOG」に足を運ぶ。

DVD「ビヨンド・ザ・ビギニング」の発売。
これはたまたまキースの来日に沿った発売日になりました。

秋にはキースが、
キース・エマーソンバンドとして来日を果たしました。
その時には、モーグ博士追悼を兼ねた、
ラッキーマン演奏時のMOOGの地響きを体感しました。

グレッグもこの年は、
英国でバンドを率いたツアーを行っていたので、
もし、このバンドが来日をしてくれていれば、
EL&Pファンの喜びが倍加した事でしょうね。

EL&Pのバンドのメンバーが1人でも日本を訪れて、
公演をするという事も、
本当にかけがえのない出来事であったと、
キースとグレッグの亡き今、
さらに実感するものであります。

以上。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


DVD ビヨンド・ザ・ビギニング その1

2015-02-19 09:12:44 | ロバート・モーグ博士関連
DVD ビヨンド・ザ・ビギニング その1


黒い説明シールあるELPマークも、
未完成ヴァージョン


EL&Pというのは、公式リリースの映像作品が少なく、
しかも、国内でリリースされているものとなると、
さらに少ないわけですね。

そんな中、待望のリリースだったのが、
2005年にリリースされたこのDVDでした。
初回のリリースから、既に9年以上経過してしまいました。

なかなか時間を取る事もできず、
何度も見たりする事ができないわけですが、
いろいろな場面が出てきますので、
熱心なEL&Pファンにとっての常備品である事は間違いありません。

この作品を制作して最も良かった事。

それは生前のモーグ博士のインタビューが、
収録できた事ですね。

古い映像は、残っていれば、収集して編集する事もできますが、
関連した人物へのインタビューは、
この世に存在しているからこそ出来ますからね。

モーグ博士はこの年の夏に他界しました。

インタビューをいつ収録したかは、
解りませんが、
このDVDの企画が持ち上がってから、
収録した事は確かでしょうから、
1年ぐらいずれていたら、
インタビューの収録も叶わなかったかも知れないですね。

映像の中でも語っているように、
以前、このブログかどこかで述べましたが、
キースやカールとは電子楽器の開発において、
関わりがありましたが、
グレッグとは直接的な関わりはなかったようです。
それでも、グレッグの声をとても賛辞していますね。

これは貴重。

このDVDは通販で予約して届いたのですが、
翌日、キース・エマーソンバンドを見るために、
朝、早く自宅を出る事になっていましたので、
届いたのを確認して、そのまま、寝ました。

開場前の時間つぶしに、
ディスク・ユニオンに立ち寄ったのですが、
私が少しの時間、店舗内にいる間に、
このDVDを購入しているお客様が、
何人かいたのを覚えています。

私などは、地元のCD店が店を閉めてから、
数年は経過していたので、
それからは、ほとんど通販のお世話になっていた事もあり、

「都会の人って、DVDをお店で買うのだな」

と思いまして、妙に新鮮な感じがしました。

都市部では、当たり前のシーンなのかも知れませんが、
地方にずっといると、そんな事も、珍しく映ったりするものです。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



MOOG DVD BOX 付録 ペーパークラフト

2014-08-25 09:28:02 | ロバート・モーグ博士関連
MOOG DVD BOX 付録 
ペーパークラフト




中学校の時の課内クラブに「紙工芸」というのがありました。

もともとの型紙は先生が用意してくれました。

一色刷のケント紙に近い手触りと厚みのある用紙なのですが、
それに描かれている線を、カッターで切り抜きます。

その切り抜いた紙で、筒を作ったり、丸めたりしながら、ペーパ-ボンドで接着し、
動物などの造形を制作するクラブでした。

筒のフチと面を接着したりするので、
ペーパーボンドの接着量や付け方が適当でないと、
接合箇所が、すぐに分離したりするわけです。

課内のクラブなので時間も限られていましたので、
着色をしたりはしませんでしたが、
もともとのデザインは、
どこかの専門家の雑誌か何かから取ってきたのだと思います。

