庄内の冬の風物詩と言えば、白鳥です。
白鳥は、日本一の飛来地である酒田市の最上川河口をはじめとして、庄内中の河川や水辺に飛来します。
そして、朝になるとそこから飛び立ち、近くの田んぼへ食事に出かけ、夕方にまた戻ってくるのです。
私の家はその最上川河口の北側にあるため、白鳥が朝 田んぼに出かけたり 夕方に帰ってきたりするときに、家の真上を通ってゆく様子を見かけることができるのです。
先日、庭に出てみると、その白鳥が落としていったひとひらの羽が積もった雪の上に落ちていました。白鳥の羽が落ちているのは毎シーズン必ず見かけることができます。これもまた我が家の冬の風物詩、でしょうか・・・。
早朝、田んぼに出かけた白鳥が落としていったひとひらの羽に粉雪が舞い降り、朝の陽の光に融けて無数のきれいな水玉となって輝いていました。
それは真珠のように清楚に輝いて、まるで初雪の中に舞い降りた純白の白鳥そのものでした。
撮影DATA
Nikon D300s
TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO
Nikkor AF-S DX 35mm F1.8G
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酒田で生まれた白鳥三兄弟 |
クリエーター情報なし | |
歴史春秋出版 |
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白鳥光彩―大和田智枝子写真集 |
クリエーター情報なし | |
文一総合出版 |