キース・エマーソン3(スリー)を語る
キーボードマガジン1988年4月号
キースファンにとっては、待ちに待った3(スリー)のライヴCDの発売が決定しました。
2枚組のようですね。
既に店頭に並んでいるのかも知れませんし、
通販サイトによっては、9月4日を発売予定日としているところもあるので、
輸入盤店の店頭を簡単に見る事のできない地方住みとしては、
送付されてくるCDを待つしかありません。
3(スリー)というのは、キースとカールがいたにも関わらず、
国内に入ってくる情報は乏しく、
キーボードマガジン誌上においても、
キースとの簡単なやりとりから、
編集部側で、
「あっさりと敗退を認めたという事なのか?」
みたいな記述もありました。
そのため、崩壊にいたる経緯もよく解らないところがあります。
ロバート・ベリーとの関係が、その後も良好な事も考えると、
ケンカ別れではないでしょうから、
レコード会社側が、「エイジアの夢をもう一度」と、お金を注ぎ込んではみたものの、
80年代の初めの頃の空気は、遠い彼方へと消え去っており、
セカンドアルバムを制作する予算を作る事も出来ず、
これ以上の投資をする気力も無くなったというのが、3(スリー)消滅の原因なのでしょう。
今日、取り上げたキーボードマガジンには、
3(スリー)をリリースした頃の、キースのインタビューが載っています。
3(スリー)に関しては、デビューアルバムが出来るまで、
何度かキーボードマガジンに取り上げられていました。
アルバムが完成して間もない頃のインタビューであり、
期待は膨らんでいても、売上がどうなるかは未知数といったところです。
インタビューの内容をかいつまむと、
○ 作曲のほとんどは、ロバートに任せて、アレンジに徹した事。
○ ジョン・ポール・ジョーンズから買ったGX-1が壊れてしまい、ヤマハUKに診てもらっているが、
あまり期待はしていない。
○ 「オン・マイ・ウェイ・ホーム」はナイス時代のマネージャーへの追悼曲。
○ ロバートは自分が作曲した曲に対するこだわりよりも、
その曲をより良いものに仕上げようとして意見を求めてくるので、
当初のアイデアからドンドン変わって行く場合があるし、
そのようなタイプの人間とはこれからもずっとパートナーでいられる。
○ 最近は、クラシックではマーラーをよく聴いている。
○ ジナステラはまだ残念な事にCD化されていない。
○ 音楽業界の人は、ほとんどレコードを只で入手しているようだけど、
音楽は、ショップに出かけて良さそうなものを自分で購入するのが楽しみ。
等が語られていますね。
このキースのインタビューに掲載されている写真は、
レコード会社の社屋内で写したもののようで、
キースの背景の壁には、どのミュージシャンのものかは解りませんが、
ゴールドーディスクからプラチナディスクのようなもので埋め尽くされています。
80年代後半の雑誌なので、顔は省略
しかし、3(スリー)は、それらのミュージシャンにあやかる事はできませんでした。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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キースファンにとっては、待ちに待った3(スリー)のライヴCDの発売が決定しました。
2枚組のようですね。
既に店頭に並んでいるのかも知れませんし、
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3(スリー)というのは、キースとカールがいたにも関わらず、
国内に入ってくる情報は乏しく、
キーボードマガジン誌上においても、
キースとの簡単なやりとりから、
編集部側で、
「あっさりと敗退を認めたという事なのか?」
みたいな記述もありました。
そのため、崩壊にいたる経緯もよく解らないところがあります。
ロバート・ベリーとの関係が、その後も良好な事も考えると、
ケンカ別れではないでしょうから、
レコード会社側が、「エイジアの夢をもう一度」と、お金を注ぎ込んではみたものの、
80年代の初めの頃の空気は、遠い彼方へと消え去っており、
セカンドアルバムを制作する予算を作る事も出来ず、
これ以上の投資をする気力も無くなったというのが、3(スリー)消滅の原因なのでしょう。
今日、取り上げたキーボードマガジンには、
3(スリー)をリリースした頃の、キースのインタビューが載っています。
3(スリー)に関しては、デビューアルバムが出来るまで、
何度かキーボードマガジンに取り上げられていました。
アルバムが完成して間もない頃のインタビューであり、
期待は膨らんでいても、売上がどうなるかは未知数といったところです。
インタビューの内容をかいつまむと、
○ 作曲のほとんどは、ロバートに任せて、アレンジに徹した事。
○ ジョン・ポール・ジョーンズから買ったGX-1が壊れてしまい、ヤマハUKに診てもらっているが、
あまり期待はしていない。
○ 「オン・マイ・ウェイ・ホーム」はナイス時代のマネージャーへの追悼曲。
○ ロバートは自分が作曲した曲に対するこだわりよりも、
その曲をより良いものに仕上げようとして意見を求めてくるので、
当初のアイデアからドンドン変わって行く場合があるし、
そのようなタイプの人間とはこれからもずっとパートナーでいられる。
○ 最近は、クラシックではマーラーをよく聴いている。
○ ジナステラはまだ残念な事にCD化されていない。
○ 音楽業界の人は、ほとんどレコードを只で入手しているようだけど、
音楽は、ショップに出かけて良さそうなものを自分で購入するのが楽しみ。
等が語られていますね。
このキースのインタビューに掲載されている写真は、
レコード会社の社屋内で写したもののようで、
キースの背景の壁には、どのミュージシャンのものかは解りませんが、
ゴールドーディスクからプラチナディスクのようなもので埋め尽くされています。
80年代後半の雑誌なので、顔は省略
しかし、3(スリー)は、それらのミュージシャンにあやかる事はできませんでした。
以上。
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