風の記憶

the answer is blowin' in the wind

花のあと

2021-04-25 | 季節







   


「花のあと」と言えば、映画にもなった藤沢周平さんの小説のタイトルですが、今回の
エントリー写真はその小説がテーマの写真では全く無く、単純に花の季節の終わり様子
です。(^^;)

酒田市の自然公園内の桜の散った様子と、オウレンの花の後の様子が面白かったので、
写真を撮ってきました。


桜が散っても、その後にツツジやチューリップやライラックなど次々と咲く花があり、
花が途切れることはないのですが、桜が散ってしまうと何かが終わったようでちょっと
だけさみしい気持ちになるのは何故なんでしょうね。
やはり日本人にとって桜は特別だからでしょうね。俳句の季語も「花=桜」ですよね。




・・・、以登は孫四郎に打たれた腕を押さえた。そこに残る痛みを、おそらく生涯に
ただ一度の恋を思い切った痛みに似通っていると、以登は思った。
                          藤沢周平『花のあと』より

 




















オウレンの花の後の様子です。
花が終わって実をつけるとこんな様子。花からは想像もできない姿ですよね。































撮影場所
酒田市市条字八森
(八森自然公園内)


撮影DATA
Nikon D750
Nikkor AF-S 24-70mm f2.8E ED VR



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2 コメント

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Unknown (高山)
2021-04-25 15:25:20
この池、知ってますよ。駐車場の脇でしょ!
うん十年前、娘が結婚する前、向こうに座らせて(確か椅子があったぞ)花びら浮かぶ光景を撮りましたが、画像が見つかりません。

「花のあと」確か、以登は北川景子で、鶴岡公園、致道館、玉川寺などがロケ地、松ケ岡もあったかな?
舞台は藤沢周平の海坂藩でしたね。

そうそうクリンソウ咲く玉川寺良いですよ!紐羽扇に野点の傘、池の鯉、抹茶を頂いてカメラもって、庭一周すると伊藤さんにはきっと良いイメージが湧くと思います。
返信する
Unknown (伊藤)
2021-04-25 21:31:01
高山さん、こんばんは。(^^)

そうです、高山さんのおっしゃるその池です。
良いですね~♪ 娘さんと池の花筏! 絵になりますね。
私もそんな風に娘を写真に撮ってあげればよかったな~。もう嫁に行きましたのでかないません。

「花のあと」は、映画では以登は北川景子さんでしたね。原作では、あれほどの美貌では無い設定で、
短編でしたが、映画にすると結構なボリュームでした。
むしろ映画では、どこでロケしたのか興味津々でした。地元ならではの鑑賞方法ですね。(^^;)

玉川寺のクリンソウ、10年以上前に撮影しに行ったことがありますね。でも、すでにほとんど終わり
かけていました・・・。
昨年の秋に、妻と二人で紅葉を見に行ったのですが、この時もほとんど終わりかけで、どうも
タイミングが合わないンですよね~。(^^;)
今度は計画的に行ってみようと思っています。良い趣ですよね~。(^^)/
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