Nikon D200 TAMRON 17-50□□
五月の風と同じくらいに、秋分の頃の風が好きです。
町中は稲藁の香りに包まれ、秋の高い空をトンボが行き交う中、稲刈りがはじまっています。
道路には稲刈り後のコンバインが落としていった田んぼの土が点々と落ち、刈り取った稲籾を満載したトラックがカントリーエレベーター(巨大乾燥施設)に列を作って運び込まれます。
静かな田舎町はにわかに活気づき、農家は忙しい忙しいと働き回りますが、その顔には何処かしら充ちた喜びのようなものが感じられます。
収穫の喜びの風景です。
そんな豊かな風景に彩りを添えるようにして、彼方此方に秋桜が咲いています。
すっかり秋の風物詩となった秋桜。
今年収穫(?)した「秋分の風に揺れる秋桜」を何回かに分けてエントリーしたいと思います。
荒木幸史「秋桜」の世界―愛をよぶ絵 荒木 幸史 世界文化社 このアイテムの詳細を見る |