アメリカ出張を終えました叔父でございます。早速塩竈こまっつぁきの実家に遊びに参りました。
「ひさしぶりだっちゃ。んでこいずお土産だっちゃ」
酔漢へは「クロスのボールペン」(これも定番?)父へは「バランタイン・ファイネスト」でした。
この年から酔漢大手を振るってお酒解禁の年を迎えております。
「おんちゃん、バランタインだすぺ。名前は聞いたことあっちゃ」
「俺もめったに飲まねぇっちゃ。でも味は確かだべ。本場のスコッチだおんなや」
てな具合です。
「早速開けてみっぺし」
この「バランタイン・ファイネスト」ですが、「バランタイン12年」より度数が高く作られております。この「12年」が一般的な「バランタイン」です。
やはり、人気のブランドです。現在もヨーロッパで飲まれておりますウィスキーの3本に1本は「バランタイン」と言われております。
皆様も御飲みになられた経験はお持ちと思います。
「ホワイトホース」のような自己主張するでもなければ「シーバスリーガル」のような独特な香を強烈に出しているわけでもございません。
「まろやか」「甘い」「やわらかい」といった表現の似合うお酒でございます。
この「バランタイン」にもいくつか種類がございます。
今このブログの主人公「ファイネスト43度」(40度もございますが)通常の「12年」「ゴールドシール12年」「17年」そして最高峰「30年」とあります。
(ここで物言いをつけるお方がおりましたら「バランタイン通」です。このブログの終わりに登場させます!お待ちを!)
さて、晩酌の開始です。
まずはニートでいただきます。
「やっぱり、香がいいっちゃ」
「のどさぁすーって入っていくべ」
「おかずさぁも合うど」
みなさん、ご満悦の表情。
たしかに、旨い!これぞ「ブレンディッドの傑作です」
このバランタイン。「ファイネスト」では57種類のモルトを使っております。グレーンは4種類。57のシングルモルトが自己主張を抑えてバランタインの為にチームプレーに徹しております。
主なシングルモルトを紹介いたしますと「アードベック」(アイラの逸品。バランタインの為にシングルモルトで出回る数が少ない)「ラフロイグ」(アイラ。チャールズ皇太子お気に入り)「グレンハギー」(酔漢ノーチェックです。スペイサイド。飲みやすく軽めのお酒と聞いております)
さすが天下のマエストロ「ジャック・ガウディ氏」です(先代のマスターブレンダー)。では、現在はと言いますと「ロバート・ヒックス氏」が受け持っております。この二人の師弟関係は並な関係ではございません。
ある意味、日本の老舗のお鮨屋さん並のマンツーマン指導でした。
「ロバート・ヒックス氏」必ず「ジャック・ガウディ氏」の前を歩きません。
この信頼関係が今現在も「バランタイン」の風味を保っておるのです。
そして、この二人がタッグを組みましたのが「バランタイン・ロイヤル・ブルー12年」なのです。これ何故か日本限定。やはり日本企業の傘下にならざるを得なかった「バランタイン」でした。が、このお酒。どちらかというと「日本人にこの味が解るか」と言った主張をしております。「12年」は水割りを意識して作っております(日本向け)→「作らされている」と酔漢的くだまきです。ところが「ブルー」は「スコッチ」特に、ハイランド系のシングルモルトに近い風味を持っております。凄い謎かけだと思います。
日本向けでありながら日本人向けには作らなかった「バランタイン」の魂です。
酔漢「おいしんぼ」は読むようで読んでません。ですがこの事をモデルとした件があるそうです。丹治氏から聞きました。
メジャーでありながら、今直メジャーであることに抵抗している。そんな感じの「バランタイン」ではないかと、勝手に(これも)くだをまいております。
1959年バランタイン社は集中熟成庫を作りました。当時の社長「トム・スコット氏」警護に頭を抱えます。
「こげな広い倉庫さぁ、なんじょして警護すっかや」です。
さんざん悩んだすえに思いつきましたのが公園の「がちょう」人が近づくとおおきな鳴き声をあげるのでした。
「んだ、がちょうば敷地さぁ離してみっぺ」
今、バランタインの熟成庫周辺には、がちょうの群れが歩き回っております。
専門の飼育係の世話をうけながら一生懸命お仕事中なのでした。
「ねこの話は?」
