教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

IT

2018-02-28 | 日記

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。


とりあえずの小説の前半部分が映画化されたようです。

2017リメイク版。

スティーブンキング原作による、良質なホラー・・・と

思いきや、ホラーテイストをふんだんに盛り込んだ、

スタンド・バイ・ミーでした(苦笑

まあ、登場人物の人間模様を丁寧に描いて行く氏ならではと

言えばその通りなんですが、なんか・・・思ってたのと違う(苦笑

まあ、原作が1980年代だからね。

にしても始めてスティーブンキングでハズレって気がした作品

だったなあ。

ほぼ彼の書く作品ははずれが無いんだけど。

ま、映画になった時点でキング氏の手は離れているわで仕方ない

部分もあるか。

 

 

 

 

「エイリアン/コヴェナント」

これまたねえ・・・。リドリースコット監督ふたたびで、期待したんだけど、

(プロメテウスでこけてるけど)こちらもちょっと残念な結果に・・・。

 

まずもって新しい要素が無い。全編を通してほぼエイリアンシリーズの

焼き増しみたいなシーンが続く。有名なシーンを盛り込んだみたいな。

加えてやっぱりあのシリーズはリプリーが強烈だったんだけど、それに

代わる主人公がいない。わざと個性がない主人公を配置したかったのか

なんなのか、途中まで誰を軸に話を進めていくんだろうと思ったほど。

 

 

 

以下は良かったです。全然趣向が違うけど(笑)。

↑これは実話ね。

軍がポツダム宣言を受け入れがたく戦争を続けたいため、玉音放送を

阻止しようとする有名な話の映画化。

5.15事件や2.26事件もそうだけど、思想の違い、軍と政府の力関係、

天皇の位置等、今とだいぶ違うよね。自分はまだ当時のこういった風潮は

理解できるけど、若い人は違う国を観ているような気になるかもね。

武士道みたいなものが支配している部分もあると言うか。

 

↓こちらはもちろんフィクションで娯楽大作。ご丁寧に途中で休憩が入ります(笑)。

まだ渋くなる前の三船敏郎が実に生き生きとしていいですね。作品自体のテーマは

重く深いながらエンターテイメントに仕立ててあるところが凄いなあと。