山形県酒田市吉田□□
お米のふるさと庄内では、もう稲刈りが始まります。
今年は例年になく猛暑の年。ここ庄内地方でも例外なく記録的な暑さでしたが、その影響で稲刈りも例年よりも10日以上も早いそうです。
稲刈りの目安としては、
①穂が出てからの積算温度(穂が出てからの毎日の平均気温を足した気温)が、ほぼ1000度に達している。(平均気温25度とすると40日ぐらい)
②全体の籾の中で青い籾の割合が15~20%くらいである。
③籾の中の水分が25%前後である。
この3つの条件に達した時に刈り取りを行うそうです。 (JA全農山形庄内統括事務所HPより)
米の刈り取りの最適時期はとても重要で、早すぎても遅すぎてもお米の品質に重要な影響があるそうです。
今年は前述したとおりの天候でこの目安が早まり、早いところでは今月4日に刈り取られたそうです。
しかし、そのお米は残念ながら猛暑による高温障害でコメの一部が白く濁る「背白粒」が多く見られたことから、すべて二等米と判定されたそうです。(タンパク質の含量は例年よりも高く食味も悪くはないそうですが、粒の一部が透明でなく白濁してしまっているのだそうです。)
これから本格的な刈り取りが始まります。 どうか無事に良いお米がとれますように、農家は祈るような気持ちで残暑のなか刈り取りの準備を進めています。
山形県遊佐町北目
鳥海山麓でも、日に日に黄金色の絨毯になってきました
まさに“たわわ”に実っています。
無事に良いお米となりますように・・・
山形県酒田市吉田より
高く澄んだ空が気持ちの良い秋の日です
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