前々回のブログで「ハギス」なるお料理をご紹介いたしました。
「酔漢さん、ハギスってなんだべ」という問い合わせを頂きました。
「なんだべ?」と言われましても、実は、酔漢自身も「ハギス」を知ったのは仙台を離れてからのことですから、つい最近なのでした。
ですが、これが、はまりますと、結構旨い。
簡単にご説明いたしますとこうなります。
羊の心臓とか肝臓とか腎臓を、ぜーーんぶ細かくミンチにして(グシャグシャにして)丁度ハンバーグの最初状態にいたします。それに、大麦、たまねぎ、いろいろな香草を混ぜ合わせて、今度は羊の胃袋の中にいれてボイルいたします。で、出来上がり!
ってな訳です。
これを聞いて、「なんだかうまそうだぞ!」と思える方がいらっしゃいましたら、
うーーん、答えに詰まってしまいます。
出来上がりは、本当においしいです。
イギリスは料理が有名なお国ではございませんが、このハギスは仙台でも食べられます。ただし、一杯千円近くするスコッチを振りかけなくても、味はしっかりしております。一度、ご賞味あれ。スコットランドの伝統料理です。
「ホヤが喰えたらなんでも喰える」と持論を持ちます酔漢でございます。
(なんか、食欲が湧きそうで、湧かないようで・・変な出だしとなりました)
ところで、呑む肴って。皆さんどうされておりますでしょうか。
酔漢、塩竈の出身なものですから、「肴=魚」となるわけです。自分で捌きます。
あのー意外かもしれませんが、包丁、得意分野です。
帰塩いたしますと、必ず寄りますのが、「塩釜中卸し市場」です。いろりろなお店がありますが、必ず立ち寄りますのが、七ヶ浜から直送されます、近海魚を扱ったお店です。これは、本当に楽しいですよ。水族館の雰囲気ですネ。
そこに、行ってどんな魚が揚がっているか、それをみまして、今晩のおかずをきめるわけです。
昨年夏。店先にありましたのは、ホウボウでした。
このグロテスクな魚は白身ですが、コチより軟らかくて、「ぬた」なんか作ると旨いです。
「今日、何もらうべか?」
「酔漢さん、黒鯛上がってからっしゃ。こいずさぁしたらいいんでねぇ」
「黒鯛すか、いいんだけんどっしゃ。ホウボウ5匹とどっちさぁすっかまよってんのっしゃ」
先に鰹は買ったし、つぶ貝も買ったし、決めたっちゃ。
「黒鯛けさいん!」と黒鯛1尾を購入。1500円なり。
家に帰りまして、早速料理にかかります。
半身は刺身にして、後の半身は6時間後のお楽しみ、「昆布〆」にしました。
さぁて、何を呑みますか。
遅くなりました。本日の一杯でございます。
スペイサイドの逸品。「アベラワー」でございます。何故、黒鯛の刺身にこれかって?訳をお話いたします。
このアベラワーですが、少し「ラム」の香りがいたします。それも、いやみな感じではなくて、ほんのりした程度です。不思議なことに、水割りを作りますと、香りは残るのですが、味がしなくなります。ですから、ニートで呑んでみてください。
刺身系ですと、お魚自体の味覚よりか、醤油の味覚に酒の味が変わります。素材の味より調味料の味が強く出てしまいがちです。是非、わさびは、醤油皿に溶かさず、刺身の上に軽く乗せて、醤油を少しだけ。こうする事で、ウイスキーの香りと一緒に楽しめます。前回、「『オーヘントッシャン』が鮨屋にあれば」とお話しましたが、「アベラワー」は、「食べながら」というよりは「食べた後」のほうが、より味が解ります。
スコットランド産の大麦だけを使ったこだわり。「国際ワインスピリッツ大賞」を受賞とか(あまり気にしませんが。自分の感覚が大事です)手軽に売っておりますので、一度ご賞味下さい。
話はかわりますが、ガソリン価格が新聞を賑わせておりますが。
「1バレル」という単位はご存知でしょうか。これ、お酒の単位です。
次回はそんな話から、始めます。
「酔漢さん、ハギスってなんだべ」という問い合わせを頂きました。
「なんだべ?」と言われましても、実は、酔漢自身も「ハギス」を知ったのは仙台を離れてからのことですから、つい最近なのでした。
ですが、これが、はまりますと、結構旨い。
簡単にご説明いたしますとこうなります。
羊の心臓とか肝臓とか腎臓を、ぜーーんぶ細かくミンチにして(グシャグシャにして)丁度ハンバーグの最初状態にいたします。それに、大麦、たまねぎ、いろいろな香草を混ぜ合わせて、今度は羊の胃袋の中にいれてボイルいたします。で、出来上がり!