なので、
出来映えは子供だましのようなものではなく、
「工芸」を称する事のできるようなデザインでしたね。

「ふくろう」を作った記憶だけが残っています。

この「MOOG DVD BOX」 の付録のペーパークラフトは、
その時の紙工芸に比べても簡単そうです。

「のりしろ」がついているので、
接着面が多いので壊れにくいと思いますし、
ほとんど技量は要しない感じです。

先に取り上げたMOOGのキーホルダーは、
キーボードのフィギュアとしては、
細かいところまで再現されたものでしたが、

さらに、大型のムーグのデザインをこのような形で残すのも面白いと思って付録につけたのでしょうね。

他の国の事は解りませんが、
日本であれば、幼少年雑誌の付録に近い感じがあり、
それを作ったときの気持ちを思い起こして欲しいという狙いもあるような気がしますね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



moog DVD BOX 付録 moogキーホルダー

2014-07-15 10:04:16 | ロバート・モーグ博士関連
moog DVD BOX
付録 moogキーホルダー


入手した当時は当たり前のように思っていたのですが、
付録のmoogを再現したキーホルダーは、とても良くできています。


素材はゴムみたいな感じ

ちなみにこちらが、
ナックルボンズ社製のキース使用、
タンスムーグミニチュアの鍵盤部です


写真写りが悪いのではなく、
現物がスッキリしないのだ


鍵盤部拡大
油絵仕様ではありません
塗装の塗りムラです



ちなみにバンプレスト社の、
フィギュアについているキーボード


ナックルボンズ社の製品の塗装については、
それを「味」と見るか、「手抜き」と見るかは、
人それぞれでしょうね。

但し、鍵盤が老朽化して塗装が剥げ落ちたのを表現するとした場合でも、
表現の仕様はありますね。

仏像などの修復の場合でも、
「新調仕上げ」の場合と、「古代色仕上げ」の場合があり、
後者は古びた感じをわざわざ出すという色彩を施す作業のようです。

つまり老朽化して見えるような塗装の仕方というのも、
出来ない事ではないはずです。

そう考えると、
ナックルボンズ社の鍵盤部の塗装は、
どうしても、「手抜き」にしか見えないわけです。

フィギュアの場合、
多くは中国の下請けがその作業を行っていると思いますが、
メーカー側がどこまでこだわるかによって、
出来不出来も違ってくると思われます。

1万以上するフィギュアの日本製なら、
このような鍵盤部の塗装は、ほぼ、ありえないと思います。

ナックルボンズ社のおかげで、
国内主導で制作されているキーボードフィギュアの良さが、
解るようです。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ドキュメンタリー映画 moog サントラCD

2014-07-04 13:29:58 | ロバート・モーグ博士関連
ドキュメンタリー映画 
moog サントラCD




先般、DVDを取り上げた「moog」のサントラアルバムです。

映像のBGMというよりは、いろいろな「moog」の音を取り入れた「楽曲」が、
入っているアルバムです。

映像で使用されている音も入っているとは思いますが、
見ている時は、BGMはほとんど気にならずに、映画の作りだけを追っていたので、
映像の中でのインパクトは薄かったように思います。

ジャケットと解説には記載されていないボーナスディスクが1枚入っています。



その中の最初の曲として、「ラッキー・マン」が選ばれているわけですね。

このようなCDを求める方で、「ラッキー・マン」を知らない人もいないかとは思いますが、
プログレ勢では、とりあえずキースとリックが映像に登場するので、
ボーナストラック、全7曲中、「Lucky Man」に始まって、「Close To The Edge」で終わるという流れのようですね。

ボーナストラックの最初と最後の、この2曲は、故・モーグ博士の、2人への敬意みたいなものだと思います。

DVD「ビヨンド・ザ・ビギニング」で、
モーグ博士が、
「楽器開発の事では、全くつながりはなかったけれども、グレッグの声は本当にすばらしい!」
と言っていましたが、
意識したかは別として、「ラッキー・マン」が最初になってしまいました。

他には、ディーヴォとか、ゲイリー・ニューマンも入っています。

本編のBGMはどちらかというと、打ち込み系の音楽が入っているのですが、
EL&Pやキースの音を長い事聴いてきたためか、違和感がないどころか、とても面白い。

私の感性、耳といったものが、moogの音に慣らされてしまっているのでしょうね。

私の知る限りでは、このサントラ、国内盤というのがリリースされていないようです。

出ていれば、そちらを求めて、サントラ本編の制作の経緯等も少しは解ったと思います。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



