4年生が椎茸植菌作業をしました。

2017年01月23日 | 学校生活


23日(月),4年生が椎茸(しいたけ)菌の植え付け作業をしました。
講師を務めていただいたのは,大月市森林組合の小林昭二さんでした。
また,ようこさんのおじいさん,ひなたさんのお母さん,るなさんのお母さんにもお手伝いいただきました。


ドリルを使って原木に菌を植え付ける穴を縦に1列ずつ開けていきます。
木の太さにもよりますが,1本あたり,20から30くらいの穴を開けます。
木を支える人,穴を開ける人,3人一組で声をかけあいながら見事なチームワークを見せていました。


開けた穴に菌を沁みこませた小さな円筒状のペレットを打ち込みます。
校庭に木槌で打ち込む音がリズミカルに響きました。


菌を植えた原木はビオトープまで運びました。
横伏せにして積み上げ,毛布をかけて梅雨のころまで寝かせておきます。

自分たちの植え付けた菌から椎茸が発生してくるのは来年の秋です。
つまり6年生の秋になります。
おいしく育った椎茸を食べるのがいまから楽しみです。
その時,最高学年として活躍し,たくましくそして豊かに成長したみなさんの姿を見ることができることも今から楽しみです。 

この活動は,1年生の時から勉強している学校林を使った環境教育の一つとして行われています。
1・2年生の学校林探検では,森に育つ植物や森に住む生き物たちの観察を通して,森がたくさんの命を支えていることを勉強しました。
3年生の巣箱作りでは,森から切り出した板材を使って,私たちが森の生き物を守り育てることを学びました。
そして,今日は森から切り出した木を使っての椎茸づくりです。
椎茸を栽培することを通して,森からたくさんの恵みをもらっていることに気づき,森への感謝と森を育てていく気持ちを育てていきましょう。


この活動の様子を大月CATVとNHKが取材しました。
放送予定はNHKが明日24日(火)の朝の山梨県ニュースです。
大月CATVは2月の上旬です。
こちらは,放送日近くになったらブログで紹介します。

※おまけ

今日の朝,朝の活動の時間に25日(水)に予定されている避難訓練のための事前学習をしました。
今回の避難訓練は不審者が校舎内,しかも教室内に侵入した際の対応の仕方について練習します。
これまでも不審者対応の訓練はしてきましたが,今年は特別にすべての学級に不審者が「訪問」することにしました。
そこで,みなさんが訓練であることを忘れてパニックにならないよう,ふとし教頭先生が学習会を開くことにしました。
写真からも,ふとし教頭先生の真剣さが伝わってきますね。
みなさんも,落ち着いて,そして真剣に対応してください。