演説者は、怒っているけれども、演説者に怒られる人が強大なパワーを持っているので、
怒っている人は、声が怒りと不安で震えて、演説を聞いている人たちに、泣いているかごとく
訴えかけるようになってしまう・・・。
しかし、演説者に怒られている人が、その怒りを完全に無視すれば、その演説を聞いた人たちも、
演説終了後は、何事も無かったかのように、皆、自分に与えられた、小さな活動に戻ることになる・・・。
そして、無視されると、もう何も改善されないのだな、ということを皆が強く内面化してしまう。
そのようにして、組織構造的な問題は、先延ばしされてしまう・・・。
そして、組織構造的な欠陥が、次に露呈したときは、巻込まれたヒトやモノがハードにクラッシュしてしまう・・・。
正義とか、倫理とか、論理性とか、
そういうことが、あまり重要ではない局面がある、ということを思い知らされる。
○○は強い。本当にそう思う。