そうなんです。ウィスキーやワインもそうですが、蒸留所では「ねこ」も働いておいでです。
世界で一番鼠を捕まえたねこはギネスブックにも掲載されております。
彼ら・彼女は「ディスティラリー・キャット」と呼ばれております。スペイサイド「グレンタレット蒸留所」におりました「タウザー君」がその記録保持者。
記録によりますと2万8千8百99匹の鼠を24年間かけて捕まえたとか。そしてその蒸留所には「タウザー君」の銅像まで建っているんですから。ジエリーも手を焼くのではないかと・・・。
このお話は「C・Wニコルさん」著「ウィスキーキャット」に詳しく書いてございます。鼠の数もそこから引用いたしました。
今では、「ボウモア蒸留所」にいることは知っておりますが、他はどうでしょうか、動物達がお酒の味に貢献している風景をご紹介したくなりました。
「ひさしぶりだっちゃ。んでこいずお土産だっちゃ」
酔漢へは「クロスのボールペン」(これも定番?)父へは「バランタイン・ファイネスト」でした。
この年から酔漢大手を振るってお酒解禁の年を迎えております。
「おんちゃん、バランタインだすぺ。名前は聞いたことあっちゃ」
「俺もめったに飲まねぇっちゃ。でも味は確かだべ。本場のスコッチだおんなや」
てな具合です。
「早速開けてみっぺし」
この「バランタイン・ファイネスト」ですが、「バランタイン12年」より度数が高く作られております。この「12年」が一般的な「バランタイン」です。
やはり、人気のブランドです。現在もヨーロッパで飲まれておりますウィスキーの3本に1本は「バランタイン」と言われております。
皆様も御飲みになられた経験はお持ちと思います。
「ホワイトホース」のような自己主張するでもなければ「シーバスリーガル」のような独特な香を強烈に出しているわけでもございません。
「まろやか」「甘い」「やわらかい」といった表現の似合うお酒でございます。
この「バランタイン」にもいくつか種類がございます。
今このブログの主人公「ファイネスト43度」(40度もございますが)通常の「12年」「ゴールドシール12年」「17年」そして最高峰「30年」とあります。
(ここで物言いをつけるお方がおりましたら「バランタイン通」です。このブログの終わりに登場させます!お待ちを!)
さて、晩酌の開始です。
まずはニートでいただきます。
「やっぱり、香がいいっちゃ」
「のどさぁすーって入っていくべ」
「おかずさぁも合うど」
みなさん、ご満悦の表情。
たしかに、旨い!これぞ「ブレンディッドの傑作です」
このバランタイン。「ファイネスト」では57種類のモルトを使っております。グレーンは4種類。57のシングルモルトが自己主張を抑えてバランタインの為にチームプレーに徹しております。
主なシングルモルトを紹介いたしますと「アードベック」(アイラの逸品。バランタインの為にシングルモルトで出回る数が少ない)「ラフロイグ」(アイラ。チャールズ皇太子お気に入り)「グレンハギー」(酔漢ノーチェックです。スペイサイド。飲みやすく軽めのお酒と聞いております)
さすが天下のマエストロ「ジャック・ガウディ氏」です(先代のマスターブレンダー)。では、現在はと言いますと「ロバート・ヒックス氏」が受け持っております。この二人の師弟関係は並な関係ではございません。
ある意味、日本の老舗のお鮨屋さん並のマンツーマン指導でした。
「ロバート・ヒックス氏」必ず「ジャック・ガウディ氏」の前を歩きません。
この信頼関係が今現在も「バランタイン」の風味を保っておるのです。
そして、この二人がタッグを組みましたのが「バランタイン・ロイヤル・ブルー12年」なのです。これ何故か日本限定。やはり日本企業の傘下にならざるを得なかった「バランタイン」でした。が、このお酒。どちらかというと「日本人にこの味が解るか」と言った主張をしております。「12年」は水割りを意識して作っております(日本向け)→「作らされている」と酔漢的くだまきです。ところが「ブルー」は「スコッチ」特に、ハイランド系のシングルモルトに近い風味を持っております。凄い謎かけだと思います。
日本向けでありながら日本人向けには作らなかった「バランタイン」の魂です。
酔漢「おいしんぼ」は読むようで読んでません。ですがこの事をモデルとした件があるそうです。丹治氏から聞きました。
