西行図鐔 宜時
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西行図鐔 宜時
安藤宜時は出羽金工佐藤珍久の門人。歌枕を訪ねて旅した西行を描いたもの。歌枕そのものが我が国の山水風景に重なるところがある。穏やかに、そして幾重にも連なる山並みに水辺の風景。中国の李白と重ね合わせた作品ではないが、画中に景色を眺める人物を描くことにより、この鐔を見る自身が鐔の中に入り込んでゆくような、意識の融合を狙ったものであろう。宜時の最高傑作のひとつである。赤銅地高彫に金色絵。□
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西行図鐔 宜時
安藤宜時は出羽金工佐藤珍久の門人。歌枕を訪ねて旅した西行を描いたもの。歌枕そのものが我が国の山水風景に重なるところがある。穏やかに、そして幾重にも連なる山並みに水辺の風景。中国の李白と重ね合わせた作品ではないが、画中に景色を眺める人物を描くことにより、この鐔を見る自身が鐔の中に入り込んでゆくような、意識の融合を狙ったものであろう。宜時の最高傑作のひとつである。赤銅地高彫に金色絵。□