大地の恵み3

2022年10月13日 | 学校生活

本日も、本校スーパーティーチャーのお一人、小篠在住の小俣さんに来校いただき、

4年生の学習をバックアップしていただきました。

  

水をテーマに学習を展開している4年生、1学期も下和田の浄水場を見学。それを元に「私の好きなフォト展」でYさんの作品がメディアに取り上げられたのは、まだ記憶に新しい所です。

 

体重のおよそ6.70%を占める水分、まさしく”命の水”ですね。つい先日も、台風15号の影響を受けた静岡市での断水のニュース。水がない生活、想像を超える大変さだと思います。

(静岡新聞より)

その大切な水、大地の恵みをなんとか利活用できないかと考えた、地元の小俣孔元さんが動き出したのが昭和初期。そして実に10年以上を費やした大工事が完成した年、今日のスーパーティーチャー小俣さんが誕生するのです。

「小篠の人たちが豊かになるために、なんといっても橋とお米だ。!」

当時はまだなかった橋の建設も含め(現在の総合体育館下あたりを、当時”船場”と呼んでいたこともしっかり教えていただきました)、荒れ地を美田にしようと奔走した孔元さんの意志は、地元の方々にしっかりと引き継がれ、それを見守るように、ダムの脇には彰徳碑が建てられています。

  

 

静かに語る小俣さんのお話を、時にメモしながら聞き入る4年生。

長きに渡り、子どもたちの学習を支えていただいています。ありがとうございます。

  

まとめに向けて、4年生の学習はさらに深化をしていきます。

(ちょっとこぼれ話)

若い頃、貯水池の維持管理に入山した小俣さん、とっても美味しいお水に誘われるように、荷物の中にしのばせたウイスキーボトル。現地でその美水で割ったウイスキーの味、格別だったそうです。

 

<日々雑感>

読書旬間で活気あふれる図書室には、興味津々の仕掛けが満載!

  

いっちょ、長編物にも手を伸ばしてみますか・・・。