機会あって、神田橋條治先生の診察を受けに鹿児島の伊敷病院に行ってきました。今後の養生やストレスコーピングのコツを教えてもらいたかったので。
朝の8時10分くらいに病院に到着し、2番でした。神田橋先生の場合のみに渡されるA4両面びっしりの質問紙を書きながら、9時の診察開始まで待機。その間患者さんは10人弱。うち、神田橋先生目当ての人はふたり、くらいでした。
9時の診察開始から遅れること15分あまり、最初に呼ばれて診察室へ。
お会いしてすぐ、薬の確認やら地元医師の確認やらを「やたら抑肝散を処方する医者が多いけれど、ツムラが営業かけとるかね」などと雑談交じりに。出てている子供の夜泣き用の薬は私のような体力のある人間には強いのでは、というので、ここでoリングテストでいろいろな漢方薬を試されました。
すったもんだして結局、
「柴胡加竜骨牡蛎湯」というお経みたいな薬を「フラッシュバックのつらいとき」に飲む。
薬のさじ加減は自分の気分次第で。
「抑肝散」もいいけれどできるだけ薬は飲まない。代わりに春ウコンを3つぶと麻の実ナッツを茶さじひとさじ。
できれば、加工食品は食べないほうがいい、とも言われました。
それから、気功を二種類、教えられました。やり方は「コツ本」に書いてあります。
「みんなに教えなさいよ。」「あなたは福祉の世界で仕事をするといいよ。そのほうが脳が成長するから。」と言われました。
いろいろな代替療法を危険のない範囲で試してみるよう、言われました。
あとは、100歳まで東大で教鞭を取った人が最近天寿を全うしたけれど、老衰死の直前まで講義ができるほど元気で、脳は一生発達する、とか雑談で、正味30分の診察時間をいただくことができました。
元気をもらって地元に戻ったのでした。
それから実践してみて、
薬は脳内の変化があるまでは、大変有効でした。神田橋先生の考え方で漢方薬は飲むようにしています。
春ウコンと麻の実は、素晴らしいと思います。元気になります。
加工食品は、なかなか今の状況では完全フリーとはいきません。
気功は、過去の嫌な記憶や感状を「過去のもの」にする効果があると実感しました。もっとも、どのレベルまで対応できるかはこれからです。
代替療法の開発にも務めるようになりました。現実にはこちらのほうが、今の私のニーズにはかなっているかも。
鹿児島の温泉と食事も素晴らしく、家族を連れてまた行きたいと思いました。