コロナ禍のさ中に、就職活動しています。
どうしても福祉系に目が行きます。
同じところから毎度のように大量募集が出ます。従業員がどんどん入れ替わるのですね。何らかの理由で、長居できないのですね。
社員を育てるのではなく、余分に雇って選抜する。育成するのではなく、大事にするのでもなく、どんどんふるいにかけていく。いくらやめてもいいようにする。そうしたほうが昇給はないし、ボーナスもいらない。そうやってどんどん人を入れ替えている社会福祉法人が儲かる仕組みになっているようですね。
人が来ないと困るから、フェイク求人が横行しています。ハローワークの求人でさえ、期間雇用なのに正社員募集するのは序の口。リクナビやマイナビやタウンワークで、現実の二割三割盛りの求人出して釣り、入社後に現実を見て、辞める人もいます。
前職は一割盛っていました。私にとってそれは想定内のことでした。それでも半分くらいの新人が腹を立てて辞めていくのを見てきました。医療福祉ではフェイク求人が常識としても、三割も盛られてしまっては、一事が万事なので、私にとっても埒外。わかった時点で辞退しています。
そして、面接でよくよく聞いてみると、福祉職を人間扱いしない事業所も見えてきます。接客業だからといって生理現象を否定されてしまつては、仕事はできません。責任の所在があいまいでは、何かあったら必ずもめることになります。福祉職はボランティアではないのです。長く勤務するにはそれなりの備えが必要です。人間として生きていける体制を取らないのですから、そういう職場に人は定着しません。
なんかそんな現場が多くて。今の私には務まりません。困ったものです。