蘇東坡図鐔 政随
蘇東坡図鐔 銘 政随
蘇東坡(そとうば)は北宋の政治家であり詩人。権力争いに翻弄され、左遷されて各地を移り住むこと数度。黄州に流されたときに竹林に草庵を設けて書斎とした。自我を貫き通すというまっすぐな性格が自らを滅ぼしたようだが、逆に人々からは親しまれていた。この人物も装剣小道具に題として採られることが多い。
政随の作は朧銀地高彫に金銀素銅色絵。穏やかな顔つきに表現している。政春の作は鉄地高彫金銀素銅象嵌。いずれも竹林の前に立ち、静かに己の生き様を顧みているといった風情。優れた構成の作である。
政随は江戸中期の江戸を代表する奈良派の金工、玄松斎政春は江戸後期の水戸金工。
銘 玄松斎政春
蘇東坡図鐔 銘 政随
蘇東坡(そとうば)は北宋の政治家であり詩人。権力争いに翻弄され、左遷されて各地を移り住むこと数度。黄州に流されたときに竹林に草庵を設けて書斎とした。自我を貫き通すというまっすぐな性格が自らを滅ぼしたようだが、逆に人々からは親しまれていた。この人物も装剣小道具に題として採られることが多い。
政随の作は朧銀地高彫に金銀素銅色絵。穏やかな顔つきに表現している。政春の作は鉄地高彫金銀素銅象嵌。いずれも竹林の前に立ち、静かに己の生き様を顧みているといった風情。優れた構成の作である。
政随は江戸中期の江戸を代表する奈良派の金工、玄松斎政春は江戸後期の水戸金工。
銘 玄松斎政春