いきなり重そうなタイトルなんだけど、漠然と考えている人も多いと思う。
または逆にあえて考えないようにしている人もいるかも知れない。
もちろん明確な答え、または正解、不正解はないと思う。
一言で言えばやりたければずっと続ければいいし、興味がなくなったら
やめればいい。
それが正解。
また今の時代は昔よりかなり選択肢が増えているとも思う。
以前はどうしても、音楽で食べていける→正解。
食べていけない→いつまでもアルバイト→不正解。みたいな構図が
少なからずあったように思うんだけど、今は本当に生き方も多様化してきて
就職したから正しいとかアルバイトはダメとかニートはどうとか、結婚したから
いいとか悪いとか一言で言えない時代になっていると思う。
もちろん、興味がなくなって違う生き方で精神的にも金銭的にも満足できる
生活が出来るならそれでいいと思うんだけど、まあ、その辺は人それぞれで
大概は折り合いをつけて、うまい具合に生きていけると思うんだけど、うまい
具合に生きていけない人はどうするか(笑)。
まあ、なんとかしてうまい具合に生きていくしかない(笑)。
一言で言ってしまえば”音楽をやめる必要はない”と思う。
考え方は人それぞれなのでどれでも正解だと思うし、よく言うように、
〇〇歳までにデビュー出来なかったら、やめると見切りをつけるのもいいと
思うし、自分みたいになんとしても折り合いをつけてしぶとくしつこくやり続ける
こともやりようによっては可能であると思う。
音楽活動で食べていけなかったら、まずは仕事をするしかない。
アルバイトでもなんでも。
「自分の音楽は素晴らしいです。でもお客さんは呼べません。仕事はしていませんので
ノルマは払えません」と言われてもちょっとそれでは活動を続けていくのは難しいかと
思う。出演料無料のところもあると思うのでそういうところでやるのも手だと思う。
ただし、機材が・・とかモニターが・・とか照明が・・とか言ってもちょっと厳しいかも
知れない。
自分も確かにデビューもしたかったが、なんというか、自分の才能、色々含めて難しい
かなとも思っていた。まあ、バンドブームの際にラッキーが重なれば出来たくらいの
実力はあったと思うけど、確固たる自信はなかったね、正直言って。
でもずっとステージはやりたくて、それなら自分で好きなように理想のライブをやれば
いいじゃんと思って、自分の好きなようにバンドを結成して(売れるために我慢して
バンドを組むのではなく)、英語詩でアメリカンハードロックなんて一番売れないバンドを
やっていたわけだけど(それ以前は違うよ)、毎週末に練習、月に1~2回ライブ、
お客さんは少なかったからノルマは毎回払っていたけど、それでも10年以上続ける
ことが出来た。メンバーの不幸がなかったらずっと続けていたかも知れない。
髪を伸ばしていたので仕事も選ぶけど、なんとかバンド中心に生活するために
折り合いをつけてやっていた。
自分は何歳までに目が出なかったら・・・って考えはなかったね。
結婚した際にずいぶん活動が地味になったけど、離婚した後はまた派手に(笑)。
デビューを考えるとなかなか難しいこともあるかもしれないけど、自分の理想の活動を
優先に、となると精神的にも少し楽だ。
そのためにも理想の活動を出来るだけの資金は、わがまま言ってないで稼ぐしかない。
もしいいバンド活動や、よい作品が作れていたら少しづつ人気が出てきて、そっちでも
稼げるようになるかもしれない。ならなくても自分の好きな活動が続けられば後悔しない
生き方が出来ると思う。
怖いのは、やりたくても我慢してやらなかったと、後々思うこと。
自分もそういったことが絶対ないとは言えないけど、まあ、好きな音楽活動が出来て
よかったと思っている。