ってな訳です。
これを聞いて、「なんだかうまそうだぞ!」と思える方がいらっしゃいましたら、
うーーん、答えに詰まってしまいます。
出来上がりは、本当においしいです。
イギリスは料理が有名なお国ではございませんが、このハギスは仙台でも食べられます。ただし、一杯千円近くするスコッチを振りかけなくても、味はしっかりしております。一度、ご賞味あれ。スコットランドの伝統料理です。
「ホヤが喰えたらなんでも喰える」と持論を持ちます酔漢でございます。
(なんか、食欲が湧きそうで、湧かないようで・・変な出だしとなりました)
ところで、呑む肴って。皆さんどうされておりますでしょうか。
酔漢、塩竈の出身なものですから、「肴=魚」となるわけです。自分で捌きます。
あのー意外かもしれませんが、包丁、得意分野です。
帰塩いたしますと、必ず寄りますのが、「塩釜中卸し市場」です。いろりろなお店がありますが、必ず立ち寄りますのが、七ヶ浜から直送されます、近海魚を扱ったお店です。これは、本当に楽しいですよ。水族館の雰囲気ですネ。
そこに、行ってどんな魚が揚がっているか、それをみまして、今晩のおかずをきめるわけです。
昨年夏。店先にありましたのは、ホウボウでした。
このグロテスクな魚は白身ですが、コチより軟らかくて、「ぬた」なんか作ると旨いです。
「今日、何もらうべか?」
「酔漢さん、黒鯛上がってからっしゃ。こいずさぁしたらいいんでねぇ」
「黒鯛すか、いいんだけんどっしゃ。ホウボウ5匹とどっちさぁすっかまよってんのっしゃ」
先に鰹は買ったし、つぶ貝も買ったし、決めたっちゃ。
「黒鯛けさいん!」と黒鯛1尾を購入。1500円なり。
家に帰りまして、早速料理にかかります。
半身は刺身にして、後の半身は6時間後のお楽しみ、「昆布〆」にしました。
さぁて、何を呑みますか。
遅くなりました。本日の一杯でございます。
スペイサイドの逸品。「アベラワー」でございます。何故、黒鯛の刺身にこれかって?訳をお話いたします。
このアベラワーですが、少し「ラム」の香りがいたします。それも、いやみな感じではなくて、ほんのりした程度です。不思議なことに、水割りを作りますと、香りは残るのですが、味がしなくなります。ですから、ニートで呑んでみてください。
刺身系ですと、お魚自体の味覚よりか、醤油の味覚に酒の味が変わります。素材の味より調味料の味が強く出てしまいがちです。是非、わさびは、醤油皿に溶かさず、刺身の上に軽く乗せて、醤油を少しだけ。こうする事で、ウイスキーの香りと一緒に楽しめます。前回、「『オーヘントッシャン』が鮨屋にあれば」とお話しましたが、「アベラワー」は、「食べながら」というよりは「食べた後」のほうが、より味が解ります。
スコットランド産の大麦だけを使ったこだわり。「国際ワインスピリッツ大賞」を受賞とか(あまり気にしませんが。自分の感覚が大事です)手軽に売っておりますので、一度ご賞味下さい。
話はかわりますが、ガソリン価格が新聞を賑わせておりますが。
「1バレル」という単位はご存知でしょうか。これ、お酒の単位です。
次回はそんな話から、始めます。
ライ麦で思い出したんですが、オートミルなる料理がありますね。あれ、イングランド人には「口に出来たものじゃない」そうです。
初めて英語辞典を作ったサミュエル・ジョンソンの辞書には書いてあるそうですよ。「ライ麦、スコットランドでは人が食する。イングランドでは馬が食する」って。ジョンソンの弟子でスコットランド人のボズウェルはすかさず言い返したそうですがね。「だからスコットランドでは人が優秀になり、イングランドでは馬が優秀になる」って・・・酔漢さん、この話、聞いたことありますか。
スコットランドって、イギリスの東北地方みたいな感じがして、親近感が持てます。我が東北の一部のマスコミは口を開くと「東北が中央からいかに虐げられ搾取されてきたか」を喋るけど(これを「ウソ」とは申しませんが)、ボズウェルぐらいの気概を持って欲しい物ですね。
彼、日本語も達者でした。
丹治さんのお話の内容は、初めて知りました。
私はイギリス全土で「オートミル」をよく食しておるものだと思っておりました。
さすれば、アイルランドとスコットランドとウェールズでオートミルを食べているのでしょうか。
・・・・丹治さんコメントにつづく・・・
と、言われたイングランド人は、すかさず
「だから、俺達はサッカーが強いんだ!」
と反論してきました。
それを聞いていたスコットランド人は
「ふーーん馬並みの馬力でね!」
と、言い返しました。
そうですね!このくらい言いましょうか!
仙台駅前の名掛丁(もとい、中央通)入口。そこから北に三軒目か四軒目の雑居ビルの二階にあるスコッチバーで、名前はK's Barです。なんてこと書いてたら、口ん中に唾が溜ってきたゾ。どうしよう・・・
「鯨」と「ハギス」と。さて、どちらを先にいたしましょうか?
まだまだ先の話ですが。
この際、どちらでも・・・
おまかせいたします!