風の記憶

the answer is blowin' in the wind

大暑の頃~庄内の暦風景_12

2015-07-23 | 二十四節気



 

 

 

 

夏が極まります。
「大暑」とは、暑さが最も厳しくなるという意味です。
農家にとっては田の草取り、害虫駆除など暑い中での農作業が辛い節目の頃ですが、
各地でこの時期は夏祭りや花火大会が盛んに行われます。
東北でも東北四大祭りが行われる時期です。青森「ねぶた祭」秋田「竿燈」宮城「七夕
祭り」山形「花笠祭り」。短い東北の夏がこの時期一気に燃え上がります。
またこの時期は、蒸し暑さに襲われることで体力の消耗が激しくなるため、夏バテ防止
のために精力のつくウナギを食べる習慣があります。
今年の「土用の丑」は7月24日です。

東北地方に限らず、首都圏以外の地域ではこの頃から徐々に帰省の時期に入るので
はないでしょうか。少しずつ県外ナンバーの車を見かけるようになり、街も人の数が増え
たように何となく賑わっているような雰囲気になります。
私が子供の頃は、酒田の街は常に賑わっていましたが・・・。

次の節気からいよいよ暦の上では「秋」。
季節は極まった次の瞬間から移り変わりを見せるのです。

 

 


「 大暑 」 七十二候
 第三四候 ~ 桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ) 桐の実がなり始める頃 [7月23~27日頃]
 第三五候 ~ 土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし) 土が湿って蒸し暑くなる頃 [7月28~8月1日頃]
 第三六候 ~ 大雨時行 (たいうときどきおこなう) 時として大雨が降る頃 [8月2~7日頃]

 
































撮影DATA
Nikon D300s、D200
Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G

Nikkor AF-S DX 17-55mm F2.8G


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小暑の頃~庄内の暦風景_11

2015-07-07 | 二十四節気

 

 

 

 

「小暑」とは、梅雨が明け暑さがだんだんと強く本格的になっていくという意味です。
いわゆる『暑中見舞い』を出すのもこの「小暑」と次の節気「大暑」の頃とされています。
つまり「暑」中のお見舞いと言うことですね。この「大暑」を過ぎると二十四節気は「初秋」
となりますので「残暑見舞い」となります。

例年この時期の前半、庄内はまだ梅雨の時期なのですが、今年は完全に空梅雨のよう
ですね。ほとんど雨が降りません。
鳥海山や月山に膨大に積もった雪がありますので、たとえ空梅雨であっても庄内は
水不足にはならないのですが、畑の作物への水やりは重労働です。親父に代わって
畑作をやり出しましたが、辛いです。(^^;)もう、汗だくです。

熱中症にならないように、くれぐれも注意しなければと思う今日この頃です。

 

 


「 小暑 」 七十二候
 第三一候 ~ 温風至 (おんぷう(あつかぜ)いたる) あたたかい風が吹いてくる頃 [7月7~11日頃]
 第三二候 ~ 蓮始開 (はすはじめてひらく) 蓮の花が開き始める頃 [7月12~17日頃]
 第三三候 ~ 鷹乃学習 (たかすなわちわざをならう) 鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える頃 [7月18~22日頃]

 


 

 

この時期、庄内では「合歓の花」があちらこちらで咲き誇ります。
子どもの頃、この花の葉っぱでよく遊んだものでした。























撮影DATA
Nikon D300s、D200
TAMRON SP 90mm MACRO F2.8
TAMRON SP 17-50mm
Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G


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