10周年に限らず、大体何か特別なイベントがあるとき、ピンバッジとかステッカーなどの
ほかに、カードを必ず添えます。
んで、そのカードなんだけど、まあ、表面は毎回全然違うと言うか、そのときのイベントに
合わせて自分でデザインするんだけど、裏面にね、直筆でサインを入れてるのね。
で、初めは何か気の利いた言葉・・・とか座右の銘・・・とか入れたらかっこいいかなとも
思ったんだけど、結局、なんというか、とどのつまり、「ありがとう」と。この一言に尽きてしまう。
でもあまり、公には言っていない。
その日に来店してくれて受け取った人が家に帰って裏を見るとなんか書いてある・・・っと。
BLOUDのsyu-sukeが貼ろうと思ったら裏にサインがあるから貼れないって言っていたけど、
気にせず貼って(笑)。
何回か特別なイベントに出てくれたか、観に来てくれた人は知ってると思うけどね。
お、また同じってね(笑)。
やっぱり「感謝」。これに尽きるんだなあ。出演してくれたアーティスト、観に来てくれたお客さん、
携わってくれた人たちすべてに感謝なんだなあ。
愛だろ、愛って感じ(笑)。来てくれた人たち、全てを愛していると言っても過言ではない。
そうそう、余ってるから、バッジと一緒に売ってるよ。
やっぱり、演奏者としては観に来てくれる人に感謝の気持ちを忘れてはダメだよね。
たとえチケットがタダだとしても交通費、自分の時間を使って足を運んでいるわけだからね。
なんでもいいから何か面白いとか、感動した、いい時間を過ごした・・・などの特別な感じを
受け取って帰って欲しいよね。
自分のステージに責任を持って、誠意を込めて務めるのは最低限の心構えだと思うね。
その気持ちを忘れないだけでも、来てよかったと思ってもらえるステージが出来る最低
条件だと思うな。
常に客観的に自分たちを見るようにするのが大事。
上から目線の「やってやってる」と言う考えはどうかな。あまり感心しないな、お客さんは
感じ取ってしまうからね。
まずサービス精神ありきで、楽しんでもらう、そして一緒に楽しくなろうってスタンスだよね。
俺はなるべくミラクルを見てもらおうと思ってるよ。面白いもん、観たなあって思ってもらいたい。
その日の記憶の中で自分たちだけを覚えておいて帰ってもらいたい。
自分たちの曲のサビだけをリフレインして帰ってもらいたいって感じだよね(笑)。
正直言うと、自分が楽しかったかどうかは二の次なんだ。まずはお客さんありき。
最近は自分たちが楽しむ方を最優先するやり方もアリなんだろうけど、俺は古いからなあ。