ドキュメント映画 moog DVD

2014-05-19 09:10:11 | ロバート・モーグ博士関連
ドキュメント映画 
moog DVD 2005年



オマケはそのうち取り上げます

日本では、2005年の1月に渋谷で公開されたドキュメント映画をDVD化したものですね。

私も関東に居住していたら間違いなく足を運んだと思います。

作品にキースが出演しているという情報はあったのですが、
どのような感じで取り上げられているかも解らなかった事もあり、
見る機会が訪れる事を願っていたら、その年の夏に早くもDVDになったというわけです。

発売は2005年7月なのですが、その1ヶ月後にMOOG博士は他界します。

もし、このドキュメント映画の制作がもっと遅れていたら、
MOOG博士他界後、
本人の映像やらインタビューの収録映像を元に制作する事になったのでしょうが、

幸いにして、MOOG博士ありし時に、映画が仕上がったので、
MOOG博士の伝えたかった事が、この映像作品にしっかりと収録されているという事になりますね。

同年の秋、キースが公演のために来日しましたし、
MOOG博士他界後から、まだ数ヶ月という事もあり、
ラッキーマンでのあの部分の演奏を、博士の追悼を込めて、
かなり引き延ばして演奏しました。
強烈な重低音は、会場全体を地響きのように震わせ、
その場にいた人は、それを体感しました。
オーディエンスの記憶にしっかりと植え付けられたであろうと思われる「音」でした。

このDVD、
もう、発売から9年近く経ってはいますが、まだ、見ていない人もいると思うので、
あまり多くは書かないでおきます。

ここで書かなくとも、ネタばれブログは、検索すると、何件かにヒットしますので、
興味のある方はそちらを覗かれるとよいでしょう。

この映画には、プログレミュージシャンでは、出演者に名を連ねているリック・ウェイクマンとキースが登場します。

取り上げ方は違いますが、ロック界のキーボードプレイヤーの重鎮として、
MOOGを知らしめる事に貢献したという事で出演となったのでしょう。

先般、頭脳改革は、キース、グレッグ、カール、ピート、ギーガーによって形づくられたと言う事を書きましたが、

頭脳改革の音世界に貢献した肝心のMOOG博士を書き漏らしてしまいました。

ごめんなさい。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



書籍 「ムーグ・ノイマン・バッハ」 ソフトバンククリエイティブ 1988年

2013-11-02 16:52:37 | ロバート・モーグ博士関連
書籍 「ムーグ・ノイマン・バッハ」
ソフトバンククリエイティブ 1988年



画像 表紙

今から20年以上も前に出版された書籍ですね。

キーボードマガジンで紹介された事もあり、
当時は、私も関東圏で会社員をしていたので、
書店の店頭で見た事もあったかも知れません。

本書の内容は、3部に別れています。

1.細野晴臣氏と鈴木慶一氏の対談
2.冨田勲氏へのインタビュー
3.甘利俊一氏と近藤譲氏の対談

1978年のニューミュージックマガジン誌から、
10年ぐらいしか経っていないので、
おそらく、鈴木慶一氏の名前を目にしただけで、
手に取るのを辞めていた書籍だと思われます。(笑)

内容はシンセサイザー等を中軸に据えて、
音楽を表現する機材に関しての過去、現在、未来の、
かなり専門的な事を語っているのですが、
用語が解らないなりにも、楽しめる内容になっています。

タイトルからすると「モーグ関連」という事で、
カテゴリーは、その中に入れるつもりですが、
冨田勲氏のインタビューの中に、キース・エマーソンの名前が、1ヵ所だけ見あたりましたので、取りあげてみる事にしました。

キースに関しては、リック・ウェイクマンと共にロックミュージックの分野で、
シンセサイザーを使用したという事で触れているだけですが、
冨田勲氏が、ご自身のシンセサイザー作品を、世に出すための苦労話が、
とても面白く、興味深いです。

ムーグ・シンセサイザーを輸入する時に、得体の知れない物なので、税関では楽器と判別できず、足止めを食らったのは、よく知られていると思われるエピソードです。

そんな苦労をして入手して、時間をかけた最初のシンセサイザー作品(邦題:月の光)を、
日本のレコード会社では、リリースに難色を示し、
米国のレコード会社の方では、あっという間にリリースに漕ぎ着けたというわけです。
日本のレコード会社が当初、触手を示さなかった理由として、
「レコード店の店頭のどのジャンルにおけば良いのだ?」という言われ方もされたようです。

