「ルパン三世DVDコレクション」
何度か書いてると思うけど、ファーストシリーズが大好きでして。
レーザーディスク、DVDとコンプリートしているんでいまさら必要ないんですが、
まあ、悲しい性と言いましょうか・・・(苦笑)。フィギアなんかもあるとつい・・・。
ま、最近は買ってないけどね。
これは1話から4話まで入っていてお得だと思いますよ。
名作「魔術師と呼ばれた男」「脱獄のチャンスは一度」が入っているからね。
この2話だけでも買いでしょう。
まあ、ファーストシリーズに限らず、好きな作品はたくさんあるけどね。
映画もそうだし、もちろんカリオストロも。ま、宮崎さんがやると若干
勧善懲悪になりすぎる嫌いがある気もしないでもないけど。
ファーストシリーズは当然時代背景が大昔なわけで、また、劇中に流れている
音楽がこれまた当時のR&Bと言うかファンクと言うかフォーキーと言うか・・・。
無理やりジャズっぽくしてかっこつけてる感じとは全然違うんだよねえ。
色々突っ込みどころも多いだろうけど、ファーストシリーズは全編に”大人”な
雰囲気が流れているように感じる。そこが一番好きなところかなあ。
なぜかどんどんその部分がなくなっていく気がする。いいとか悪いとかではなくて。
女が女として扱われているのも凄いなあと思って。
魔術師~もそうだし、殺し屋はブルースを歌う、もそう。タイムマシンに気をつけろ!
なんかも不二子にリアルな女を感じる。また 十三代五ヱ門登場もそうだなあ。
なんだろう、セカンドシリーズ以降の不二子にまったく女を感じない。
どんどんセクシーになっているのになぜかリアルな女性を感じない。まあ、あまり
ドロドロしちゃダメなんだろうけど、ファーストは自然ににじみ出ちゃってるんだろうなあ。
大人が大人に向けて作ってるからかな。傷だらけの天使とか、俺たちの勲章とか、リアルな
若者像の男女を感じる。んで、宮崎さんが絡むと途端にこれがゼロになるんだ。
ゼロどころかマイナスだね(笑)。出てくる女性はみんな処女になっちゃう。
男も去勢されているみたいだ。
だから安心して見れるんだけど。
いや、だからと言って、エロければいいって言ってるわけじゃないよ。それが自然に
出てるのが凄いなと思って。もちろんセックスシーンなんて皆無だけど、大人の情事が
見えるんだな。
ま、これは単にファーストシリーズの魅力の一部だってだけだけどね。
多くはやっぱり脚本が良いからじゃないかとは思うけど。演出もか。
(ファーストシリーズは売れるために)途中色々試行錯誤している割にはいいよね。
他「殺し屋はブルースを歌う」「黄金の大勝負!」なんて凄くいいね。
↑「殺し屋はブルースを歌う」の名シーンのフィギア。これはあまり知らない
だろうな。
↓「7番目の橋が落ちるとき」これは有名だよね。
↓「殺し屋はブルースを歌う」の不二子とプーン。