風の記憶

the answer is blowin' in the wind

遊佐中山の桜景

2009-04-21 | 

Nikon D200  TAMRON 17-50□□
山形県遊佐町直世字中山□□

 


前回のエントリーに引き続き、遊佐町中山集落の桜です。

テレビや雑誌でたびたび紹介されてずいぶん見物客が多くなりました、と言っても、いまだに知る人ぞ知る場所には変わりなく、町内に道案内板などもありませんので、混雑するほどの多さではありません。(多いのはカメラマン)
家族でお弁当を食べている方々や、スケッチを楽しんでいる方々、子どもを肩車しながら散歩している親子などなど、ここは時間がゆったりと過ぎているような豊かな空間が魅力です。
とかく桜の名所、と言うと、見物人でごったがえしてウンザリすることがよくありますが、中山の桜並木にはまだそんなことはありません。

清流を渡る風に鯉のぼりが泳ぎ、青空に桜の花が映えて、足下にはかわいいスミレの花。
この桜景がいつまでもいつまでも続くことを願っています。































山桜 [DVD]

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遊佐中山堤の桜

2009-04-20 | 

Nikon D200  TAMRON 17-50□□
山形県遊佐町直世字中山□□

 


桜の季節になると必ず訪れる場所があります。
遊佐町中山集落の桜並木です。

残雪を頂く出羽富士「鳥海山」、山の恵みの伏流水を集め流れる清流「洗沢川」、その川沿いに植樹された60本あまりの桜は、昭和33年に皇太子(現在の平成天皇)御成婚記念として地元の皆さんが植栽されたもので、樹齢50年に近い壮木ばかりです。
庄内伝統の黒瓦と黒塀、そして白壁が落ち着いた雰囲気を醸し出す町並み、川には鯉のぼりが渡されて、桜の花を揺らす清々しい川風に泳いでいます。

ここは知る人ぞ知る遊佐町の桜の名所なのですが、近年、テレビや雑誌でたびたび紹介され、以前よりもずいぶん見物客が多くなりました。(と言っても混雑するほどではありませんが・・・。)
これだけ条件がそろった桜風景は滅多に出逢えるものではありません。未だ見たことのない方には、絶対オススメの桜スポットです。

先週の土日が満開でしたので、今週には散ってしまうのでしょうが、これだけの桜並木ですから桜吹雪がまた見事なのです。


































 

小説 夕凪の街桜の国
国井 桂,こうの 史代,佐々部 清
双葉社

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ニリンソウの思い

2009-04-16 | 

Nikon D200  TAMRON SP90□□
山形県遊佐町上蕨岡□□

 

ニリンソウ(Anemone flaccida)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、春山を代表する花のひとつです。一つの茎から二本の花茎をのばして二つの花を咲かせます。
この花もカタクリなどと同じく、早春にいち早く花を広げて初夏には葉を枯らし地上から姿を消してしまう早春植物「春の妖精」です。
Anemone(アネモネ)は、ギリシャ語の「風」が語源、つまり「風の花」と言うことでしょうか。

山間の傾斜地にひっそりと咲くニリンソウ。
春の心地よい風が、可愛らしい二つの花を揺らして吹き渡ってゆきます。

白く清純な花を早春のいっときだけ風に揺らし、ニリンソウは何を思って咲いているのでしょうか。

花言葉は、思慕。


























































いのちは見えるよ (いのちのえほん)
及川 和男
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カタクリの夢

2009-04-12 | 

Nikon D200  TAMRON SP90□□
山形県酒田市市条(旧八幡町)□□

 


カタクリは山野の落葉樹林の下に生える多年草、春の妖精と呼ばれます。
頭上の落葉樹が葉を付けるとその下の林床にはお日様の光が届かなくなる為に、早春の短い期間しか養分を作れる時間がありません。
そのせいで、カタクリは8~10年かけてやっと花を咲かせることができるのです。
早春のわずかな光を、細い葉で一年また一年と毎年少しずつ養分を蓄え、ようやく一輪の花を咲かせるカタクリ。
まるで、長い年月をかけて思いを育み、ようやく大切な夢を叶えるように咲く、早春の小さな花。

カタクリの夢が今始まりました。



 






































カタクリの側で咲くキクザキイチゲ、これもまた春の妖精です。















カタクリ―花咲く春の森で
太田 威
平凡社


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いつもの春

2009-04-07 | 








いつもの季節


いつもの場所で


いつも通りに花が咲く



そんなあたり前のことが


何やら無性に嬉しい


春の日です









サンシュユと梅の枝が絡まってとても綺麗です





















切なく春を薫らす沈丁花









ひと雨ごとに春がやってきます















花の季節ノート
倉嶋 厚,平野 隆久
幻冬舎

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