Nikon D200 Nikkor ED70-300□□
山形県酒田市山王の森□□
秋の日の彩りが
ゆっくりと風に揺られながら
静かに眠りにつこうとしていました
TAMRON 17-50
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千の風になって ちひろの空 新井 満,いわさき ちひろ 講談社 このアイテムの詳細を見る |



Nikon D200 Nikkor ED70-300□□
山形県酒田市山王の森□□
秋の日の彩りが
ゆっくりと風に揺られながら
静かに眠りにつこうとしていました
TAMRON 17-50
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Nikon D200 TAMRON 17-50□□
山形県酒田市日和山公園□□
今週、東北地方では初寒波が到来し各地で積雪に見舞われました。
ところが酒田はさすがに風の街、雪よりも風が勝り、ほとんど飛ばされて積雪はありませんでした。
そのかわり、真冬の地吹雪の時のような強風、家もぐらぐら揺れていました。(^^;)
まあ、冬の庄内ではあたり前に吹いている偏西風ですので、さほど驚きはしませんでしたが、おかげで街の木々の紅葉もみんな吹き飛ばされて、きれいな晩秋の紅葉もあっという間に終わってしまいました。
写真は、そんな強風が来る前の日和山公園の桜紅葉です。日和山公園は酒田の桜の名所なのです。
淡い桜花とは対照的な、真っ赤な桜葉の絨毯が綺麗でした。
日和山公園にある旧酒田灯台です。
木造の灯台としては、日本最古の灯台だそうです。
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[ナショナル ジオグラフィック カレンダー2009] 心の風景 ナショナル ジオグラフィック 日経ナショナルジオグラフィック社 このアイテムの詳細を見る |
Nikon D200 TAMRON SP90□□
山形県酒田市山王の森□□
緑色から黄緑色へ、黄色から橙色へ、そして紅へ。
落葉樹たちの葉の色づきは「紅葉」と一口で言ってはもったいないほどの多様性があります。どれ一つとして同じ色づきの葉はありません。
黄色い葉はカロチンという黄色の色素、紅い葉はアントシアニンという赤い色素が、その時の寒暖差や乾燥具合などによって様々に変化する云々、というふうに葉の色が変化するしくみはわかっているのですが、樹木たちが生きていく上でこの紅葉はどのような意味があるのか?ということは分かっていないのだそうです。
葉を落とし、土に還り、栄養となりまた木を育てるだけなら、こんなにもきれいに色づく必要はないようにも思えます。
しかし葉は、その役目を終えて枝を離れる間際に、まるで生きた証を灯すかのようにきれいに色づいて、冷たい風の中へと消えてゆくのです。
色づいた葉を美しいと思うのは
いのちの儚さを感じるから
いのちをいとおしく思うから
今この一瞬がとても大切だと思えるから
「この木も死ぬの?」
「いつか死ぬさ。でも”いのち”は永遠に生きているのだよ。」とダニエルは答えました。
『 葉っぱのフレディ(いのちの旅) 』
レオ・バスカーリア作:みらいなな訳
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葉っぱのフレディ―いのちの旅 レオ バスカーリア 童話屋 このアイテムの詳細を見る |
Nikon D200 TAMRON 17-50□□
山形県遊佐町白井新田中村□□
春はただ 花の一重に 咲くばかり もののあはれは 秋ぞまされる
- 拾遺集 詠み人知らず -
(春は、ただただ花が咲くだけのもの、しみじみとした趣は秋の方がまさっている。)
もののあはれは秋こそまされ、と人ごとに言ふめけれど、それもさるものにて、
今ひとときは心も浮き立つものは、 春のけしきにこそあらめ
- 兼好法師 『徒然草』 -
(季節の情趣は秋がまさっている、とよく言われるが、さらに一層、季節の移り変わりを感じられ
心の浮き立つのは春の景色です。)
春と秋、この二つの季節はどちらも穏やかな気候ですが、人間の感じ方は対照的です。
春は寒い冬を耐えてきたために暖かく感じ、秋は暑い夏を経てきたために冷やかに感じます。
古の人々は、そんな季節の移り変わりさえ、それぞれの美意識をかけて楽しんでいたのでしょうね。
春と秋、あなたはどちらが好きですか?
