教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

アルジャーノンに花束を

2015-05-15 | 日記

TVでやっていますね、このドラマ。

夜中に少しダイジェストみたいのを見ました。

もちろん原作と違ってストーリーに変更はあるだろうけど、

まあ、本筋は一緒なのかな。

と言うか描きたい部分はきっと同じだろう。

 

 

文庫本で新版の方を読みました。

 

うむうむ、なるほど・・・これはなかなか難しい話・・・いや、話が

難しいわけではなく、扱っているものがものだけにね。

 

自分より下だと思っていた人間が自分を追い越していく不快さ・・・。

う~ん、そんな経験もないこともない・・・か。

どうしても認めたくないんだよね。

でも人生も長くなってくると(笑)、まず、必ず若者の成長は目の当たりに

することになる。このレベルで話をしたいな、と思って数年たつと、見事に

同じレベルになって、そのうち追い越される(笑)。

ま、人生は競争ではないんで、俺は素直にすげーなーなんて言っちゃう

けどね。

 

まあ、そんなことを強調したい小説ではないんだけど、そういう人間の

弱さ、醜さ、も描かれているし、ピュア、純粋な心にこっちの心も痛くなる。

やはり人間って、純粋な心に弱いんだな。

子供の純粋無垢な心って胸がキュンとなるでしょ?

もちろん子供だって、色々策士の部分もあるんだけど、でもやはり、真っ直ぐな

部分が多いと言うか・・・。

 

そうね、最後の方はやはり胸がつまる。

別に泣かせようという話ではないんで、泣きはしないけど。

 

文章の「表現方法」でここまで変わるのかって驚く。