「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

「精神障害者年金」なんてねえよ

2023-01-21 21:06:23 | 生活と療養の工夫

今、某メンタルクリニック院長の動画配信
「精神障害者年金・・・」なる動画を見て、
大変不思議な内容だったので、緊急投稿することにした。

まず、「精神障害者年金」なるものは、日本国にはない。

日本国にある公的障碍者年金は

「障害基礎年金」
「厚生障害年金」
のみ

問題の動画でも、おそらくタイトルで釣ることを目的にしていると思われ、
内容は「障害年金」のことを、ざっくりと、
かつこの先生の考えを述べたもの。

このブログでも、何度も取り上げていることだが、
基本的に社会保険の申請について医者は意見を求められるが、詳しくない。
生活実態を調べもしないでかなりひどい決めつけをする話にも遭遇する。
この先生も大変な先生だと感じた。先生はざっくり「働けているか否か」を基準していた。大変荒い解説だと感じた。

私はこの先生の話よりも、
日本年金機構がネット公開している判断資料内容を信頼している。

それから障害年金のことをよく知っているのは、障害年金申請支援専業の社会保険労務士だ。

動画の先生、年金診断書費用。なんと十数万円も取るそうだ。
びっくりした。私は四万とか八万とかでも高いと思っているから。

ちなみに私の経験した年金診断書費用は
旧帝大元教授が1万円(この先生は児童精神医学の権威であり、信頼性は地域一番とされる)
今の主治医は、なんと2千数百円。(しかも取りこぼし少ないとこで、社労士たちからの評判良好)

主治医の書く診断書は簡潔かつ的を得ていて、しかも非常に廉価だ。
かつてはブログが充実していたが、今や初診一年待ち。
先生は忙しすぎてブログの更新などしている暇はないようで、もう何年も止まったままだ。

冒頭のYouTuber精神科医は主治医との比較で非常に言葉が曖昧(要するに年金機構の認定医を説得する力に乏しく感じる)で、かつなぜか主治医の百倍の費用を取る。
盛んに動画配信しているので、おそらく患者との信頼が取れず、次々に新規患者獲得することが経営上必要なので、熱心にネット営業しているのだと思う。
日々の動画内容も、あまり質のいいものではないと感じている。
そしてなぜか、よく紹介される。
おそらく広告費支払って、ヒット率をかさ上げしていると、私は思う。

それにしても、やはり今の主治医はなかなか得難い偶然の出会いだったと思う。
元教授からは「あなたには何をやっても意味がない」(対処療法の薬を出す以外は何もしてくれない。神田橋先生の声にも耳を傾けてくれない)、と言われ生活改善のための措置を放棄されていた当時、セカンドオピニオンで受診したところ、神田橋先生の提案に興味深く乗り、いろいろな対処法を提案してくれてので、主治医を今の主治医にしたのだ。
その主治医が年金機構からも信頼されている医者だったのだ。

年金に強い医者のリストは社労士の間で知られているので、私のように傷病固定してしまった人は、社労士方面に医者を紹介してもらうのもいいのだと思う。

今日見たYouTuber精神科医、十数万円も支払って何するのだろうか?