EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

BOXセット「FROM THE BEGINNIG」を並べて見る

2018-07-11 07:57:07 | BOX「FROM THE BEGINNIG 」関連
BOXセット「FROM THE BEGINNIG」を並べて見る

かなり前に、英Castle版とSony版のパッケージの比較をしました。

Sony版は、枚数が少なかった事に加えて、
とてもコンパクトな収納を実現した事もあり、
Castle版とは、見た目の大きさから異なっていました。

今日、取り上げて比べるのは、
Castle版とビクターエンタテイメント版になります。

このブログでは、
一見同じものであると思い込んでいても、
実際に並べて見ると、
その違いが浮き彫りになる事を指摘しています。

「FROM THE BEGINNIG」BOXも、
明らかな違いがある事が解りました。

一つ目は、
大きさですね。

ビクターエンタテイメントさんは、
国内向けの解説ブックレットを付けると、
Castle版と同じ大きさでは、
ピッタリと収納が難しいと判断したのか、
背部の面積をCastle版よりやや大きくしていますね。


向かって左 英版
向かって右 日版


二つ目は、
この写真で一目で解る背部のデザインです。

メンバーが描かれているのですが、
着色を変えてありますね。

(この国内版のパッケージが日焼けという事はないと思いますが)

ボックスのパッケージの裏側の下部には、
日本語の表記があるので、
その部分で国内版である事が容易に判断できますが、
背部のデザインの色からも、
判別できるという事ですね。

どうしで、
この部分の色を変えようと思ったかは、
解るはずもないです。

ただ、これ以前の仕事として、
「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバット・ホール」のCDなどは、
ジャケットを100%国内オリジナルにしていますし、
「マンティコアヴォルツ」のボックスに関しても、
国内独自のパッケージを制作しています。

それを考えると、
大胆にパッケージのデザインを大幅に変更する事なく、
並べて比較しないと解りづらい部分を、
少し変えたと言う事になりますね。

以上。

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イッツ ア ソニー  It's a sony

2014-06-10 09:16:24 | BOX「FROM THE BEGINNIG 」関連
イッツ ア ソニー 
It's a sony


「BRAIN SALAD SURGERY 6枚組」の全体的な仕様に関しては、
私の考えは、結局のところ、
タイトルの文字に落ち着きました。

このソニーという会社は、
とにかくコンパクト志向なのは、
私らの世代であれば、共通の認識だと思います。

エマーソン、レイク&パーマーを本格的に取り扱うようになってから、
「フロム・ザ・ビギニング」6枚組(CD5枚+DVD1枚)ボックスも、
ソニーはDVD1枚を削ってコンパクトな外装にしました。


まぁ、
最近はこのように重ねてセットするのが、
流行のようではありますが


結局、ソニーがEL&Pものを扱っているうちは、
豪華な装丁のモノは、間違っても出来上がってこないという事であります。


アニヴァーサリーものに関しては、
無駄に豪華なものであっても、EL&Pファンであれば、
お祭り気分で歓迎したいところもありますが、

ソニーが関わっている以上、
「無駄に豪華」の「無駄」は企業理念の中に存在しないと思うので、
ボックスの重箱仕様は、LP+CD3枚+DVDA+DVD程度の枚数では、
ありえないという結論に到達しました。

それでも、EL&Pよりも売れ線のミュージシャンに関しては、
重箱仕様の品物を制作している事もあるようです。

昨年の9月にソニーから、
ザ・クラッシュの「5 Studio Album Boxset」という、
アルバムタイトル5枚でLPのみ8枚入りのボックスが発売されているみたいです。

これは重箱仕様の変形タイプみたいな感じですが、
見た目の重厚感はかなりありました。

但し、LPジャケットをオリジナル仕様で復刻して、
8枚を同時にボックスに収納するとなると、
箱も頑丈にせざるを得ないわけでして、
必要に迫られて制作した感じが否めません。

今回のEL&Pの6枚組ボックスは、LPが1枚なので、
企画の時点で、「ボックスをいかにコンパクトにまとめるか」が重視されていたのでしょうね。

以上。

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EMERSON LAKE & PALMER BOX「FROM THE BEGINNIG SONY盤」の外装を観察する

2012-04-07 12:51:06 | BOX「FROM THE BEGINNIG 」関連
EMERSON LAKE & PALMER
BOX「FROM THE BEGINNIG SONY盤」の外装を観察する


一昨日、届いたボックスを比較してみました。


画像① 表


画像② 裏


画像③ 背


画像④ 見開き部


画像⑤ ハードカバーの書籍のような溝はsonyのみ

大きい方は、2007年リリースのものです。
マンティコアスペシャルのDVDも1枚含まれており、
計6枚のディスクがこの中に入っているわけですね。

SONYのは、コンパクトにまとめて、
DVDはなしで、計5枚。

mixi内のコミュニティにも記しましたが、
SONYはきっと、小さくするのが好きなのだよ。

メンバーの裏の写真を平気でカットしたり、
ELPのマークも平気でカットしたりするのさ。

アナログ盤とかCDとかほら。


画像⑤


画像⑥

ま、厳密にはアナログ盤は、別会社に制作させているのでしょうけど、
マークの下部をカットしてSONYオリジナル「ELPならぬEIPマーク」を作ったわけですね。

昨年から、SONYでEL&Pのオリジナルアルバムが再リリースされています。
その時に、
このボックスも再リリースするとの情報が、
大手通販サイトにも掲載されておりました。
値段も2007年のものに比べて、とっても安かったので予約注文していたのですが、
こないまま品切れという事になっていました。

通販サイトで、「Live At The Mar Y Sol Festival 72」を説明する際に、
「昨年(2011年)リリースされたボックスセットの音源から単品で発売」のような記述もあったので、

「品物は品切れで来なかったけど、発売されていたのか!」

とやや疑いを持ちつつ、それ以上の追求はしておりませんでした。

しかし、今回品物が届いてみて、

「どうやら、このボックスがSONYからリリースされるのは、
今回が初めてではないか」との感じを強めていますね。

少なくとも、ボックス裏の記述には、2012年の数字が見られますし、
昨年リリースしてから、再度、裏ジャケットの記述を書き換えるような丁寧な仕事をSONYがしているとは思えなくなっているからです。

SONY盤は、いろいろな発見の面白さを提供してくれますね。

開封後の観察は別の機会にしましょう。

本ブログは、プログレバンドの中では、人気薄のEL&Pではありますが、
それでも若い人たちにEL&Pを伝える一助となればと思い、綴られております。
クイック応援よろしくね。

2012年4月7日 yaplog!
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