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うるう秒

2015-02-05 23:23:00 | 
今年7月1日午前9時に「うるう秒」が3年ぶりにはさまれます。



うるう秒ってなに?

うるう秒を入れるとコンピュータなどに障害が発生する等の問題がでているので、
11月、国連の国際電気通信連合の無線通信総会で将来的な存続を議論するという。
日本はうるう秒の廃止を表明しているという。

今から、約50年前までは、時間や時刻は、地球の公転・自転に基づく天文時が使われていましたが、
科学の進歩に応じた高精度な時刻が必要になり、現在使われている時刻は、原子時計をもとに決めら
れています。
規則正しい原子時計と地球の自転に基づく時刻の差が±0.9秒以内になるように、原子時計の時刻に
1秒だけ調整を行った時刻を協定世界時(UTC)と呼び、現在、この時刻が世界の標準時として
一般に使われています。この1秒の調整が「うるう秒」です。
地球の自転速度は、不規則で、いつ、うるう秒調整が実施されるかについては、長期の予測ができません。
したがって、地球の自転を正確に観測し、監視しながら必要に応じて調整されています。
なお、1958年から刻んでいる国際原子時(TAI)と、UTCとは、現在-34秒差になっています。
これは、1958年からの地球の自転が34秒(積算値)遅くなってきたことを意味します。



57年で34秒の差がでています。
このまま地球の自転速度が遅くなると、
100年で約1分となります。