八橋図目貫
八橋図目貫
「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」
かきつばたの五文字を用いて和歌を詠むよう求められた男が、都を偲んでそれに応えた歌であることは、あまりにも有名。装剣小道具には図柄として多く採られている題材。しかもかなり独創的に意匠された例に出会うことがあり、楽しい画題の一つでもある。この目貫は、杜若の咲き乱れる中を男が歩いている。その足元は橋板。
八橋図目貫
「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」
かきつばたの五文字を用いて和歌を詠むよう求められた男が、都を偲んでそれに応えた歌であることは、あまりにも有名。装剣小道具には図柄として多く採られている題材。しかもかなり独創的に意匠された例に出会うことがあり、楽しい画題の一つでもある。この目貫は、杜若の咲き乱れる中を男が歩いている。その足元は橋板。