週五日記

ボチボチがんばります

新しい資本主義のアカウンティング

2022-09-20 06:38:57 | Weblog
読了。

著者からDMが来た。


悔しいが説得された。


一番驚いたのは、上場企業の

マクロデータで利益が増えて、

給与や設備投資が

減少していたこと。

また、その間も配当は増えていた。


成熟経済社会では、利益が

指標としてふさわしくない面

もあることが分かった。

では、何が指標としてふさわしい

のかというと、

付加価値分配計算書。


つまり、株主、従業員、

経営者の分配を適正に行うこと。


ROE8パーセント以上というと、

設備投資や給与を下げてでも

8パーセントを達成しようとする

企業が多いのだろう。


確かに、成長経済ではROEが

高まれば給与もアップする。

しかし、成熟経済では、

給与を下げてROEをアップする

企業がかなりでてきてしまう

日本企業の滑稽さ。


その証拠に、コロナ禍で

赤字になった企業でも

配当を減らさない

企業があるらしい。



○○レポートとか

ROE革命とか、

今となっては

かなり恥ずかしい。


ただ人手不足やESGで

従業員への分配が少ない企業は

淘汰されていく気がする。


あと、日本企業は配当性向が

低いにしても(○○レポートで

かなり上昇したが)、

配当している企業自体は、

米国より多いとのこと。


尻切れトンボ

のようだが、おわり。


ほんとに。
















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