風の記憶

the answer is blowin' in the wind

雪が降るから

2010-01-20 | 

山形県遊佐町白井新田□□
“棚田の雪を下から撮影” □□

 



   雪が降るから 美味しいお米ができます

   雪が降るから お酒がきれいです

   雪が降るから 寒鱈がうまいです

 

                     雪が降るから きれいな花が咲きます

                     雪が降るから やさしさが育ちます

                     雪が降るから 灯りが綺麗です

 

                                         雪が降るから 静かさが沁みます

                                         雪が降るから 寄り添います

 

           雪が降るから みんなひたむきです

           雪が降るから みんながまん強いです

           雪が降るから みんなみんな 一生懸命です

 

                                   雪が降るから 人恋しくなります

                                   雪が降るから みんな温かいです

                                   雪は 温かいです


 

雪が降るから 息が白いです

白い息が きれいです



雪が降るから みんなきれいです

みんな みんな きれいです




雪は きれいです







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雪の降る街を

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冬、白鳥たち

2010-01-16 | いきもの

山形県酒田市最上川河口□□



先日、東京からのお客さんを連れて車で庄内平野を移動している時、田んぼで落ち穂拾いをしている白鳥の群れを見て、その方が盛んに感動している事がありました。
地元の私たちにとっては見慣れた光景でも、都会の人にとっては望むべくもないそれはそれは贅沢な風景ということになるのでしょうね。

日中、白鳥たちは庄内中のあちらこちらの田んぼに散らばって、落ち穂や土の中のミミズなどをついばんでいます。あちらの田んぼに10羽、こちらの田んぼには30羽、ときには100羽を超える大派閥が出現することもあります。

庄内に飛来する白鳥は、酒田市の最上川の河口だけでも約1万羽(日本一の飛来数です)、その他にも日向川、新井田川、鶴岡市の赤川、大山下池・上池、遊佐町の月光川などにも沢山の白鳥が飛来します。庄内地方はシベリアからやってくる白鳥たちの一大越冬地になっているのです。
そして、この1万を超える数の白鳥の胃袋を満たすほどに庄内平野の田んぼは豊かなのだとつくづく感心する今日この頃です。




本場の味「庄内米」の落ち穂は、さぞかし美味しいことでしょう。(庄内町狩川)





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田舎町のリストランテ、頑張る
奥田 政行
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冬の夕焼け

2010-01-09 | 

山形県遊佐町野沢にて□□

 

お正月は過ぎましたが、年の初めですので良いお話しをひとつ、

お釈迦様の言葉に「随喜功徳(ずいきくどく)」と言う言葉があるそうです。
「随喜」とは、その人の幸福を傍らで一緒に喜んであげること、
「功徳」とは、善行、良い行い、のことです。

例えば、隣人に良いことがありその人が喜んでいるとき、人間には二通りの反応があります。
ひとつは「うらやましいな」という嫉妬や妬みです。
そしてもうひとつは「よかったね」と一緒になって心から喜んであげることです。

この後者の共に喜ぶということが「随喜」であり、それを行うことが「功徳」で徳を積むことになるのだそうです。
徳を積む、というと何か特別な修行をすることのように思われますが、一緒になって心から喜んであげることで徳を積めるのだそうです。

徳を積むとは、人知れず見返りを求めず良い行いをすること。つまりこの場合は、他人の幸福をただひたすらに心から喜んであげること、簡単なことのようですが、実は難しい行為ではないでしょうか。なぜなら、人間には他人の幸せを妬む気持ちが多かれ少なかれあるものだからです。なかなか出来ることではありません。比較的実感出来るものがあるとすれば、自分の子供や親に幸福が訪れた場合などはわかりやすいかも知れません。子供が喜ぶ顔を見て、良かったと喜ぶ親心ですね。そんな時は妬む気持ちは無いものです。

人生は投げかけたものが必ず自分に返ってきます。見返りなど求めずに積んだ徳は必ず自分に返ってくるもの。人の幸せを妬んでばかりいないで喜んであげると、いずれは自分にも幸せが訪れる、と言うことだと思います。


写真は、以前撮影した冬の夕焼けです。
冬に晴れることの少ない日本海側では滅多に見ることが出来ない風景です。





死ぬときに後悔すること25
―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた

大津 秀一
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2010新年

2010-01-01 | 季節







新年 あけましておめでとうございます




今年も ブログ「風の記憶」を よろしくお願い申し上げます









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