星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

流星群

2015-02-15 22:24:24 | 
朝日新聞、土曜日はbe版が発行されます。
e6ページは、「ののちゃんのDO科学」があります。
読者から寄せられた質問を、担当記者が専門家に取材し、わかりやすくまとめられています。
昨日(2月14日)の質問は、「流星群の時期なぜ分かるの?」です。



彗星(ほうき星)の通り道(軌道)にまき散らしたチリ(直径1mmから数cm)が何度も
回っているうちに帯状のようになります。
その軌道を地球が通過するとき、たくさんのチリとぶつかるから、流れ星もたくさん見えます。
チリのスピードは平均で秒速30kmほどなので、それが地球の大気と激しくぶつかると、
チリの成分や周りの大気が高温になって光ります。これが流れ星です。
地上から見ると、流星群はある一点から四方八方に流れ星が見えることから、その中心となる
星座の名前がついています。

3大流星群
・しぶんぎ座流星群:1月4日頃
・ペルセウス座流星群:8月13日頃
・ふたご座流星群:12月14日頃


今年(2015年)の主な流星群(天文年鑑2015年版より)

表中の「出現規模」は、
A:極大時に安定してHR=30以上の出現を見せる
B:極大時に安定してHR=10~30の出現を見せる
C:極大時に安定してHR=5~10の出現を見せる
D:毎年活動は認められるが、HR=3以下の活動であることが多い
E:出現を認められないことが多く、年によって変動が大きい

ここでHRとは、1時間あたりの流星の出現数。


注意を要する主な小流星群(天文年鑑2015年版より)