教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

アーティストの品格

2018-02-09 | 音楽的アドバイス

超横綱を目指して初めて横綱になれる。

横綱は包容力である。

すべてを受け止めて、そして勝つ。

 

by貴乃花親方

 

いいこと言うね~、自分より随分若いはずだけど。

 

と言いつつ、相撲は明るくなくて、大鵬なんてもちろん

応援していた記憶もないし、せいぜい、北の海くらいから?

あれ、この人のお父さんはもっと前?お父さんは覚えている。

お父さんも同じ名前だっけ?

高見山もいたな。にばいにばーいだっけ?それとやっぱり千代の富士かな。

 

自分もこんな立派なことは言えないけど、ステージ道みたいな

理想はある。

 

究極を言えば、技術、センス、美的感覚に優れている人でないと

ステージに上がって欲しくはないとの考えがあるんだけど、

もちろんそれはどこで線を引くかってことになってしまんだけどね。

 

技術はまあ、きりがないけどそこそこあれば・・・だよね。

プロじゃないんで。さすがにコードもおぼつかない様だとダメだけど。

あるいは特別に出てもらうことはあってもオープニングアクトとかだね。

 

美的感覚は出来れば人目を引くと言うか、何かしらのオーラみたいのは

あって欲しいかなあ。芸能人としての立場に近いと言うか。

 

センスは難しいけど、音楽や演奏、歌い方のセンスと言う意味もあるし、

ステージ全体を俯瞰して見られるセンス、もっと言えばライブハウス全体を

考慮できる立ち振る舞い、などが出来るかどうか。

 

”横綱の品格”と言う言葉がささやかれて久しいようなんだけど、

”アーティストの品格”ってのもあると思うんですよ。

そうだ、その前に「平手打ち、かちあげ(エルボー)は横綱として

ふさわしい技じゃない」「いや、それならルールで禁止すれば

いいでしょ、禁止されていないので使ってもいいはず」ってな

議論も良く出てきたけど、やっぱりそこなんだよねえ。

一応、スポーツでなく神事ってことになってるからねえ。

この日本特有の曖昧な空気を読め的な競技なわけで、法律では

OKなので問題ありません、ではないんだな。

”君の立場でそれをやったらかっこ悪いだろう”って感じかな。

言っちゃあ悪いかも知れないけど、外国人は理解できかねても仕方ないと

思うよ。「ナゼ、ルールイハンデハナイノニ、イケナイデスカ?ヨコヅナ、

ドンナテヲツカッテモカツ、イケナイデスカ?ワカラナイヨ」みたいな(笑)。

・・・フィリピン力士はまだいないよな。

 

横道にそれましたが、ステージはそこまで厳しくないのでどんな手を使っても

自分をアピールした方がいいんだけど(笑)、センスが悪い人って”そこで

そんな発言しちゃう?”みたいな、しらけさせると言うか、わざわざ嫌われる

ような発言や行動をしたりするときがあるんだよねえ。

横綱は強さが一番大事だろうけども、このように”品格”も問われていて、

結局「あの人は横綱らしくない」とか「強いけど横綱として認めたくない」とか

言われちゃうと、ルール上は問題はないんだろうけど、どうなの?って

思われちゃうわけで。それを一所懸命、貴乃花は言っていると思うんだけど。

 

アーティストは歌や演奏がうまく楽曲が良いのがまずは第一条件だろうけど、

さすがにその人が万引きとかして捕まったら前と同じような気持ちで

曲が聞けなかったりするかと思うんだよね(笑)。

極端な例だけど、そういうのもセンスに入ると思うんだけど、ステージで

「ああ、この人の人間性ってのはこんな感じか」とMCなんかで多少なりとも

わかるわけで、そこであまりにがっかりさせるようなね、立ち振る舞いは

”アーティストの品格”として慎みたまえって思うんだよね(笑)。

 byTOSHI乃花親方

 

それと最近、気になっていることのひとつにステージに楽器の入った

ケースごと持って上がって、ケースを壁に立てかけて本番をするって

バンドも多いんだけど、これは正直閉口した。

町田のクラウドナインか!って感じ。町田でなくともいいけど。

まあねえ、考え方一つだし、そんなことを言ったら「衣装も着るのはダサいんで

私は普段着でやる美学があります」って言われたらそれまでなんだけど。

照明にケースが綺麗に照らされてそれはそれは美しいよ、ホント。

 

 ”超横綱を目指して初めて横綱になれる”

って言葉もあったけど、これも自分に言わせると”超アーティストを目指して

初めてアーティストになれる”と思っている。

一所懸命、やりすぎかってくらい、自分の意識から改革していかないと、

アーティストとして認めてなんかもらえないと思う。

”普通の人”でいいならもちろん無理強いはしないけど、トータルで

アーティストになりたいと思うなら、超アーティストを目指すくらいで、

やっと人から「あの人はアーティストっぽいね」って言われると思う。

 

 


OTONOVAイベント代表決定戦(バンド編)

2018-02-09 | お店情報

2月10日(土)

OTONOVAイベント代表決定戦


「TENGU-STAR」

「Galaxy Rovers」

「StandardMonday」

「零style」

「流浪」

6:00pmOP、6:20pmST、T¥1500、D¥500


先日、アコースティック編も終了し、あとは敗者復活を

待ち、3月の会場アーティスト決定戦を行うのですが、

今週末はそのバンド編になります!


満を持してのT☆ROCKSイチオシアーティストばかりです!!

どれを見ても絶対に損はないですよ。



OTONOVAさんのこの企画、なかなか良いと思いますし、

会場に見に来たお客さんが表の得点が高いのはいいと

して、PCなどでも見られると言うことはそのアーティストの

知り合いでなくとも見る可能性が高いと言うことですよね。

これは大きいかなと思っています。

人の目に触れてナンボですからね、まずは。

 

で、ライブ自体はリハも含め普段と変わらないのですが、やはり

トーナメントと言うか、”生放送されてます”、となると雰囲気が少し

変わるようで良い緊張感が出まして、ステージもちょっといつもと

意識が違ったりするようです。

 

そうそう、当然ながらアーティスト同士の足の引っ張り合いもあり、

先日は衣装を破かれていたり、靴に画びょうを入れたりの妨害も多々ありました。

おそらく今回もカホンの中に爆弾を仕掛けるとか、音源CDを割るなどの

妨害工作が見られるでしょう。ガラスの仮面か!?知らないけど。


この前は、せっかく放送されているんで「次のアーティストは〇〇です」と

アナウンスして演奏を始めてもらったんだけど、今回はバンドだからねー、

BGMなんかもあるからあんまり雰囲気を壊すのもなんだしね、迷うな。

どうしようかな。