啄木の東海歌の議論など思いつ眠るヨコハマの夜(筆者近詠)
「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」
啄木と言えば誰しも思い起こす「一握の砂」の1首です。
啄木の集いで、隣席の方が質問をされました。それは「この歌が詠まれたのは何処か?」ということでした。
一応は函館の大森浜と言われていますが、質問された方は、大間(青森県)を訪れたときこちらにも記念碑?が・・・ということでした。(少し私の記憶違いがあるかもしれませんが)
短歌に限らず文学作品の舞台は関心があることなのですが、こと啄木に関しては、その舞台など何処でも構わないのではと私は思っていました。
ひょっとしたら、東京で自分の部屋で詠んだのかも知れません。その方が啄木らしくて。(ゴメンナサイ、独断と偏見で)
皆それぞれに、歌の故里をイメージすればよいと・・・。
講師の方や湘南啄木文庫の佐藤氏も概ねそのようなご意見だったと思います。ひょっとすると両地元に対する配慮のような気もしないではありませんでしたが。
そんなことをあれこれ思い出していた私でした。
上の画像はシーバス(後方に見えるのは山下公園のシンボル「氷川丸」です)ベイクオーターの発着場から、みなとみらい桟橋、赤レンガ倉庫、山下公園にアクセス出来ます。心地よい潮風を受けて、ちょっぴりヨコハマ港クルージングを味わいました。
この画像は、ランドマークタワー69Fの展望フロアスカイガーデンからケータイで撮影したものです。横浜港周辺のイルミネーションが一望出来ましたよ。
69Fまで高速エレベーターで39秒で着きます。びっくりでした。
yo-サンのヨコハマ物語は尽きないのですが、ひとまずこの辺で。
ごきげんよう。
大間の啄木の歌碑には
この歌の原風景がここ大間崎だということが刻まれています。啄木が盛岡中学を中退する頃にしばらくここに滞在して、後でこの風景を思い浮かべながらこの歌を読んだということが説明されております。