同じ場所での春と秋の風景です。
(遊佐町杉沢)
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すらすら読める徒然草 中野 孝次 講談社 このアイテムの詳細を見る |
Nikon D200 TAMRON 17-50□□
山形県遊佐町三ノ俣□□
前回エントリーした「二の滝渓谷」南ノコマイを3キロほど下ったところに「月光川ダム」があります。
眼前に迫る紅葉の鳥海山と、南ノコマイからの渓流沿いにきれいな紅葉を望むことができます。ここは知る人ぞ知る隠れた紅葉スポットなのです。
ここには最近ご無沙汰していましたので、先週に引き続き紅葉を求め行ってきました。
ところが、今週の土日も曇りのち雨。鳥海山は雲の中だし、紅葉も秋の陽が射さずちょっと物足りない写真となってしまいました。
ただ、今週はまだピークではないようですので、来週に期待しようと思うのですが、1週間保ってくれますか・・・。日曜カメラマンの辛いところです。
この月光川ダムから上に2キロほど車で上ると「三ノ俣集落」があります。鳥海山が生んだ三ノ俣集落の神の水「鳥海三神の水」の汲み取り場所としても知られていますが、同じ場所にある農林漁業体験実習館「さんゆう」では蕎麦を食べることもできるのです。
あまり撮影できなかった腹癒せ?に、蕎麦をたらふく食べて帰りました。(^^;)
美味しかったなぁ、新蕎麦。
余談ですが、鳥海山の湧き水が豊富な遊佐町に何故ダムがあるの?と思うのですが、この月光川ダムは水を貯蔵するためのダムではなくて、水害を防ぐための治水のためのダムなのだそうです。
月光川ダムは、県内で初めて治水のみを目的とする「治水ダム」として建設されました。また、洪水調節方式は、県内初めての自然調節、ダム型式はコンクリート部とロックフィル部からなる複合ダム、と先人の工夫も感じられるダムなのです。
月光川ダムや赤い月光川大橋から仰ぎ見る鳥海山の雄大な景観は、実に見事です。
(写真に撮れなくて残念です)
さらに余談ですが、「月光川」の読み方は「がっこうがわ」です。「げっこうがわ」ではありません。遊佐町民以外の方はまず間違いなく「げっこうがわ」と言ってしまうんですよね~。
無理もありませんが・・・。
「月光川」は鳥海山にその源を発し、遊佐町だけを流域とし日本海に注ぐ、遊佐町の母なる川なのです。
遊佐の名水「鳥海三神の水」の汲み取り場です。
車を横付けにして汲める気軽さが良いですよね。
水汲みの人が絶えることがありません。
天気が良ければ、この渓流の奥に鳥海山が
聳えて見えるのですが・・・。
Nikon D200 Nikkor ED70-300□□
山形県遊佐町□□
紅葉を求めて鳥海山 「 二の滝渓谷 」 に行ってきました。
鳥海山は水の山ですのでたくさんの滝があるのですが、その中でも二の滝は有名で飽海三名漠の一つに数えられています。
この二の滝渓谷は別名 「 南ノコマイ渓谷 」 とも言われ、八つの滝を眺めながらの鳥海登山コース(二の滝口コース)の一つなのですが、入り口から一の滝・二の滝まではハイキングコースでもあり、比較的簡単にいくことが出来るのです。
登山口の出発点になる一の滝駐車場へは遊佐町の中心街から車で約20分。赤い鳥居をくぐり、途中一の滝神社と一の滝を通りブナ林の中を紅葉を眺めながら歩くこと20分で二の滝に着きます。
この日の天気は、基本的には晴れなのですが大きな雲が形を変えながらたくさん流れてくるため、陽差しが陰ったり突然射し込んだりするような天気でした。
登山口から渓谷の対岸の素晴らしい紅葉を眺めつつ、一の滝に着き撮影開始。
ところがところが、15分ぐらいしたらなんと雨がパラパラと落ちてくるではありませんか。見上げると、さっきまで青空も見えた西の空に真っ黒な雨雲が・・・。
慌ててカメラをしまい、急いで駐車場へと緊急避難。15分ぐらい待ちましたが、止む気配も無く、そもそも雨具の準備もない軽装で来ており雨に濡れた登山道は足場も悪く危険なために、撮影はここで断念せざるを得ませんでした。自然を侮ってはいけません。
と言うことで、エントリーのタイトルは「二の滝渓谷の紅葉」となっていますが、実際は二の滝の手前「一の滝付近の紅葉」でした・・・。
二の滝口への自動車道を下り遊佐の街が見渡せる場所まで来ると、西の空は晴れておりました。
厳しいです、自然って・・・・・・。(^^;)
二の滝をご覧になりたい方は、私のブログ仲間でもある酒田徒然さんがちょうどタイミングバッチリでエントリーなさっていますのでこちらをご覧下さい。 → 酒田徒然的写真の心
ところで酒田徒然さん、エントリーなさった二の滝、雨にけむっているように見えますが、同じ日だったのでしょうか。雨にも負けず撮影に向かうとは、さすがは師匠っ!(^_^)vエライ!!
二の滝口の入り口から5分ぐらい歩くと
すぐに一の滝に出逢えます。
見事な紅葉に しばし見とれます
シックな色合いが素晴らしい
雲の切れ間から陽が射すと
ハッとするほど綺麗な色が輝きだします。
渓谷道を歩いていると対岸斜面の紅葉に
目を奪われてしまいます。
この葉 一枚一枚が
あの壮大な紅葉の風景です
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デジカメ年賀状工房 2009 年賀状工房編集部 毎日コミュニケーションズ このアイテムの詳細を見る |