(2021年7月1日)前回(6月29日)は>手書き図5は前出2の交換をまとめました。子の交換を鍵にしてサブセクションを4にまとめると。レヴィストロースが想定したPR.QS,SQ,RPの階層が出来上がる。説明を読めばそれ以上はでないけれど、詳細解説は次回(7月1日)に<
で終わっています。手書き図で出したのですが、やはり見にくいのでパワーポイントにおとし、Jpegにファイル変換した図を載せます。


婚姻と子の移動は本書196頁に(文として)記述されている。前回の最後尾にその写真を入れている。それから水平交換の2のサイクルを平面図として展開した(前回)。A1(サブセクション)を起点としてA1=>B1の女(嫁)移動を始まりとして、子の移動とも絡まり、8巡目にA1は子を貰えることになる。水平の第2のサイクルはA1がB1から嫁をもらうが起点となり、8巡目でB1は子を貰える。2の水平交換サイクルを結合して、A1は嫁を出し子を貰い、子を与え嫁を貰うー4の交換活動すべてを成就する。これは8のサブセクションすべてが、同等の立場で行動する。
これは均衡の取れた、対称の親族と交換構造を形成を形成している。一方でたすき掛けで嫁を交換する規則もあると報告されている。Warnerなど報告者はたすき交換は選択的(Optionel)で頻繁には発生しない(風な)説明をした。レヴィストロースはたすき掛けは水平交換と相互性をもち、互換(alterne)の関係にあるとした。
そこでたすき掛け交換のみで平面図を作成した。たすき掛けのみでも、たすきサイクルの1と2をあわせ、前述の条件(8のサブセクションすべてが、同様の立場)が成り立つ。
レヴィストロースの主張は水平とたすきがalterneの関係となっているである。Alterneとは出たり入ったりが互いであるとの意味です。その主張に沿って水平とたすきを結合したのですが(上図)、交互でも系統が成り立つと分かった。下図で平面図を共時性(local line)と経時性(decent line)に分解した。ここでも破綻なく系統が成り立つ。

この意味合いは
1 一旦、たすき交換をしたら(嫁をたすきで貰ったら)子の移動はたすきの流れに合さないと8セクションを巡回しない不都合が生じる。
2 たすき交換は制度化されている(それのみで8セクションを巡回できる)。水平と混在(実際は=相互に=だが)しても親族体系は造れる。
3 レヴィストロースはこれを支える仕組みとして8セクションを4のクラス、2通りに結合した。その一つ(PR,RP,SQ,QSの組み合わせ)が上図である。子のは限定交換である。嫁の限定交換を避けるためにたすきの流れを造ったが、子は限定になった。
次回(7月3日)はもう一つの組み合わせを見る。了(7月1日)
で終わっています。手書き図で出したのですが、やはり見にくいのでパワーポイントにおとし、Jpegにファイル変換した図を載せます。


婚姻と子の移動は本書196頁に(文として)記述されている。前回の最後尾にその写真を入れている。それから水平交換の2のサイクルを平面図として展開した(前回)。A1(サブセクション)を起点としてA1=>B1の女(嫁)移動を始まりとして、子の移動とも絡まり、8巡目にA1は子を貰えることになる。水平の第2のサイクルはA1がB1から嫁をもらうが起点となり、8巡目でB1は子を貰える。2の水平交換サイクルを結合して、A1は嫁を出し子を貰い、子を与え嫁を貰うー4の交換活動すべてを成就する。これは8のサブセクションすべてが、同等の立場で行動する。
これは均衡の取れた、対称の親族と交換構造を形成を形成している。一方でたすき掛けで嫁を交換する規則もあると報告されている。Warnerなど報告者はたすき交換は選択的(Optionel)で頻繁には発生しない(風な)説明をした。レヴィストロースはたすき掛けは水平交換と相互性をもち、互換(alterne)の関係にあるとした。
そこでたすき掛け交換のみで平面図を作成した。たすき掛けのみでも、たすきサイクルの1と2をあわせ、前述の条件(8のサブセクションすべてが、同様の立場)が成り立つ。
レヴィストロースの主張は水平とたすきがalterneの関係となっているである。Alterneとは出たり入ったりが互いであるとの意味です。その主張に沿って水平とたすきを結合したのですが(上図)、交互でも系統が成り立つと分かった。下図で平面図を共時性(local line)と経時性(decent line)に分解した。ここでも破綻なく系統が成り立つ。

この意味合いは
1 一旦、たすき交換をしたら(嫁をたすきで貰ったら)子の移動はたすきの流れに合さないと8セクションを巡回しない不都合が生じる。
2 たすき交換は制度化されている(それのみで8セクションを巡回できる)。水平と混在(実際は=相互に=だが)しても親族体系は造れる。
3 レヴィストロースはこれを支える仕組みとして8セクションを4のクラス、2通りに結合した。その一つ(PR,RP,SQ,QSの組み合わせ)が上図である。子のは限定交換である。嫁の限定交換を避けるためにたすきの流れを造ったが、子は限定になった。
次回(7月3日)はもう一つの組み合わせを見る。了(7月1日)