ジョン・レノンとポール・マッカートニーが、大好きなんですがね。
音楽的に言うと、圧倒的にポール・マッカートニーの楽曲が個人的には
好きなんです。
ビートルズ上位5位の曲だとポールの曲で埋まるか、ジョンの曲は1曲くらいかな。
いや、ジョンの曲も凄く好きなんだけど、それよりもポールの曲の方が好きって
話なだけだけど。特に前期はジョンの曲も凄くいいんだけど、後期はジョンの曲は
素晴らしい曲もあるけど、イマイチな曲も多くなってくる気がするな、個人的にだけど。
リボルバーまではいいと思うんだけど・・・。
ところで、これまた個人的にだけど音楽全体をジョン的、ポール的・・・って分けるクセが
昔からあって、今はずっと続いていたポール的な楽曲がヒットする時期から変わって、
ジョン的な楽曲の方がウケる傾向にあるように思う。
70年代、80年代はポップでヒネリが利いていて、コード進行も凝っていて、メロディも
凄く練ったような、ポール的な曲が多かったように思うんだな。
それが90年代、グランジなんかが流行ったころあたりから、凝った物よりも、雰囲気重視で、
シンプル、メロディも無理がなくヒネり過ぎない自然な楽曲が多くなっているような気がする。
なんかジョン的と言うか・・・。(もちろん複雑なジョンの曲もいっぱいあるんだけど)
オアシスなんかそんな感じじゃない?コードをかき鳴らして歌う・・・みたいなシンプルな
イメージね。ポール的な曲ってそういうのとはちょっと違って、コードはGだけどベースはDみたいな
わざとヒネってたり、C#mコードに対して歌メロがBの音だったり、後半転調して行ったり・・・。
大げさに言うと、よりポップに、聞いたことのない様な奇抜なイメージで・・・みたいな感じかな。
70,80年代はそっちよりだった気がするなあ。
今言っているジョン風の曲ってのは、例えば「アクロス・ザ・ユニバース」。
ソロ作だと「イマジン」。
ポール的な曲は「ハロー・グッバイ」。ソロは「アナザー・デイ」とか・・・。
ね?わかるでしょ?
でもまた、少しずつポール的な曲もウケるようになってきているような気もする。
若者がポップでヒネりが利いた曲を好むようになってきた様な・・・。