星・宙・標石・之波太(しばた)

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槻木駅前星空観察会

2015-05-13 23:41:19 | 
柴田町駅前星空観察会の一環、JR東北本線槻木駅西口において星空観察会
を開催してきました。
月曜日(11日)丸森町で開催した際、望遠鏡をそのまま車に載せたままです。

車に望遠鏡を載せたままだと、車内が高温となり、望遠鏡の摺動部のグリースが
溶け、ガラス面に油が落下し跡となっています。

天気も良く、車に望遠鏡が載っているので、夕食後槻木駅に向かいました。
19時半頃からスタートです。
シーイングがよくありません。
金星、木星、土星とアークトウルスを見てもらいました。

初めて望遠鏡で天体を見る女子高校生は興味津々、次々と質問を浴びせてきます。
いつもなら、21時頃終わりとするのですが、最後のお客さん(女性)も
いろいろ見たいとリクエスするので、21時30分に終わりとしました。
本日のお客さん15名。



読売新聞JAXA関連記事訂正

2015-05-13 23:17:57 | 宇宙
5月9日、知人から管理人に今日の読売新聞仙台圏の記事に
火薬廠やJAXA関連が出ていると電話がありました。

日頃から、柴田町の歴史や宇宙開発、天文関連に興味があることを
発信しているので、時おり情報を寄せてくれます。

残念ながら、管理人は読売新聞を購読していません。
オンライン版で翌日確認しました。

読売新聞東北総局が「追憶の風景 戦後70年」
⑦海軍火薬廠跡(柴田町・角田市)
の記事で火薬廠の誘致したいきさつ、戦後500ヘクタールを超える跡地の利用に
ついて、企業、大学誘致が成功との記述があります。
最後のほうに、
「現在の宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センターも78年に進出し、
昭和の終わり頃には未利用の土地はほぼ姿を解消した。」
とあります。

78年に進出との記述は正しくありません。
78年には宇宙開発事業団(NASDA)の角田ロケット開発室
65年には航空宇宙技術研究所(NAL)の角田支所
が進出しています。
正確には65年です。
このことを昨日東北総局あてにメールで送信しました。

JAXA角田宇宙センターHPより
角田宇宙センターの前身は、1965年に発足した科学技術庁・航空宇宙技術研究所の
角田支所(現在の西地区)と、1978年に発足した宇宙開発事業団の角田ロケット
開発室(現在の東地区)です。
角田支所では我国のロケットエンジンの水準を引き上げるためのエンジン基盤技術の
研究を中心に進め、角田ロケット開発室ではその成果を活用して実機エンジンの開発
試験を進めるなど、両者は常に我国のロケットエンジンの研究開発をリードしてきました。
2003年10月に宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団の統合に伴い、
両者はロケットエンジンの研究から開発試験までを一貫して行う角田宇宙センター
として生まれ変わりました。

本日昼頃、読売新聞東北総局から電話連絡があり、新聞記事の指摘について、
JAXAに連絡をとり確認したところ、管理人のご指摘のとおりでした。
誠に申し訳ありませんでした。
本日、訂正の記事を掲載しました。
との連絡がありました。

夕方、読売新聞船岡専売所に出向き、訂正記事を確認しに行きました。
9日、13日の新聞をいただいてきました。
読売新聞オンライン版は、78年から65年に訂正されていました。

JAXA角田宇宙センターでは新聞各紙を購読し、JAXA関連記事のスクラップを
行っていると思われます。
担当者は、設立年について多分覚えていないでしょう。
だから、間違いを指摘出来ないことと思います。

因みに、航空宇宙技術研究所角田支所は1965年7月1日創立です。
今年で創立50年となります。
記念行事が予定されているとの噂もあります。
どのような事業を行うのか楽しみです。