啄木を慕いて集う人々は皆懐かしき友に見えたり (筆者近詠)
皐月ですね。皆様にはお変わりございませんか。
ここ、こしひかりの故郷坂井平野は一面の水田(みずた)です。
この連休明けには、植え揃った早苗が青々として初夏の風に揺れることでしょう。
さて、4月末「横浜啄木の集い」に行ってきました。
今から100年前の明治41年4月27日、啄木は函館より海路横浜埠頭に着きました。この啄木横浜上陸100年を記念して、横浜啄木文庫と湘南啄木文庫の共催にて開催されました。
内容はまず記念講演
「啄木最後の歌集『悲しき玩具』編集の謎」(大室精一・佐野短大教授)
童謡「赤い靴」のコーラスと合唱(赤岡綾子さんとその仲間による指導)
ミニ講演・石川啄木と横浜
1.「啄木と横浜に関わる人物と建物」小木田久富氏(横浜啄木会)
2.「啄木と野口雨情、小島鳥水について」佐藤勝氏(湘南啄木会)
3.「啄木の友人小島鳥水の顕彰碑を訪ねて」大庭主税氏(湘南啄木会)
記念講演は啄木の歌稿ノートの配列意識に関するもので学問的で、
啄木愛好者としての私がのめりこむという感じではなかったです。
むしろ、3氏のミニ講演がとても興味深く、ついつい引き込まれてしまう私でした。
画像は会場(横浜開港記念館)内の様子です。
正面に啄木の写真のコピーが3枚貼ってあります。画像手前のペットボトルが見える所が私の席です。(お隣の席の茶色の服の方とも仲良くなりました)
参加者の中で私が最遠来ということで、司会をされた湘南啄木文庫主宰の佐藤勝氏より突然に紹介され
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啄木は横浜には1日のみの滞在だったそうです。
鉄幹の主宰していた「明星」の同人・小島鳥水を訪ね、長野屋旅館に投宿しました。
奇しくも私の宿泊先は、かつて長野屋旅館のあった所に建てられている「平和プラザホテル」でした。そんなこと露知らずネットでの予約でした。
みなとみらい線・馬車通り駅に近く、豪華とは申せませんが、ほどよく便利なホテルでした。
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久々に羽を伸ばして(いつも伸ばしてるって・・・。そうかもね)
夜の部はまず世界最大級のチャイナタウンへ。メインの中華街大通りと関帝廟通りをぶらり。そしてとある飯店で夕食を美味しく戴き、美酒に酔い痴れながらヨコハマの夜は更けて行くのでした。
それでは、yo-サンのヨコハマ物語、今宵はこれで。
続きはお近いうちに。ごきげんよろしゅうに。