メジャーでありながら、今直メジャーであることに抵抗している。そんな感じの「バランタイン」ではないかと、勝手に(これも)くだをまいております。
1959年バランタイン社は集中熟成庫を作りました。当時の社長「トム・スコット氏」警護に頭を抱えます。
「こげな広い倉庫さぁ、なんじょして警護すっかや」です。
さんざん悩んだすえに思いつきましたのが公園の「がちょう」人が近づくとおおきな鳴き声をあげるのでした。
「んだ、がちょうば敷地さぁ離してみっぺ」
今、バランタインの熟成庫周辺には、がちょうの群れが歩き回っております。
専門の飼育係の世話をうけながら一生懸命お仕事中なのでした。
「ねこの話は?」
そうなんです。ウィスキーやワインもそうですが、蒸留所では「ねこ」も働いておいでです。
世界で一番鼠を捕まえたねこはギネスブックにも掲載されております。
彼ら・彼女は「ディスティラリー・キャット」と呼ばれております。スペイサイド「グレンタレット蒸留所」におりました「タウザー君」がその記録保持者。
記録によりますと2万8千8百99匹の鼠を24年間かけて捕まえたとか。そしてその蒸留所には「タウザー君」の銅像まで建っているんですから。ジエリーも手を焼くのではないかと・・・。
このお話は「C・Wニコルさん」著「ウィスキーキャット」に詳しく書いてございます。鼠の数もそこから引用いたしました。
今では、「ボウモア蒸留所」にいることは知っておりますが、他はどうでしょうか、動物達がお酒の味に貢献している風景をご紹介したくなりました。
「30年かけたからっておいしいわけではない」
という人がおられますが、ことウィスキーに限りましては、そのような事は無いと考えてます。
「自然と調和する時間が長くなる」ウィスキーが育っていくのには30年でも短いのかもしれません。
熟成の長いやつを飲む度そう思います。
唯梨庵へまいりますと、その店が開いている限り必ず目の前にいらっしゃった方でございますヨ!(お解かりでしょう)
と言っていいのでしょうか。
最近コメントも頂くなりまして本職(現在の職業)の方が大変お忙しいのかと思っております
文化横丁時代、そして国分町時代と通い詰めておりました。
「マスター、店閉めんのすか?」
「地上げにあってね・・」
「記念になるもの何かねぇすかや」
「酔漢君、この徳利でよかったら」
で、酔漢自身の写真と相成りました。
最後に聞いたのが「ウエイン・ショーター」の「ブルーノート・レーベル」ソロのサックスでした。
で、「マスター」=「○○○○様」です。
お酒もジャズもここで勉強しました。
たぶんご存知かと思ってましたが、やっぱりたがめやにも行っておられましたか。
一昨日は、しばらく振りなのでうっかり見落としたかと思い、北門通りから田町交差点まで3度往復してみましたがたがめやは見つかりませんでした・・・
そうですか、酔漢さんや丹治さん、ひげおやじさんも唯梨庵の常連さんでしたか・・・きっとすれ違ってますよね。実はカウンターで隣り合ってたりして・・・
唯梨庵が国分町にあった頃は、あの山小屋風の店の2階の階段右側のテーブル席で名前は忘れましたが下から二番目ぐらいに安い一升瓶の地ウィスキーをジャーマンポテトを肴に仲間と盛り上がってました。
大槻くんが自慢してた大倉ダムの畔の街燈に飛んできたのを捕まえたらしい巨大タガメのプラ詰め標本も懐かしいですね。
それでは、またお邪魔しますので、今後ともよろしくお願いいたします。
「12年」だと香が何となく物足りないように感じます。「ファイネスト」が標準な感じだと思うのです。
「30年」になりますと「ありがたみ」が先に立ちまして冷静な判断が出来ずに飲みました。
(本音です)
ねこ君ですがニューヨークの地ビール工場にはおりました。しっかりと寝ていました。
「ねずみ捕ってのかや」と多分、誰しもが思ったはずです。
「ねこ」って夜行性でしたっけ・・
そうですね昼は寝てますね(書いていて今思った酔漢でした)
知りませんでした。17年はたまに買ってきた記憶があります。
味のわからない自分は、罰当たりな飲み方してましたね。
最近鼻が悪く、香りが楽しめない状態です。
早く治さないと。
タウザーとジェリーですか、こんな風景がアニメになったのでしょうか?