ネットで、確か「内田樹」さんが、紹介しており、
以前読んだ水野さんと萱野さんの本が、
「かなり示唆に富む内容」で読んだが、
読んだ後、よくよく考えれば、「資本主義の終焉・・・』
というタイトル自体が、そもそも、かなり刺激的であるし、
どのような「論理」で書かれているのだろう、と思い、
読んでみようと思ったのだろう・・・。
一番印象に残ったのは、資本主義には、「中心/周辺」が必要だと
いうこと。
資本主義に「中心/周辺」が必要だという意味には、
さまざまな意味があるだろうが、
私の身近な例としては、「ピラミッド組織」における、
その組織の底辺を支えるヒトのイメージである。
(いい悪い別にして・・・)。
もう一つ、印象に残ったのは、「バブル」の解釈について。
(1)インフレが起こる→(2)舞い上がった経営者が、ここぞとばかりに設備投資をする
→(3)インフレが縮小し、国全体が「過剰生産能力」を抱え、余裕のない企業が倒産
→(4)デフレに突入
そして、(4)のデフレになると、政府等が、インフレを「作ろうとして」、以下、繰り返し・・・。
結論:浮かれては、いけない。人生も、経営も。
修行僧のように、日々修練である。