春が来る
うれしいことに
春は
やってきたり もどったり
ゆっくりと ゆっくりと
すこしずつ
すこしずつ
おとずれてくれます
~春が来る~
酒田市手蔵田付近から見る「月山」□□
月山は「アスピーテ式火山」です。
これは、溶岩が流れやすく、うすく広がって出来た山のことで、武器の盾(たて)を伏せたような形になるために「盾状火山」とも呼ばれるのだそうです。
確かに、鶴岡方面や内陸方面から眺めると、長くなだらかな稜線を高く空に曳いてゆったりとした山に見えます。(鶴岡からの月山→ここ)
でも、酒田(手蔵田・横代付近なので東酒田でしょうか)から眺める月山は、まるで鳥海山と同じ「コニーデ式火山」(「成層火山」)のように見えるんですよね。
あまり語られませんが、酒田から見る月山、実はカッコイイと思うのです。(^o^)
この日も、春近い陽射しを浴びて酒田の東南に聳える月山の輝きに、しばし見とれていました。
突然、真冬日です。(--;)
正直言って驚きました。
庄内では例年3月に入ると日に日に春めいてきますが、それでも突然季節が逆戻りしたように雪が降る、と言うようなことはよくあることなのです。
(昨年の当ブログのエントリーも、3/10に「春の空」で春が始まりましたと宣言した後、3/15に「なごり吹雪?」と季節が逆戻りしたことをエントリーしていますね。)
ですから、3月になって雪が降ってもだれも驚きはしないのです。
しかし、今年は異常なほどの暖冬で、2月までにまったくと言って良いほど雪が無く、3月に入ってますます暖かな日が続いたものですから、早春の植物や花木の花芽さえも春を感じてほころんできていたのです。
これにはさすがの雪国人もびっくりです。
気象的には、今シーズンの暖冬をもたらしたエルニーニョ現象が2月で終息し、いつもどおりの3月の天気に戻った、と言う事なんでしょうが、ギャップありすぎですよね。
今年は異常暖冬だし、陽気もすっかり春だし、さすがにもう除雪するほどの雪は無いだろうと、除雪の道具を先週片付けたばかりでした。
慌てて片付けた道具をもう一度引っ張り出してきて、今シーズンはじめての除雪を行いました。
大変でした。(--;ゞ
でも、何だか冬らしくってちょっぴり懐かしかったなぁ・・・。(^^;)腕や腰が痛いですけど。
しかし、今回の寒波もほどなく終わるみたいですから、シーズン平均としてはやはり異常暖冬なのでしょうが、季節の終わりに印象的に「冬」を味わうと、今年もしっかり冬を経験したように感じられるようで、不思議です。
季節は、少なかった冬日を埋め合わせるように印象的に冬を演出してみせて、ちゃっかりと帳尻を合わせてくれるみたいですね。
とにかく、皆さん風邪などひかないように気を付けて下さい。季節の変わり目に風邪をひく人が以外と多いようです。
今日、3月1日は娘の高校卒業式でした。
雪もなく、春のような陽射しに包まれ、風は冷たかったけれど、その分、鳥海山が綺麗に見える、
卒業するにはとても良い日でした。
卒業式に出席してきました。
卒業生、在校生、みんなで合唱する校歌が素晴らしかったなぁ。
酒田東高等学校の校歌は、とても美しい校歌だと思うのです。(takさんのサイト参照→ ここ )
ところで、その酒田東なんですが、3年前から新校舎の建築を開始して先月ついに完成、現在はその新校舎に移っているのです。
しかしこの工事、私の娘が入学したときから始まり、卒業の1ヶ月前に完成。つまり彼女たちの学年は、3年間ずっと工事の音を聞きながら勉強し、新校舎が出来上がったときは卒業・・・。何かとても損な学年のように思えますね。(^^;)
でも、ものは考えようだとも思うのです。
多くの先輩達の思いが宿った旧校舎での最後の卒業生、と言う名誉ある肩書きと、新校舎での最初の卒業生、という記念すべき肩書きの両方を手にした学年となったわけですし、それに雑音にめげずに勉強してきたことは、劣悪な環境への耐性を鍛えられたわけで、これは将来人生においてとても有効な財産になる・・・、きっと・・・、ね。(-_-;A ムリクリ前向きな意味を探している自分が寂しい・・・。
まあ、人生、何が災いし、何が幸いするかは分からないものですから。
とにかく、3月1日は多くの高校で卒業式が行われたようです。みなさん卒業おめでとう、です。
おまけ
酒田東出身者のために、新校舎(上)と旧校舎(下)の写真を掲載します。♪
↓
【新校舎】
【旧校舎】
ちなみに、新校舎は旧校舎のすぐ背後に建築されていて、旧校舎は正面の古代杉もろとももうじき撤去されるそうです。ちょっと、もったいないよな気もしますね。
~旅立ちの日に~