日頃あまり注目されることの少ない野の草花たち
そんな彼らにも季節は訪れ、それぞれの秋を迎えます
それぞれの秋 それぞれの輝き
「白色白光 青色青光」
白いものは白い光を 青いものは青い光を
みんな一生懸命に自分の光を放って生きています
みんな一途に自分の生をまっとうしようと咲いています
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日頃あまり注目されることの少ない野の草花たち
そんな彼らにも季節は訪れ、それぞれの秋を迎えます
それぞれの秋 それぞれの輝き
「白色白光 青色青光」
白いものは白い光を 青いものは青い光を
みんな一生懸命に自分の光を放って生きています
みんな一途に自分の生をまっとうしようと咲いています
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FUJI Fine Pix F10□□
小学生の息子と同級生たち数人を連れて「酒田どんしゃん祭り」へ行ってきました。
酒田のお祭りとしては、
春、田植えが済んだ後のお祭りが「酒田まつり(山王祭)」(←庄内三大祭りのひとつです)
夏は花火ショーを主体にした「港まつり」
冬が「日本海寒鱈まつり」
そして、稲刈りが済んだ後の秋の収穫祭がこの「酒田どんしゃん祭り」です。
初日の土曜日(17日)は爽やかな秋晴れでしたが、日曜日(18日)はあいにくの雨、音楽ライブSAKATA MUSIC FESTIVALは一部が中止になっていました。
もっとも、子供達のお目当てはカード・・・、会場に着いたら一目散にカードのフリーマーケットの方に駆けていってお宝物のカードを貪るように探していました。まるで、バーゲンセールに群がるお母さんたち・・・失礼(^^;)、
彼らには雨が降っていても雷が鳴っていても関係ないようでした。
それにしても、初日は晴れで盛況のようでしたが、この日は雨のせいもあって日曜日でしたが酒田の祭りとしてはちょっと人通りがまばらでした。
私が子どもの頃は、酒田の祭りといえば、歩くのもやっとというくらい込んだものでしたが、ちょっと寂しい気がしました。
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酒田市円能寺□□
庄内地方の稲刈りも9割方終わりました。
新米もチラホラ出回りはじめ、庄内柿も日に日に色づいてきました。
川では鮭の遡上が始まり、鳥海山に初冠雪、白鳥たちもやってきました。
酒田市では今日17日と明日18日、 「酒田どんしゃん祭り」 が行われます。
秋の収穫に感謝し、商業都市酒田の商売繁盛の願いを込めた商店街の秋祭りです。
やがて祭りが終わり、山の紅葉が街に降りてきて、色づく街路樹がその葉を落とすと、
雪がやってきます。
山形庄内は急ぎ足で冬へと向かう前の、華やぐ収穫の季節の真っ只中です。
刈られた稲は鳥海山に見守られながら美味しくなってゆきます
遊佐町杉沢
山里でも稲刈りが終わっています
畑では農家が育てた菊の花がきれいです
酒田市本楯
一面、黄金色の絨毯になる庄内平野の
大好きな風景も、また来年まで見納めです
9月の末頃に撮影した蕎麦の花です。
山形県は蕎麦の作付面積が全国第2位(北海道がダントツ1位)なのですが、県内の地域別に見ると庄内地方はあまり多くはありませんでした。
でも、最近は庄内も休耕田を利用した作付けが増えているようで、あちらこちらで蕎麦畑を見かけるようになりました。
黄金色の稲穂の近くに、真っ白な蕎麦の花。
秋の陽に輝く蕎麦の花は、とても優しい白色です。
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人知れず野に咲き
人知れず陽に揺れ
人知れず風に消えて行く
誰に見られようともせず
誰にほめられようともせず
ただ野菊は命の美しさのために
ささやかな願いを込めてつつましく咲く
そんな野菊の花が
私は好きなのです
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酒田市(旧平田町)砂越□□
庄内地方でもいよいよ稲刈りが始まりました。
庄内は『おいしいお米のふるさと』、と言うことは以前のエントリー(お米のふるさと)でも取り上げましたが、その理由は、現在の日本の美味しいお米のブランド「コシヒカリ」「ササニシキ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」「はえぬき」などのルーツをたどると、庄内地方の農民が育成した品種 「亀ノ尾」(阿部亀治氏)や「森多早生」(森屋正助氏)などに行きあたるからなのです。
詳しくは ここ →
庄内地方は、明治以降多くの民間育種家を輩出しています。この“民間育種”が庄内の特徴で、これは藩政時代から脈々と受け継がれた農家の米に対する情熱の表れであり、全国のどこの地域にも例をみないものなのだそうです。
庄内の農家は「種(たね)」に対してのこだわりがとても強いのです。今全国では、種は買ってくるのがあたり前になっていますが、昔は農家は種採りが当たり前でした。そしてその種の採り方しだいで美味しさや収量がちがったのです。
米に限らず野菜などもみんな自家採種し、美味しい実をつける種を見つける工夫をしたのだそうで、だから、庄内にはほかの地域にはない美味しい在来野菜が豊富なのだとか、その代表例が今や全国ブランドになった日本一美味しい枝豆 『だだちゃ豆』 ですね。
「・・・・、庄内の農家は、古くから各々で種採りを行い、おやっと思うものには印をつけて残しておき、翌年また植えるということを毎年繰り返してきた。江頭は、このかつては全国的にあった「種を採る文化」が残っていることが庄内特有の文化だと見ている。・・・・・・・・・・・。いずれにしても、庄内には自家採種の文化がいい形で根付いていたのである。そして、それはひとえに、美味しいものを求める庄内人の気質によるところが大きかったのだ・・・。」
『庄内パラディーゾ―アル・ケッチァーノと美味なる男たち』 より
(→右欄下のMy Recommendation (Books)にも紹介しています)
話をお米に戻します。
その日本の良食味米のルーツ「亀ノ尾」の正統の系譜から、新しいブランド米が山形に誕生します。
山形県立農業試験場庄内支場において10年の交配育成期間を経て誕生する、
山形の新しいお米 『つや姫』 です。 → つや姫HP
特徴は、際立つ「粒の大きさ」、「白い輝き」「旨さ」、「香り」、「粘り」、ごはんそのものがご馳走になる極良食味米、だそうです。
交配育成の中で10万分の1の確率で選抜された山形県オリジナル品種『つや姫(山形97号)』は、一般市場には来年の平成22年秋にデビューしますが、それに先駆けて今年はプレデビューイベントが各地で展開される模様です。この秋に食べる機会があるかもしれません。
ちなみに、山形と東京では↓
『つや姫プレデビューイベント in YAMAGATA』 → 10/10
『つや姫プレデビューイベント in TOKYO』 → 10/11
つや姫、早く食べてみたいです。
ごはん、大好き♪ → 庄内米ファンクラブ
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どこかの畑の片すみで―在来作物はやまがたの文化財 山形大学出版会 このアイテムの詳細を見る |