風の記憶

the answer is blowin' in the wind

冬の朝、鳥海山。そして夕焼け

2009-01-28 | 

Nikon D200  TAMRON 17-50□□
山形県酒田市穂積□□


 

今日(1/28)は、久しぶりの快晴でした。

通勤途中、鳥海山があまりに素晴らしく、思わず空き地に駐車して撮影してしまいました。


そして、仕事を終えて帰る途中、これもまた久しぶりの夕焼けです。

飛行機雲がまるで流星のように流れて、またまた思わず車を止めて撮影です。


1日の始まりと終わりに、素晴らしい風景と出会い、何だかとても得したような日でした。






Nikon D200  TAMRON 17-50
山形県酒田市本楯



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森村 誠一
朝日新聞出版

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雪うさぎ

2009-01-24 | 

 



雪うさぎ を作ってみました。(^^;ゞ

小学校の頃に同級生の女の子たちがよく作っていましたが、最近はあまり見かけなくなりました。

赤い目は南天の実です。耳も南天の葉で作れるのですが、白い縁取りがある方がオシャレかなと思い、沈丁花の葉を拝借しました。

なかなか良くできたなぁ、と自画自賛して写真を撮ったのですが、出来たものをみたら・・・、
何かメタボうさぎですね。(^^;)

下は、小学生の息子が作った雪だるま。
こちらも目は南天の実ですが、赤い実の皮をむくと黄色い実になるんですね~。はじめて知りました。


親子共々、やっつけ仕事です・・・。(^^;)(^^;)(^^;)



















雪うさぎ―句集とエッセー
梅木 なおひこ
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冬の最上峡

2009-01-17 | 川・池・湖・滝

 Nikon D200  TAMRON 17-50□□
山形県戸沢村 白糸の滝付近にて□□

 


最上峡(もがみきょう)は山形県の母なる川 『最上川』 (もがみがわ)が、出羽山地を東西に分断し内陸地方から庄内地方へと向かう凡そ15kmの区間を指します。 (最上郡戸沢村古口から東田川郡庄内町清川まで)

最上川は、他県に交わらず山形県一県のみを流れる大河で、球磨川・富士川と共に日本三大急流の一つ、全長229km、支流を合わせた総延長は2570kmに及びます。山形県の内陸部の総ての河川を集めて酒田に注ぐのですが、その中でもこの最上峡の、15kmにわたって両側に山々が差し迫る光景は圧巻で、春夏秋冬四季折々に抜群の景観を見せてくれます。

かの松尾芭蕉も『奥の細道』において、有名な一句を残しました。

    五月雨を 集めて早し 最上川   


ちなみに、現在でも歌い継がれている『最上川舟唄』は、ロシアのボルガの舟歌・ドイツのローレライと並んで世界三大舟唄の一つなのだそうです。


 ♪♪最上川舟唄

    (ヨーエ サノ マッガショ エンヤ コラマーガセ
     エエヤ エーエヤ エーエ エーエヤ エード
     ヨーエ サノ マッガショ エンヤコラマーガセー)

    酒田(さがだ)さ行(え)ぐさげ達者(まめ)でろちゃ

    (ヨイトコラサノセー)

    流行風邪(はやりかぜ)などひかねよに

    (エエヤ エーエヤ エーエ エーエヤ エード
     ヨーエ サノ マッガショ エンヤコラマーガセー)

    股大根(まっかんだいご)の塩汁煮(しょっしるに)塩(しんよ)しょぱくてくらわんにゃえちゃ

    (エーエヤーエーエ エーエヤーエード
     ヨーエ サノ マッガショ エンヤコラマーガセ)

    ・・・・・・・・


この唄を聴くと、無性にお酒を飲みたくなります。(^^;)

 














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映画 『 山桜 』

2009-01-10 | 

 

 

映画『山桜』を見ました。
封切りは昨年の5月だったのですが見に行けず、12月24日のDVD発売を予約して買ったのですが、年末は忙しくてお正月休みでやっと見ることが出来ました。
私にとっては、巷の評判以上に、とても素晴らしい映画でした。

この映画『山桜』は同名の原作が『時雨みち 』(1981年青樹社、1984年新潮文庫)に収録されており、私は未だ読んだことがありませんでした。
昨年、映画化になると聞きつけてさっそく購入してじっくり読んだのですが、これがとても素晴らしい。(^^)
端正で品高い文章、美しい風景描写、温かい視線の人物描写、そんな藤沢小説のエッセンスが約20頁あまりの短編に見事に咲いていました。

そんな原作の映画化ですので、とても楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない素晴らしい出来だと思いました。

藤沢さんのご長女である遠藤展子さんが「まるで父の小説を読んでいるような錯覚を覚える映画でした。本のページをめくるように父の原作の映画を観たのは初めての経験でした。」と感想を述べておられるとおり、まさに藤沢作品を読んでいるような詩情豊かな映画です。
決して声高にならず静かで淡々とした流れの中に、凛と真っ直ぐに立つ人間の気高さ、美しい北国の風景描写と人々の心情、そして少ない台詞の行間に溢れてくる美しい日本人の心。

東山紀之さん演ずる手塚弥一郎はほとんど台詞がありません。しかし、その無言で在ることの存在感、立ち居振る舞いの美しさ、そして殺陣の潔さが実に見事です。

藤沢さんの小説には必ず魅力的な女性が登場しますが、この映画でも女性がとても魅力的です。
野江を演ずる田中麗奈さんはもとより、野江の母親役の壇ふみさんの微笑みの温かさ、「あなたはほんの少し回り道をしているだけなのです」と言う台詞に、娘の気持ちを思いやる優しさが溢れています。
それと、ラストシーンの手塚弥一郎の母親役の富司純子さんが実に素晴らしい。
全てを肯定して包み込んでくれるような優しい微笑み。小説では野江のこのときの心情を「取り返しのつかない回り道をしたことが、はっきりとわかっていた。ここが私の来る家だったのだ。なぜもっと早く気づかなかったのだろう」と表現していますが、映画での富司純子さんにはこの野江の今までの思いや苦労、後悔、そういった全ての時間を肯定して迎え入れてくれている温かさが感じられました。
自分の全てを肯定してくれるような温かさに、野江は泣くのです。 その涙の美しいこと・・・。

そして映画はここで終わります。物語は最後、はっきりとした結末は示しません。
しかしこの先にどのような結末が待ち受けていようとも、彼らは自ら選び取った人生を決して後悔はしないだろう、という確信を残して映画は終わります。
この終わり方も実に見事な幕切れだと思います。

慎ましく控え目で、それでいてまっすぐな恋の物語、そして、この静寂の中に凛として佇むような感覚、久しぶりに日本の心の美しさと繊細さを感じさせてくれる素晴らしい映画に出会った、と感じています。


「山桜」の花言葉は、「あなたにほほえむ」そして「気高さ」です。





山形県遊佐町杉沢




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迎春2009

2009-01-01 | 季節

 



新年あけましておめでとうございます


一年の始まりのこの日は、


北国の人間の春を想う特別な心で迎えたい




迎   春



また新しい四季が始まります


今年もよろしくお願いいたします









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