しかし、結果的には、この流れが、世界の冨田として認知される事につながったとも言える事になりますか。

今日は、キース・エマーソンの誕生日ですが、
キースが尊敬しているアーティストの1人である冨田勲氏にまつわる書籍を取りあげてみた次第です。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。

2013年11月2日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


モーグフェスト 2006 DVD 廉価盤

2013-09-11 16:36:20 | ロバート・モーグ博士関連
モーグフェスト 2006 
DVD 廉価盤



画像 パッケージ

最近、このようなDVDは欲しいと思っても、
経済的な諸事情で、
すぐにカートに入れない事がしばしばです。

そのため、現時点において、私はこのDVDに関しては、
廉価盤しか持っていないわけです。

もっとも、廉価盤が最初のリリースから数年を経てリリースされる可能性があるかどうかは、
全く解らないわけでして、
ディスクユニオンの商品説明なんかでは、

「いつまでも、あると思うな国内盤」

という喩えもあるらしいですね。(笑)

ちなみに、RUSHのヒストリー映画も、幸運にも廉価盤が出たので、
その時に初めて購入したのでした。

さて、この映像ですが、元々、発売する事を狙って撮影したというよりも、
moogイベントの記録を保管するのが目的で収録されたのだと思いますね。

そのためか、カメラワークも単純だし、
EL&P関連の他の映像作品等と比較しても、
いまひとつ、物足りなさを覚えますね。
音楽と映像が淡々と流れて、その中にたまたまキースがいて、
それでお終いという感じが強いですね。
会場がそんなに大きくない事も影響しているのかも知れないし、
キース・エマーソンバンドのタルカス演奏の、
リアルライヴを何度か見ている事も原因の一つかもしれません。

その中で、唯一、感心を惹いた箇所が、冒頭の方にありました。

ジョーダン・ルーデスにインタビューをしているシーンがあるのですが、
そのバックに「悪の教典#9」がずっと流れているのです。

これがなかなか心地よいシーンなわけです。

他のキーボードプレイヤーへのインタビュー時に、EL&Pの曲を流すという試みは、
EL&Pファンにとっては、おもしろいものです。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。

2013年9月11日 yaplog!

にほんブログ村


ドキュメント映画 テルミン VHS

2012-05-07 10:35:20 | ロバート・モーグ博士関連
ドキュメント映画 テルミン VHS


画像① VHSパッケージ


画像② パッケージの裏


画像③ 背の下部 2001年以降の発売でこの価格。

これは中古で購入したVHSです。

大ヒットした映画との記述がありますが、
大ヒットしている頃、私はこの映画の事を全く存じていませんでした。

今回取り上げてみようと思ったのは、

故ロバート・モーグ博士がところどころに出演しているからです。

モーグ博士は若い頃、テルミンの存在を知ってから、
自らテルミンを製作する事にかなり熱中していたようです。
そのおかげで、耳が鍛えられ、
シンセサイザーの開発につながったという事をこの映画の中で述べられていますね。

どこかで、「モーグ・シンセサイザーの音色に関しては、
モーグ博士の耳の良さに負うところが大きい」というどなたかの記述を読んだ事がありますが、
その記述に適合するような、映像内の本人の述懐でしたね。

映画そのものは、
ドキュメンタリー映画であり、特に再現フィルムとかは用いてはいません。
1930年代の古い映像や、開発者の若い頃のテルミン博士に関わり、
映画製作当時に現存していた人たちへのインタビューや電子楽器テルミンの演奏で構成されています。
(1993年に公開された映画で、テルミン博士は1993年に97歳で死去しています。)

映画の中でテルミン博士は、1938年に当時住んでいた米国から突然姿を消します。
それは後にKGBによる拉致であった事が明らかにされるわけですが、
その事件そのものが、今日における電子楽器テルミンの一般的な知名度を左右してしまった一因と言えるかも知れません。

そう言う意味では、電子楽器の黎明を知る事ができつつも、
順風満帆なサクセスストーリーとは言えない、
何とも切ないドキュメンタリー映画と言えます。

EL&Pやキース関連書籍、あるいはEL&P関連映像に登場するロバート・モーグ博士ではありますが、
モーグ博士の電子楽器製造の原点みたいなものをかいまみる事ができるような映画です。

以上。

本ブログはEL&P関連のあれこれを綴る事により、
EL&Pのあれこれを遅れてきた若い世代に伝える事を目的の一つとしています。
クイック応援よろしくね。

2012年5月7日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村