読了。
著者からDMが来た。
悔しいが説得された。
一番驚いたのは、上場企業の
マクロデータで利益が増えて、
給与や設備投資が
減少していたこと。
また、その間も配当は増えていた。
成熟経済社会では、利益が
指標としてふさわしくない面
もあることが分かった。
では、何が指標としてふさわしい
のかというと、
付加価値分配計算書。
つまり、株主、従業員、
経営者の分配を適正に行うこと。
ROE8パーセント以上というと、
設備投資や給与を下げてでも
8パーセントを達成しようとする
企業が多いのだろう。
確かに、成長経済ではROEが
高まれば給与もアップする。
しかし、成熟経済では、
給与を下げてROEをアップする
企業がかなりでてきてしまう
日本企業の滑稽さ。
その証拠に、コロナ禍で
赤字になった企業でも
配当を減らさない
企業があるらしい。
○○レポートとか
ROE革命とか、
今となっては
かなり恥ずかしい。
ただ人手不足やESGで
従業員への分配が少ない企業は
淘汰されていく気がする。
あと、日本企業は配当性向が
低いにしても(○○レポートで
かなり上昇したが)、
配当している企業自体は、
米国より多いとのこと。
尻切れトンボ
のようだが、おわり。
ほんとに。